2023年08月01日
【速報】和歌山バス、8月2日から路線バス一部運休
和歌山バスは、複数の乗務員が新型コロナウイルスに感染し、路線バス運行に必要な乗務員数を確保することが困難となったことから、8月2日より平日の路線バスの一部を運休することを発表しました。
運休する便の一覧はこちらにあります。
https://www.wakayamabus.co.jp/news/unkyu20230731/
ラッシュの時間帯は極力避けているようにみられます。多くの学校が夏休みに入っていることもあり、通学への影響は少ないかと思いますが、8月1日16時現在、路線検索にはこの運休は反映されていませんので、ご注意ください。
運休する便の一覧はこちらにあります。
https://www.wakayamabus.co.jp/news/unkyu20230731/
ラッシュの時間帯は極力避けているようにみられます。多くの学校が夏休みに入っていることもあり、通学への影響は少ないかと思いますが、8月1日16時現在、路線検索にはこの運休は反映されていませんので、ご注意ください。
2023年07月23日
和歌山市内路線バス廃止の動き その後
4月下旬に和歌山市の会議にて、和歌山市内の路線バスの一部区間を9月末で廃止する方針が示された件の続報です。
和歌山バスと和歌山市などとの協議が行われ、和歌山市が6月市議会に提案した補正予算に運行補助金が盛り込まれ、雑賀崎循環線、六十谷線、鳴神線の3路線については、運行ダイヤの見直し、利用促進に取り組むことなどを条件に存続に舵を切ったようです。
栄谷線89系統についてはこのような話はなく、現状では9月末の廃線が濃厚です。
和歌山地区に限らず、全国の路線バス事業者はコロナ禍や燃料費高騰などの影響で経営が非常に厳しくなっており、地域によっては運転士不足を原因とした減便も行われています。
運転士不足の要因としては厳しい労働環境、賃金の低さが指摘されていますが、賃金を引き上げようとすると運賃の値上げを行わざるを得ず、悩ましい状態となっています。
和歌山県内では、橋本市と高野山を営業エリアとする南海りんかんバスが約20%の運賃引き上げを申請しているほかは現時点では値上げの動きはありません。和歌山バス・和歌山バス那賀では、消費税率改定を除けば、少なくとも四半世紀以上運賃改定は行われていません。しかし、両者とも通年運転士を募集しており、人員不足がたいへん厳しい状態であることがうかがえます。
利用者としては、路線維持のための運賃値上げを受け入れざるを得ない時期もやってくるかもしれません。
和歌山バスと和歌山市などとの協議が行われ、和歌山市が6月市議会に提案した補正予算に運行補助金が盛り込まれ、雑賀崎循環線、六十谷線、鳴神線の3路線については、運行ダイヤの見直し、利用促進に取り組むことなどを条件に存続に舵を切ったようです。
栄谷線89系統についてはこのような話はなく、現状では9月末の廃線が濃厚です。
和歌山地区に限らず、全国の路線バス事業者はコロナ禍や燃料費高騰などの影響で経営が非常に厳しくなっており、地域によっては運転士不足を原因とした減便も行われています。
運転士不足の要因としては厳しい労働環境、賃金の低さが指摘されていますが、賃金を引き上げようとすると運賃の値上げを行わざるを得ず、悩ましい状態となっています。
和歌山県内では、橋本市と高野山を営業エリアとする南海りんかんバスが約20%の運賃引き上げを申請しているほかは現時点では値上げの動きはありません。和歌山バス・和歌山バス那賀では、消費税率改定を除けば、少なくとも四半世紀以上運賃改定は行われていません。しかし、両者とも通年運転士を募集しており、人員不足がたいへん厳しい状態であることがうかがえます。
利用者としては、路線維持のための運賃値上げを受け入れざるを得ない時期もやってくるかもしれません。
2023年07月13日
和歌山の交通の話題
この間の和歌山都市圏の公共交通の話題をまとめて。
★和歌山市議会 補正予算可決、地域バス新規運行へ
