2022年06月02日

和歌山市、地域バスの実証実験を6地域で実施

和歌山市は今日、和歌山市公共交通政策推進協議会の会議を開き、今年度市内6地域で地域バスの実証実験をおこなう一方、現在運行されている地域バスの運営支援をおこなうことを決定しました。6月市議会に予算案が上程されることになっています。

本来ならば、この会議に本ブログ管理人も出席する予定だったのですが、先約の会議とバッティングしてしまい出席できませんでしたので詳細は後日の市からの記者発表を待つこととして、今日発表された報道資料に運行エリアについて言及があります。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/043/504/20220530-1.pdf

これをみると過去にも実証運行の実績がある木の本地区、湊地区、六十谷地区に加えて、川永地区、中之島地区、安原地区が候補地になっているようです。詳細の情報が入ればまたお知らせします。  
Posted by わかやま小町 at 21:14Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年04月11日

JR西日本、閑散線区の収支状況を公開

JR西日本は今日、管内の閑散線区の収支状況の資料を公開しました。
この間、山間部の閑散路線での存廃論議が活発になってきましたが、コロナ禍で旅客減少が相次ぎ「(人口減少等により)10年先と予想していた事態がいま起こっている状態」ともいわれています。今回、JR西日本としては、利用状況の情報開示をおこなうことで、地域公共交通機関としての役割の見直しの議論が高まることを期待しての発表とみられます。

今回開示の対象となったのは、「輸送密度」が2,000人/日未満の路線です。輸送密度とは「キロ1kmあたりの1日平均旅客輸送人員」のことで、旧国鉄では4,000人を下回ると存廃論議が行われる前提となっていた数値です。民営化されJRになって以降は都市部の高収益化やコスト削減、事業の複合化なども進み、4,000人未満でも存続できている路線が多くなっていますが、コロナ禍でJR各社とも赤字に落ち込んでおり、都市部の黒字で地方の赤字を穴埋めすること自体が困難になってきています。

さて、和歌山県内ではきのくに線の白浜-新宮間がその開示の対象となっています。

2017年から2019年の3年間の平均の数値が発表されており、経営実績を見ますと・・・
 収支率 19.0%
 営業係数 525(収入100円を得るのに525円の費用がかかっている)
 営業収入 6.7億円
 営業費用 35.4億円
 赤字額 28.6億円
 輸送密度は1987年の4123人が2019年に1085人と約1/4に減少

2018年から2020年の3年間平均では、2020年度のコロナ禍による減収が含まれるためさらに悪化します。
 収支率 15.5%
 営業係数 647(収入100円を得るのに647円の費用がかかる)
 営業収入 5.4億円
 営業費用 34.7億円
 赤字額 29.7億円
 輸送密度は1987年の4123人が2020年に608人と約1/7に減少

ちなみにここには管理費は含まれていませんので、管理費を含むとさらに悪化するとみられます。

単年度赤字額が30億円近くとなっていますが、近年の新型車両の価格が1両1~2億円(仕様や製造車両数により大きく異なりますが)といわれていますので、ざっくりいうと6両編成の特急電車が2本半程度製造できる額くらい、とお考えいただけると如何に大きな額かがご想像いただけるかと思います。

もちろん、区間ごとの収支が巨額の赤字だからといってすぐに存廃の議論につながるわけではなく、今日の和歌山県知事の記者会見でも「鉄道はネットワークを形成しているため、一部区間だけ取り出しての議論は適さない」という趣旨の発言があったようですし、国土交通省が3月に開いた地方の公共交通の在り方を探る研究会でも同様の意見が出ていたようです。

JR西日本和歌山支社ではこの区間に新型車両を投入しICカードを利用可能にしたほか、サイクルトレイン事業を開始し、乗客が漸増傾向に転じているとの報道もあり、決して手をこまねいているわけではありません。
しかし、高速道路の延伸(しかも新直轄区間で無料通行可能)、沿線の少子化の進展で、利用者数がさらに減ることは容易に想像できます。
また、管理人が実際に南紀地域のある自治体の方に聞いた話では「出張でも行き先によっては鉄道よりも公用車のほうが精算旅費が安くなるため、鉄道利用が許可されないことがある」そうで、行政も財政が厳しいなか、なかなか鉄道の利用喚起にはつなげられない事情もある模様です。