和歌山市議会の6月定例会は今日、補正予算案を可決しました。この補正予算には、有功地区と木本・西脇地区の2地区での地域バス本格導入、
川永地区の地域バスの再実験の予算が盛り込まれていることから、これらの事業も具体的に始まるものとみられます。
★和歌山電鐵 謎解きゲーム第2弾
和歌山電鐵は昨年夏に「リアル謎解きゲーム」を開催し、700名を超える参加者がいたそうですが、今年度も実施が決定。
昨年と同じ、7月21日から9月30日まで実施されます。
またニタマ駅長が体調不良のため7月5日から勤務から外れています。体調は順調に回復しているとのことで、今のところ、あと1週間ほどで復帰できる見通しだとのことです。一気に暑くなったので無理のないように…
★和歌山バス、USJ行き高速バスを休止へ
和歌山バスでは和歌山駅東口からUSJに向かう高速バスを運行していましたが、今月23日の運行をもって終了することを明らかにしました。
朝イチからの入場に乗り換えなしで行くことができるダイヤだったのですが、振るわなかったようです。。。
★和歌山市議会 補正予算可決、地域バス新規運行へ
和歌山市議会の6月定例会は今日、補正予算案を可決しました。この補正予算には、有功地区と木本・西脇地区の2地区での地域バス本格導入、
川永地区の地域バスの再実験の予算が盛り込まれていることから、これらの事業も具体的に始まるものとみられます。
★和歌山電鐵 謎解きゲーム第2弾
和歌山電鐵は昨年夏に「リアル謎解きゲーム」を開催し、700名を超える参加者がいたそうですが、今年度も実施が決定。
昨年と同じ、7月21日から9月30日まで実施されます。
またニタマ駅長が体調不良のため7月5日から勤務から外れています。体調は順調に回復しているとのことで、今のところ、あと1週間ほどで復帰できる見通しだとのことです。一気に暑くなったので無理のないように…
★和歌山バス、USJ行き高速バスを休止へ
和歌山バスでは和歌山駅東口からUSJに向かう高速バスを運行していましたが、今月23日の運行をもって終了することを明らかにしました。
朝イチからの入場に乗り換えなしで行くことができるダイヤだったのですが、振るわなかったようです。。。
2023年06月21日
和歌山市、地域バスを2地区で新規本格導入へ
昨年度6地域で地域バスの実証運行をおこなった和歌山市は、有功地区と木本・西脇地区の2地区で地域バスを本格導入する方針を決め、必要な予算を6月定例市議会に提案しました。
川永地区については、最も多くの乗客があったスーパーセンターイズミヤ紀伊川辺店が今年春に閉店したことにともない実証運行を再度実施します。同店跡には今年中に「カインズ」と「スーパー万代」の出店が決まっており、今後の旅客流動が注目されます。
紀三井寺地区の地域バスと加太地区のデマンドタクシーについても補助制度が一部見直されることになっています。
川永地区については、最も多くの乗客があったスーパーセンターイズミヤ紀伊川辺店が今年春に閉店したことにともない実証運行を再度実施します。同店跡には今年中に「カインズ」と「スーパー万代」の出店が決まっており、今後の旅客流動が注目されます。
紀三井寺地区の地域バスと加太地区のデマンドタクシーについても補助制度が一部見直されることになっています。
2023年06月15日
たま命日+世界初開発な商品お披露目
来週木曜日、6月22日は初代たま駅長が神様になった日。8周年となります。
今年も貴志駅で式年祭が執り行われることになりました。
同時に、和歌山の「梅の種」を使った商品にかかわっている企業が開発した「脱臭梅」の取り扱いを和歌山電鐵でおこなうことになり、そのお披露目も行われます。
これは、従来なら廃棄される梅の種を使ったネコ砂で、化学物質は一切不使用。使用後は燃えるゴミとして捨てることができるほか、土に混ぜれば微生物によって土に分解。トイレに流すことも可能だそうです。
式年祭は6月22日木曜の11時過ぎから。小嶋社長、ニタマ・よんたま、脱臭梅の開発を手掛けた株式会社センターバレイの担当者が貴志駅に集まり挙行されます。
猫駅長が環境配慮に役立つかも???
今年も貴志駅で式年祭が執り行われることになりました。
同時に、和歌山の「梅の種」を使った商品にかかわっている企業が開発した「脱臭梅」の取り扱いを和歌山電鐵でおこなうことになり、そのお披露目も行われます。
これは、従来なら廃棄される梅の種を使ったネコ砂で、化学物質は一切不使用。使用後は燃えるゴミとして捨てることができるほか、土に混ぜれば微生物によって土に分解。トイレに流すことも可能だそうです。
式年祭は6月22日木曜の11時過ぎから。小嶋社長、ニタマ・よんたま、脱臭梅の開発を手掛けた株式会社センターバレイの担当者が貴志駅に集まり挙行されます。
猫駅長が環境配慮に役立つかも???
2023年05月28日
ニタマ駅長、「痴漢・盗撮撲滅大使」に
既に報道でご存じの方もおいでかと思いますが、5月24日にニタマ駅長が和歌山県警から「痴漢・盗撮撲滅大使」の委嘱を受けました。
任期は2年で、広報活動の協力をおこなうとのことです。
委嘱式には、和歌山電鐵の小嶋社長、和歌山県警察本部人身安全対策課の西田課長、そして和歌山県警のマスコットきしゅう君が参加。犬とネコが相対したんですね。
委嘱式終了後は、警察と学生ボランティア、きしゅう君、たま駅長代理(着ぐるみ)による啓発活動が和歌山駅中央口で開催されました。
レポートがウェブサイトに掲載されていますが、「身の引き締まる思いニャゴ」・・・?語尾が「にゃんご」じゃない!というところに反応してしまいました。。。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2023/05/25/nitama-2/
今日付けの日経新聞朝刊で、地域鉄道会社の苦境が記事として取り上げられています。人口減少やコロナ禍による売り上げ減少で鉄道インフラの老朽化が進んでいること、コロナ前の水準には戻らないと考えている事業者が多いこと、運賃値上げを2割の会社が検討しているとのことなどが取り上げられています。
今年春からJR東日本が「オフピーク定期券」の導入を始めるなど、時間帯により運賃を変える「ダイナミックプライシング」の導入が徐々に始まり始めています。この是非を全国の鉄道事業者に問うたところ、2社が検討の余地ありとし、このうち1社が和歌山電鐵だったそうです。「深夜バスや深夜タクシーに割増運賃制度があり、鉄道にないのはどうか」とのこと。そう言われてみればそうですよね・・・
任期は2年で、広報活動の協力をおこなうとのことです。
委嘱式には、和歌山電鐵の小嶋社長、和歌山県警察本部人身安全対策課の西田課長、そして和歌山県警のマスコットきしゅう君が参加。犬とネコが相対したんですね。
委嘱式終了後は、警察と学生ボランティア、きしゅう君、たま駅長代理(着ぐるみ)による啓発活動が和歌山駅中央口で開催されました。
レポートがウェブサイトに掲載されていますが、「身の引き締まる思いニャゴ」・・・?語尾が「にゃんご」じゃない!というところに反応してしまいました。。。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2023/05/25/nitama-2/
今日付けの日経新聞朝刊で、地域鉄道会社の苦境が記事として取り上げられています。人口減少やコロナ禍による売り上げ減少で鉄道インフラの老朽化が進んでいること、コロナ前の水準には戻らないと考えている事業者が多いこと、運賃値上げを2割の会社が検討しているとのことなどが取り上げられています。
今年春からJR東日本が「オフピーク定期券」の導入を始めるなど、時間帯により運賃を変える「ダイナミックプライシング」の導入が徐々に始まり始めています。この是非を全国の鉄道事業者に問うたところ、2社が検討の余地ありとし、このうち1社が和歌山電鐵だったそうです。「深夜バスや深夜タクシーに割増運賃制度があり、鉄道にないのはどうか」とのこと。そう言われてみればそうですよね・・・
2023年05月09日
貴志川線に乗ってじゃがいも掘り開催!