和歌山県としては、今回の発表も受けて、利用促進策をさらに進めたいということのようですが、(コロナ禍が落ち着く前提ですが)移動の際には鉄道を積極的に利用するインセンティブをどう付与できるかもカギになりそうです。

【参考】JR西日本の発表資料(PDF)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_local.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_sankou.pdf  
Posted by わかやま小町 at 23:04Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年03月31日

わか電、山東のたけのこ販売!

和歌山電鐵は、沿線のみかんに続く沿線特産品第2弾として、和歌山市山東(さんどう)地区のタケノコの販売を実施します。

山東のタケノコは料亭にも卸されているほど品質が高いとされています。この山東のタケノコ、朝掘りのものを「たま電車型オリジナルボックス」に入れて直送します。到着後涼しい場所で保管した場合、およそ48時間以内であればあく抜きが不要!とのことです。

販売は3月30日から4月28日まで、生育状況によりサイズはL~4Lのものが混じっていますが、1箱につき4kg入り。
税込み4,500円+送料でのお届けとなります。

たま駅長グッズショップ https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/ で取り扱い。240箱限定です。ご希望の方はお早めに。  
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2022年03月30日

JR西日本、運賃改定へ、ほか

■JR西日本、一部区間で運賃改定
 JR西日本は来年4月、「特定区間」と呼ばれる区間の一部で運賃を値上げすることを発表しました。
 和歌山県関連では、和歌山・紀伊中ノ島の各駅と、鶴ケ丘・南田辺・美章園・天王寺の各駅の間、六十谷-天王寺間が現行の870円から890円になるほか、通勤定期券運賃も改定となります。また、天王寺-紀伊などの一部区間の通勤6か月定期券の価格も変更になります。
 この「特定区間」は、他の鉄道会社と並行しているなどの理由で、運賃を他社並みに引き下げる特例を設けている区間を指します。和歌山-天王寺間は南海線と並行していることから、JRの通常の運賃体系と比べて割安な運賃が設定されています。現在、南海線の和歌山市-新今宮間が890円になるなどJRが南海線よりも割安になっていることから、南海線並みに引き上げて、少しでも収支改善を目指すものとみられます。


■きのくに線、サイクルトレイン拡大
 JR西日本は、きのくに線でのサイクルトレインの実施区間をこれまでの紀伊田辺-新宮間から、御坊-新宮間に拡大することを発表しました。
 今年4月1日以降、利用時間はこれまでと変わらず、平日は9時以降終電まで、土休日は終日となり、この区間を走る普通電車に予約なし・追加料金なしで自転 車の持ち込みができるようになります。

 これに合わせて、一部の駅ではスロープが整備されたほか、サイクルラックや記念写真スポットが設けられた駅もあります。また、特急くろしおなどと組み合 わせたモデルコースの設定など、より利用しやすくなりました。

詳細は和歌山県のプレスリリース、JRおでかけネットなどでご覧いただけます。
http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=35252
https://www.jr-odekake.net/railroad/kuroshio/  
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2022年03月22日

今年はリニューアル!わか電乗ってタケノコ狩り

和歌山電鐵さんからリリースをいただきました。
毎年春の恒例企画、「貴志川線に乗ってタケノコ掘り体験」がリニューアルして開催されることになりました。

4月17日(日)12:30に伊太祈曽駅集合。徒歩で、道の駅「四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」に移動してタケノコ狩りを楽しみます。

定員は30組100人(1組最高5名)で、3月26日(土)正午から和歌山電鐵ウェブサイト(http://www.wakayama-dentetsu.co.jp)内に開設されるエントリーフォームから受付開始。参加費は1組2,000円(保険料込み、伊太祈曽駅までの交通費は別途必要)で、1組につき貴志川線1日乗車券1枚と、たまニタマ缶ドロップス1缶、そしてFOOD HUNTER PARK内の産直市場お楽しみガチャ1回(ハズレなし)がついてきます。

なかなかに豪華な企画です。ぜひご参加を!  
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2022年02月20日

わか電、スマホ定期券に「通学1年定期」を追加設定

和歌山電鐵では昨年2月からスマホ向け無料アプリ「バスもり!」を活用した「スマホ定期券」を販売していますが、今年から通学専用の1年定期券をスマホ定期券専用で発売することを発表しました。

【購入可能期間】 毎年3月18日~4月30日
【定期有効期間】 毎年4月1日~翌年3月31日
【対象区間】 貴志川線内で完結する通学定期券(JR連絡定期は対象外)
【支払方法】 クレジットカード、コンビニ決済、支払秘書アプリのいずれか
【価格】
 190円区間 42,740円、250円区間 56,100円、320円区間 69,570円、370円区間 80,790円、410円区間 89,760円
 いずれも6か月定期を2回買うより安くなっています。なお大人用(中学生以上)のみの設定です。
 購入時には通学証明書と学生証等の写真のアップロードが必要となります。
【備考】乗車時・下車時にはスマホ画面を係員に提示することで利用可能。電池切れなどで表示できない場合は、通常運賃の支払いが必要になります。

和歌山市近辺で1年定期を導入するのは和歌山バス・和歌山バス那賀についで3社目。通学利用の増加につながればいいですね。  
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2022年01月25日

【追記あり】貴志川線で「リアル謎解きゲーム」!

【2022.1.28】和歌山県内で新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的とした「まん延防止等重点措置」の適用が事実上確実となったことから、本事業はいったん延期となりました。

 和歌山電鐵さんからリリースをいただきました。
 新型コロナ禍でどこか一堂に会してのイベントが困難ななか、それを逆手にとって、分散型イベントとして「リアル謎解きゲーム」を1月29日から参加費無料で開催することになったそうです。

【名 称】たま駅長と不思議なきっぷ
【開始日】1月29日(土)から、5000部用意されている参加キットがなくなるまで実施
【参加方法】
 (1)謎解きキットを入手する
  キットは和歌山駅9番ホーム(始発~終電)、伊太祈曽駅(9:00~17:30)、貴志駅(10:00~16:00)
 (2)和歌山駅9番ホームもしくは伊太祈曽駅乗車確認印を受領’(謎解きの途中で構いません)
 (3)和歌山・伊太祈曽・貴志駅と電車のなかにある手がかりを5つの謎を解いて、伊太祈曽駅の窓口にて答え合わせ。謎解きに成功するとクリア証がもらえます

【参加費】無料ですが、電車のなかにも手がかりがあることから、1日乗車券を利用して3駅を巡りながらチャレンジすることをお勧めします。所要時間は乗車時間を含め約2時間程度だそうです。

 詳細は1月29日から以下のウェブサイトで公開されるとのこと。
 https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/nazotoki

 和歌山県は新型コロナのオミクロン株の感染が拡大していますが、感染対策を万全にしながらめぐってみてくださいね。  
Posted by わかやま小町 at 22:54Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年01月13日

わか電、スマホで1日乗車券!

和歌山電鐵はスマートフォンを活用した「デジタル乗車券」の販売を開始します。リリースをいただきましたのでご紹介します。

まず第1弾として、明日14日17時から「スマホ1日乗車券」の取り扱いを開始します。
乗車する日の14日前から、クレジットカード決済で購入可能。金額は窓口購入の1日乗車券と同じ、大人800円、子ども400円。
アプリのダウンロードは不要で、ウェブアプリの画面を係員に提示するだけでOK。しかも利用開始期限までであれば手数料無料で払い戻しが可能になります。

何より事前決済が可能になりますので、途中駅から乗車する場合でもわざわざ下車時に買い求める必要もありません。遠方から来られる場合も和歌山駅窓口に並ぶ必要もなくスマートに乗車可能となります。