貴志川線沿線の収穫イベントでもダントツの人気を誇るじゃがいも掘り、今年も開催が決定しました。
【開催日】 6月3日(土)
【集合時間】 10:00、10:30、11:00、11:30の4回
【集合場所】 貴志川線甘露寺前駅
【定員】 各回55名
【参加費】 中学生以上1人1,000円(貴志川線1日乗車券プレゼントつき)、小学生は無料。小学生未満は無料でじゃがいもの割り当てはありません。なお、会場までの鉄道運賃は各自負担。
【参加条件】 会場までは貴志川線のご利用をお願いします。駐車場はありません。
【参加申し込み】 5月13日(土)9時より、和歌山電鐵ウェブサイト(http://www.wakayama-dentetsu.co.jp)内申し込みフォームで受け付けます。
【備考】 会場は休耕田を有効活用するため、長原北・鳥居地域資源保全会が提供した土地で、貴志川線の未来をつくる会、和歌山電鐵とともに毎年じゃがいもの栽培に取り組んでいます。
毎回、ご近所におすそ分けできるくらいのじゃがいもが収穫できます。ぜひご参加ください。
【開催日】 6月3日(土)
【集合時間】 10:00、10:30、11:00、11:30の4回
【集合場所】 貴志川線甘露寺前駅
【定員】 各回55名
【参加費】 中学生以上1人1,000円(貴志川線1日乗車券プレゼントつき)、小学生は無料。小学生未満は無料でじゃがいもの割り当てはありません。なお、会場までの鉄道運賃は各自負担。
【参加条件】 会場までは貴志川線のご利用をお願いします。駐車場はありません。
【参加申し込み】 5月13日(土)9時より、和歌山電鐵ウェブサイト(http://www.wakayama-dentetsu.co.jp)内申し込みフォームで受け付けます。
【備考】 会場は休耕田を有効活用するため、長原北・鳥居地域資源保全会が提供した土地で、貴志川線の未来をつくる会、和歌山電鐵とともに毎年じゃがいもの栽培に取り組んでいます。
毎回、ご近所におすそ分けできるくらいのじゃがいもが収穫できます。ぜひご参加ください。
2023年04月27日
和歌山バス、一部路線の廃止を表明+和歌山市地域バスの動き
和歌山バスは今年10月1日に路線の一部を廃止することを近畿運輸局に申請し、4月18日に公示されました。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/info/jikou/jiankouji.html
・・・の「近運自一公示第1号(令和5年4月18日付け)」です。
今回、廃止する予定の区間として挙げられたのは以下の区間です。
・雑賀崎循環線(30・33系統)長路~雑賀崎~新和歌浦
・鳴神線(90・94系統)黒田~JR和歌山駅東口~紀伊風土記の丘
・六十谷線(83・84系統)梶取~楠見小学校前、垂井~川永団地
・栄谷線(89系統)次郎丸~楠見小学校前
4月27日に開かれた「和歌山市地域公共交通会議」でもこの件が協議事項として取り上げられました。
和歌山バス側は(1)人口減少・少子化による利用減、(2)新型コロナの影響、(3)燃料高騰やドライバー不足などを要因とした判断であるとしながらも、市内の公共交通ネットワークはできるだけ維持していきたい姿勢を表明。これに対して和歌山市は、観光客の誘客を目指す雑賀崎、改めて開発計画を進めることが決まっているJR和歌山駅東口からバス路線がなくなるのはできるだけ避けたいという意思表示をおこない、県庁や近畿運輸局等も交えた協議を続け、何らかの対策がとれないか検討することになりました。