「1日乗車券以外への展開も検討中」とのこと。通勤定期券であれば同じ仕組みで購入できるのではないかな…とか思ったりしますが、さて。

購入サイトは本日からオープン。購入自体は明日の17時から可能となります。
https://wakayamadentetsu-ticket.jp/  
Posted by わかやま小町 at 20:56Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年01月12日

和歌山バス、増発改正

和歌山バスは1月22日にダイヤ改正を行うことを発表しました。

今回の改正では、前回改正で運行を休止した土休日運行の122系統(JR和歌山駅-和歌山城前-和歌浦口-マリーナシティ)の運行再開、休日運休となっていた44系統(南海和歌山市駅-本町2-JR和歌山駅-新手平-紀三井寺駅-医大病院)の運行再開、平日夕方の上り27系統(県庁前→JR和歌山駅)の増発など、増発がメインとなります。また一部路線で時刻変更が実施されます。

新型コロナウイルス感染症の拡大が落ち着いたことによる旅客流動に合わせた改正・・・のようなのですが、まさかの改正直前に新型コロナウイルス感染症が急速に再拡大するタイミングとなってしまいました。

交通事業者のダイヤ改正は企画から実施まで相当時間をかけるのが一般的。おそらく企画段階では和歌山県内の感染者数がごくわずかだったのではないかと思われます。少なくともダイヤ改正時には感染者数が減少トレンドに入っていることを願わずにいられません。

和歌山バスのリリースはこちら
https://www.wakayamabus.co.jp/news/kaisei20220122/  
Posted by わかやま小町 at 21:24Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年12月26日

来年はネコ年?わか電、恒例の駅長就任記念イベント

和歌山電鐵さんからリリースをいただきました。

来年の干支は寅。トラはネコ科、ということで、コロナ禍からの復活を期した駅長就任イベントの開催です。
名誉永久駅長のたまが駅長になってからもう15年になります。そして後を受け継いだニタマが駅長になってから10年の記念に、ニタマに辞令が交付されます。現在は執行役員、次は何になるのでしょうか。

2022年1月5日(水)12時過ぎから貴志駅前で開催。辞令交付後は貴志駅ホームのたま神社付近でニタマ・よんたまによる「たま駅長福銭」が参加者に頒布されます。  
Posted by わかやま小町 at 18:30Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年12月17日

JR西日本、来年3月12日ダイヤ改正発表、和歌山地区は減便傾向続く

JRグループは今日、来年3月12日のダイヤ改正の概要を発表しました。
今年10月のダイヤ改正よりもさらに減便・運転区間の縮小を図る一方、特急を全車指定席にすることで着席サービスの拡大と、接触機会の減少を図ることとしています。

和歌山地区の概要はこちらに掲載されています。和歌山駅発の予定ダイヤも掲載されています。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211217_05_wakayama.pdf

●阪和線
 朝のくろしお6号の運転時間が繰り下げ。
 朝の紀州路快速は和歌山-日根野間を快速運転していますが、和歌山発については全便が和歌山-日根野間各停になります(和歌山ゆきは朝の時間帯に数本快速運転が残ります)。また朝に和歌山発の区間快速が復活します。
 夕方は、和歌山-天王寺の全区間を快速運転する列車が相当削減されます(和歌山発は19時台まで運転なし、天王寺発は18時台まで運転なし)。

●きのくに線
 特急くろしおは全列車が座席指定車になります。
 日中の和歌山-湯浅間の区間運転列車を和歌山-箕島間に短縮。日中は箕島-御坊間が90分空く時間帯があります。
 和歌山発では9時台1本減便し、通学利用が多い17時台に1本増発。

●和歌山線
 平日ダイヤは和歌山発着が1.5往復削減。橋本-五条間も夕方を中心に減便となります。


 新型コロナウイルス感染症拡大とともに鉄道の利用者が大幅に減少したなか、JR西日本は利用実態に合わせた運送形態にすべく、今年3月、10月と相次いで減量ダイヤとしてきました。今回はひとまずの「仕上げ」の感がにじむ内容となっています。

 阪和線は、全線快速運転する列車を削減し、紀州路快速に集約する意図がみえます。先日管理人も平日夕方の天王寺発和歌山ゆきの快速電車を利用しましたが日根野以遠はガラガラでした。快速を原則は日根野止まりにして、和歌山方面は紀州路快速の利用という棲み分けを図るものと思われます。快速の本数が減ることで紀州路快速の所要時間短縮が見込めるというメリットもあります。

 賛否が分かれそうなのがくろしおの全車指定席可です。今回のダイヤ改正できのくに線でのJ-WESTチケットレスサービスが拡大し、指定席が格安で利用できるようになるため、この利用を促進し、利用者の利便性と駅業務の削減を図り、収益性の向上を確保するものとみられます。乗車率が100%を超えることもなくなるため車内環境の向上にもつながることを歓迎する向きもあります。
 ただ、クレジットカードをもっていない人や、インターネットの利用が苦手な人などにとっては特急列車利用のハードルが相当高くなることが考えられます。
 また和歌山県内では特急通勤をされている方も一定数いるため、当面は特急定期券を所持している方は空席に着席できる措置が取られますが、これらの方への施策が今後どうなるのか、JR西日本の取り組みに注目です。  
Posted by わかやま小町 at 21:40Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年11月26日

きのくに線サイクルトレイン通年化! ほか

JR西日本は11月24日、きのくに線紀伊田辺-新宮間で実証実験を実施していたサイクルトレインを来年1年間は通年実施とすることを発表しました。

9月から開始した実験では、平日は9時~17時、土休日は終日、紀伊田辺-新宮間の普通電車で予約不要・手回り品料金不要で自転車を電車に載せることができることとができるようにしています。11月15日までの2ヶ月半に1,000人を超える利用があり、好評だったことから、実証実験期間終了後の来月1日から、来年年末までの通年実施することにしたということです。

通年実施にあたり、平日は9時以降最終電車まで拡大するほか、比較的混雑する電車を明示したり、乗車方法の案内を改善したりといった対策も実施します。

詳しくはこちらをご覧ください(PDF・1.9MB)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211124_01_cycletrain.pdf


和歌山バスは新型コロナウイルス感染症の減少にともない、夜行高速バスの和歌山-千葉線の運行を12月17日から再開すると発表しました。なお、大阪-鎌倉間は引き続き運休となります。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/chibasaikai20211124/

そして12月から、和歌山バスのバスロケーションシステムで車内混雑状況がわかるようになります。特に夕方の上り方面では帰宅する学生・会社員が集中するとバスが団子運転になってしまうことがあり、遅延の原因にもなります。混雑状況がわかるとあらかじめ後のバスに乗車するようにする、などの対策が取れますから、より便利になりますね。
※ これ、どうやって混雑状況を把握し発信するのか興味あります。。。  
Posted by わかやま小町 at 21:35Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年11月18日

わか電、貴志川線沿線みかんの産直販売を開始!

和歌山電鐵では、昨日から、沿線で収穫されたみかんの産直をネットショップ限定で開始しました。
和歌山はみかんどころではありますが、そのなかでも貴志駅にみかんを納品していた「よけそ農園」産で手作業で仕分けられたみかん4kgを、たま電車の模様がプリントされた化粧箱、それに緩衝材を兼ねた(?)猫の爪とぎつき。

化粧箱は使い終わったら、形に沿って切り取ればミニたま電車の出来上がり。猫の爪とぎをそこに敷けば猫の居場所に早変わり!
ということでそのあたりの模様は和歌山放送のウェブニュースの写真をご参考に・・・
https://news.wbs.co.jp/166199

税込み4,500円で販売中、くわしくはネットショップをご参照ください。なかなかいいですぞ。。。
https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/lp/21  
Posted by わかやま小町 at 20:55Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年11月01日

和歌山市、地域バス実証運行開始

和歌山市は今日11月1日から12月28日まで、市内3地区で地域バス・乗り合いタクシーの実証運行を実施します。
昨年度実施が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期されていたもので、2ヶ月の実証運行の結果を元に本格運行に向けた検討が行われます。