なお今回の申請では、雑賀崎循環線のみが通る水軒口-西浜間、六十谷線のみが通る楠見行者前-六十谷間は廃止対象外となっているほか、栄谷線の代替路線として、現在休止中の和歌山大学直行線(79系統)の一部である和歌山大学前駅東口から第二阪和国道を経由して楠見小学校前に至る区間が案として提示されています。
今後の協議を経てどうなるかは未知数ですが、上記のことからしますと、和歌山駅~日赤前~水軒口~西浜~新和歌浦、和大前駅~楠見小~近大附属校前~六十谷、といった運行系統の新設が視野に入っているとみられます。
27日の会議では、昨年実施された、和歌山市地域バスの実証運行の結果も発表されました。
昨年は有功、木本・西脇、川永、湊、安原、四箇郷の6地区で実証運行が実施されました。実証運行の結果、有功、木本・西脇、川永の3地区で本格運行に向けた動きが取れそうという判断になったといいます。しかし川永地区は、最も多くの乗降があったスーパーセンターイズミヤ紀伊川辺店が3月に閉店したことから、店舗の跡地の動向をみて検討を行うこととし、まず有功、木本・西脇の2地区での本格運行への準備を進めることとなりました。
これらの件については続報がありましたらお知らせします。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/info/jikou/jiankouji.html
・・・の「近運自一公示第1号(令和5年4月18日付け)」です。
今回、廃止する予定の区間として挙げられたのは以下の区間です。
・雑賀崎循環線(30・33系統)長路~雑賀崎~新和歌浦
・鳴神線(90・94系統)黒田~JR和歌山駅東口~紀伊風土記の丘
・六十谷線(83・84系統)梶取~楠見小学校前、垂井~川永団地
・栄谷線(89系統)次郎丸~楠見小学校前
4月27日に開かれた「和歌山市地域公共交通会議」でもこの件が協議事項として取り上げられました。
和歌山バス側は(1)人口減少・少子化による利用減、(2)新型コロナの影響、(3)燃料高騰やドライバー不足などを要因とした判断であるとしながらも、市内の公共交通ネットワークはできるだけ維持していきたい姿勢を表明。これに対して和歌山市は、観光客の誘客を目指す雑賀崎、改めて開発計画を進めることが決まっているJR和歌山駅東口からバス路線がなくなるのはできるだけ避けたいという意思表示をおこない、県庁や近畿運輸局等も交えた協議を続け、何らかの対策がとれないか検討することになりました。
なお今回の申請では、雑賀崎循環線のみが通る水軒口-西浜間、六十谷線のみが通る楠見行者前-六十谷間は廃止対象外となっているほか、栄谷線の代替路線として、現在休止中の和歌山大学直行線(79系統)の一部である和歌山大学前駅東口から第二阪和国道を経由して楠見小学校前に至る区間が案として提示されています。
今後の協議を経てどうなるかは未知数ですが、上記のことからしますと、和歌山駅~日赤前~水軒口~西浜~新和歌浦、和大前駅~楠見小~近大附属校前~六十谷、といった運行系統の新設が視野に入っているとみられます。
27日の会議では、昨年実施された、和歌山市地域バスの実証運行の結果も発表されました。
昨年は有功、木本・西脇、川永、湊、安原、四箇郷の6地区で実証運行が実施されました。実証運行の結果、有功、木本・西脇、川永の3地区で本格運行に向けた動きが取れそうという判断になったといいます。しかし川永地区は、最も多くの乗降があったスーパーセンターイズミヤ紀伊川辺店が3月に閉店したことから、店舗の跡地の動向をみて検討を行うこととし、まず有功、木本・西脇の2地区での本格運行への準備を進めることとなりました。
これらの件については続報がありましたらお知らせします。
2023年04月27日
たま写真集4月29日発売!