【湊地区】湊文化会館-ガーデンパーク-南海和歌山市駅
【有功地区】やまびこ公園-オークワ六十谷店-JR六十谷駅
【木本地区】緑ヶ丘-労災病院-南海八幡前駅

このうち、湊地区は、南海和歌山市駅と御膳松を結んでいた和歌山バス80系統、木本地区は南海和歌山市駅と木の本・ふれあいの郷を結んでいた和歌山バス76系統をベースに、少し細い路地をカバーすることで、路線バス時代以上に住民の交通手段を確保する意味合いも含まれています。

運行ルートはこちらの和歌山市プレスリリースをご覧ください。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/041/065/2021102803.pdf  
Posted by わかやま小町 at 19:22Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年10月29日

貴志川線"まるごと体験"まつり

和歌山電鐵では開業以来ほぼ毎年「貴志川線まつり」が開かれてきました。
西貴志コミュニティセンターで開催されたこともありますが、ほとんどが伊太祈曽駅・伊太祁曽神社で開催され、毎回多くの来場者で賑わっていました…が、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、開催が見送られてきました。

主催の貴志川線運営員会では、完全事前予約制の形で「貴志川線"まるごと体験"まつり」を久々に開催することになり、今日、その概要が発表されました。
https://wakayama-dentetsu.hp.peraichi.com/marugoto_taiken

開催日:11月14日(日)
場所:伊太祈曽駅構内

主な催し
●車庫&洗車体験ミニツアー(モーターカー体験コース・車掌体験コース)
●ヘッドマーク作り体験
●盆ラマ®作り体験(ワークショップ)

11月1日より上記ウェブサイトで申し込みの受付が行われることになっています。  
Posted by わかやま小町 at 22:04Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年10月26日

和歌山県、昨年度版の公共交通機関資料集を公開

和歌山県総合交通計画課は今週、昨年度の県内公共交通機関資料集を公開しました。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/book_d/fil/shiryoshu.pdf

鉄道・バス・フェリーの昨年度の利用状況が一覧で確認できます。

気になる新型コロナの影響ですが、鉄道ではどうでしょうか。

和歌山県域のJR線の年間利用客数は以下の通り。
★阪和線 4,438千人(前年度比▲22.2%)
★和歌山線 7,204千人(前年度比▲13.5%)
★紀勢本線 25,292千人(前年度比▲21.8%)

和歌山県域の南海線の年間利用客数は以下の通り。
★南海線 4,329千人(前年度比▲28.6%)
★和歌山港線 95千人(前年度比▲45.4%)
★加太線 4,065人(前年度比▲20.9%) 
★高野線 3,095千人(前年度比▲35.4%) 

和歌山電鐵の1日あたり利用客数は以下の通り
1,422千人(前年度比▲21.0%)

・・・と軒並み大幅な減少となっていました。

路線バスについては、新型コロナの影響がさらに大きいと思われるのですが、調査が行き届いていないのかどうかは不明ですが、乗車密度(1kmあたり乗客数)については前年度と同じ数値の路線が多く、昨年3月のデータが準用されている箇所も多く、あまり参考にならないかもしれません…。  
Posted by わかやま小町 at 22:54Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年10月21日

わか電、おも電備品をオークションへ!

現在、「たま電車ミュージアム号」に改造工事中の元・おもちゃ電車。
おも電で使われていた実際の座席がインターネットオークションに出品されています。
見た感じ、ほとんどのタイプの座席が1式ずつ出品されているようにみえます。
現在入札中で、今月29日13時締め切り。落札者は直接伊太祈曽駅に取りに行くことになっています。
https://form.run/@wakayama-dentetsu-1633658288

また、密かな人気となっている「沿線グラス」にわか電バージョンが登場。交通センター前駅以東の駅名と猫の足跡があしらわれた200個限定。
10月24日から販売開始となります。
写真がおしゃれなんだな、これが。
https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2021/10/20/ensen_glass/  
Posted by わかやま小町 at 19:58Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年10月14日

南海も話題もりだくさん!

南海電鉄では、人気キャラクター「すみっコぐらし」とのコラボが行われています。
空港特急ラピート1編成、高野線一般車両1編成に加えて、加太線の「めでたいでんしゃ・なな」にもすみっコぐらしのキャラがコラボされているほか、和歌山市駅ホームにも???
https://otent-nankai.jp/feature/sumikko/index.html

加太線の「めでたいでんしゃ」第4弾は「かしら」。真っ黒な車体は、長い冒険からかえってきた、めでたいでんしゃ さちの兄「かしら」で、和歌山市出身のHYDEさんのイメージもふんだんに盛り込まれています。
まぁいろんな趣向があって、片道だけでは探しきれないかも。
http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/210728_2.pdf

そして高野山ではスマホひとつで旅行ができる「KiiPass」の実証実験が11月末までの予定でスタートしています。高野山までの電車のきっぷ、山内の路線バス、高野山内の各種施設の入場券などを事前に決済・購入しておくと、あとはスマートフォンをかざせば利用可能。ちょっとした近未来の体験ができるかも。
https://kii-pass.com/koyasan/  
Posted by わかやま小町 at 22:00Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年10月14日

紀の国トレイナート2021&サイクルトレインの話題

秋のきのくに線の風物詩となった「紀の国トレイナート」。昨年は新型コロナの影響で中止になり、今年が実は最終年度となります。
今月末から和歌山県内で国民文化祭「紀の国わかやま文化祭」が開かれることもあり、その関連イベントにも位置づけられています。既に各駅周辺のアート作品の制作は始まっており、随時Facebookページなどでその模様が紹介されています。
また、11月6日には御坊発新宮ゆきの臨時列車の運転が発表されています。

紀の国トレイナートのFacebookページ
https://www.facebook.com/kinokunitrainart
臨時列車の時刻はこちら
https://www.westjr.co.jp/press/article/2021/10/page_18671.html

トレイナート名物?のデザイン列車の募集は既に締め切られています。
今回は初めて新型227系電車にラッピングされる予定。こちらも楽しみですね。


きのくに線では紀伊田辺-新宮間の普通電車で輪行袋不要で自転車を電車に積み込めるサイクルトレインの実証実験を11月末まで、平日の9時~17時、土休日は終日実施中。ゴムなど固定できるものを持参していれば運賃のみで利用できます。

和歌山県の沿岸のサイクリングにもぜひご活用を。  
Posted by わかやま小町 at 21:45Comments(0)和歌山交通ニュース

2021年10月14日

たま電車ミュージアム号、12月4日運行開始決定

新型コロナウイルス感染症の第5波もようやく落ち着いてきまして、公共交通機関もまた少しずつ利用客が増えてきているように感じます。
この間ほとんど投稿できていませんでしたが、わか電、JR西日本、南海電鉄の情報を続けてご紹介します。
感染対策を十分になさっておでかけくださいね。


今日10月14日は鉄道の日。この日に合わせて、貴志川線和歌山駅ホームにある時計に耳とヒゲがつきました。
この時計は、貴志川線の未来をつくる会が和歌山電鐵に寄贈したものですが、わか電の小嶋社長の発案で猫を模した耳とヒゲをつけ「猫時計」に模様替え。今日お昼前にお披露目がおこなわれました。
詳しくは「つくる会」のFacebookページ、わか電ウェブサイトでどうぞ。
https://www.facebook.com/tamaden/
https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2021/10/14/211014/

またこの場で、おもちゃ電車を再改造して登場予定の「たま電車ミュージアム号」が12月3日に完成、翌4日から営業運転に入ることが発表されました。事前のイメージパースでは、2270系電車初のクロスシートのようなもの、トリックアートのようなものが描かれていましたが、実際はどうなるのでしょうか・・・?


また、ニタマが勲公爵になったことを記念した硬券入場券セット(全駅の入場券14枚と専用台紙つきで2,800円、もちろん水戸岡鋭治さん監修)、ニタマ卿クリアファイル(1枚330円)の発売も開始されています。
https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2021/10/12/nitamakyo_merchandise/  
Posted by わかやま小町 at 21:30Comments(0)和歌山交通ニュース