4月29日は、和歌山電鐵躍進の立役者の一人である、たま名誉永久駅長の誕生日。
毎年イベントが開催されていますが、今年は広報担当の山木さんが撮りためたなかから選りすぐりの写真が収められた写真集「たま駅長 貴志川線~sweetmemories~にゃん!」がこの日から発売されることになりました。
4月29日11:10から、貴志駅構内で小嶋社長、ニタマ駅長、よんたま駅長が出席したお披露目会が開催されます。この時間帯に貴志駅で写真集を購入される方には「たま駅長肉球実印」がプレゼントされるとのこと。
またこの日から5月14日まで、写真集掲載の写真からたま、ニタマ、よんたま、美宇、SUNたまたま、黑の助の写真合わせて18枚を貴志駅構内で展示。連休中はぜひ電車でお出かけください。
写真集はA5判オールカラー76ページで1,300円(税込)。
和歌山電鐵の伊太祈曽駅、貴志駅、ネットショップのほか、和歌山市内の宮脇書店(和歌山店、ロイネット店)、WAY書店(オークワ本社店、高松店、ガーデンパーク和歌山店)、蔦屋書店(市民図書館店)、未来屋書店(和歌山店)、くまざわ書店(和歌山MIO店)の8店舗で4月29日以降順次発売されます。
毎年イベントが開催されていますが、今年は広報担当の山木さんが撮りためたなかから選りすぐりの写真が収められた写真集「たま駅長 貴志川線~sweetmemories~にゃん!」がこの日から発売されることになりました。
4月29日11:10から、貴志駅構内で小嶋社長、ニタマ駅長、よんたま駅長が出席したお披露目会が開催されます。この時間帯に貴志駅で写真集を購入される方には「たま駅長肉球実印」がプレゼントされるとのこと。
またこの日から5月14日まで、写真集掲載の写真からたま、ニタマ、よんたま、美宇、SUNたまたま、黑の助の写真合わせて18枚を貴志駅構内で展示。連休中はぜひ電車でお出かけください。
写真集はA5判オールカラー76ページで1,300円(税込)。
和歌山電鐵の伊太祈曽駅、貴志駅、ネットショップのほか、和歌山市内の宮脇書店(和歌山店、ロイネット店)、WAY書店(オークワ本社店、高松店、ガーデンパーク和歌山店)、蔦屋書店(市民図書館店)、未来屋書店(和歌山店)、くまざわ書店(和歌山MIO店)の8店舗で4月29日以降順次発売されます。
2023年02月28日
1月2月の交通ニュース
2か月投稿がご無沙汰になっておりました・・・。
ここ最近のニュースからピックアップします。
★和歌山バス、USJゆき高速バスを和歌浦口発、JR和駅・南海市駅・りんくうタウン経由に
和歌山バスが昨年から土休日のみ運行を開始した、JR和歌山駅東口発、USJゆきの高速バスですが、3月4日から和歌浦口始発、空港リムジンバスと同じ停留所を経由してJR和歌山駅東口へ、そこから南海和歌山市駅に戻り、りんくうタウン駅前を経由してUSJに向かうという変則的なルートになります。りんくうタウンに寄ることもあり、USJまでの所要時間は15分伸びますが、JR特急くろしおが西九条駅通過になることから、それでもこの高速バスのほうが全般的に速い、ということになりそうです。
https://www.wakayamabus.co.jp/news/usjkaisei20230304/
★和歌山バス、交通案内に運行情報を追加
和歌山バスの運賃・ルート検索サイト「わかやま交通案内」に2月27日、「バス接近情報」機能が追加されました。任意のバス停・乗り場を選択すると、そのバス停に近づいているバスの情報・混雑具合がわかるようになっています。これまでバスロケーションシステムのみでの提供だったリアルタイム運行情報と車内混雑情報がこちらのサイトでもわかるようになり、より便利になりました。
https://transfer.navitime.biz/wakayamabus/pc/map/Top
なお、管理人がいくつかのバス停で試してみたところ、運行しているバスはあるはずの時間帯なのに表示されないことがあるような気がしています…(ちなみに当該のバスが始発停留所を出発する前の場合は当然のことながら表示されません)。
和歌山バスでは国際的なバス情報フォーマットであるGTFS-RTでこれらの情報を配信していることから、個人的にOpen Street Map上にバス情報を表示するサービスを提供したり、iOS向けのバス情報配信アプリを開発している方もみられますね。
★和歌山バス那賀、南海ウイングバス重複区間で運賃改定
明日3月1日から、和歌山バス那賀の岩出樽井・りんくう、粉河熊取各線の南海ウイングバスと路線が重複する区間で、ウイングバスの運賃改定に合わせる形で概ね10円~20円の値上げの運賃改定が実施されます。
ここ最近のニュースからピックアップします。
★和歌山バス、USJゆき高速バスを和歌浦口発、JR和駅・南海市駅・りんくうタウン経由に
和歌山バスが昨年から土休日のみ運行を開始した、JR和歌山駅東口発、USJゆきの高速バスですが、3月4日から和歌浦口始発、空港リムジンバスと同じ停留所を経由してJR和歌山駅東口へ、そこから南海和歌山市駅に戻り、りんくうタウン駅前を経由してUSJに向かうという変則的なルートになります。りんくうタウンに寄ることもあり、USJまでの所要時間は15分伸びますが、JR特急くろしおが西九条駅通過になることから、それでもこの高速バスのほうが全般的に速い、ということになりそうです。
https://www.wakayamabus.co.jp/news/usjkaisei20230304/
★和歌山バス、交通案内に運行情報を追加
和歌山バスの運賃・ルート検索サイト「わかやま交通案内」に2月27日、「バス接近情報」機能が追加されました。任意のバス停・乗り場を選択すると、そのバス停に近づいているバスの情報・混雑具合がわかるようになっています。これまでバスロケーションシステムのみでの提供だったリアルタイム運行情報と車内混雑情報がこちらのサイトでもわかるようになり、より便利になりました。
https://transfer.navitime.biz/wakayamabus/pc/map/Top
なお、管理人がいくつかのバス停で試してみたところ、運行しているバスはあるはずの時間帯なのに表示されないことがあるような気がしています…(ちなみに当該のバスが始発停留所を出発する前の場合は当然のことながら表示されません)。
和歌山バスでは国際的なバス情報フォーマットであるGTFS-RTでこれらの情報を配信していることから、個人的にOpen Street Map上にバス情報を表示するサービスを提供したり、iOS向けのバス情報配信アプリを開発している方もみられますね。
★和歌山バス那賀、南海ウイングバス重複区間で運賃改定
明日3月1日から、和歌山バス那賀の岩出樽井・りんくう、粉河熊取各線の南海ウイングバスと路線が重複する区間で、ウイングバスの運賃改定に合わせる形で概ね10円~20円の値上げの運賃改定が実施されます。
2022年12月24日
年末の和歌山都市圏交通機関の話題
この間発表されたリリースからいくつか抜粋してお届けします。
★JR西日本、きのくに線一部運休を実施
JR西日本は2023年2月9日木曜日、きのくに線の周参見-串本間を全面運休し、沿線の樹木の伐採を行うことを発表しました。特急列車は白浜-新宮間が運休、普通電車は周参見-串本間が部分運休となります。
一部区間とはいえ、終日運休して樹木の伐採を行うのは異例のことです。管理人の記憶ですが、この区間では沿線の樹木が列車運転に影響を及ぼすトラブルが発生したことがあるはずで、今後同様の事例が起きないように事前対策をするものと思われます。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2022/12/page_21530.html
★サイクルトレインは2023年も実施へ
きのくに線御坊以南の「サイクルトレイン」はさらに対象列車を拡大。学校の長期休暇期間の平日も全列車がサイクルトレインになります。また周参見駅の陸橋階段に今月、スロープが設置され、串本駅にも来春までにスロープが設置されます。
JR西日本のプレスリリースによると、2022年8月と10月は月間で1,000人を超える利用があったそうで、平日も利用者は増加傾向。
来年1月から3月まで、沿線観光地を巡るスタンプラリーが開催されます。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221223_00_press_cycle.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221223_10_press_rogei.pdf
★わか電、1月5日は恒例の…
和歌山電鐵は来年1月5日に貴志駅で16回目のたま駅長就任記念イベントを開催します。
11:05~11:40頃、小嶋社長のあいさつのあと、沿線自治体からの来賓あいさつ、そしてなにやら今回もなにか発表するらしいです。今回はなにでしょうか。
終了後は「福銭頒布」もあるそうです。
また、たま電車ミュージアム号運行開始1周年記念ヘッドマークの取り付けのほか、記念グッズも登場しています。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/12/16/new_item_tetsucolle/
★和歌山バス USJゆき高速バスに早割を設定、学割も値下げ
和歌山バスがJR和歌山駅東口からUSJを結ぶ高速バスに「早割4」を導入します。
1月14日(土)利用分から適用され、利用4日前までの予約で運賃が1,200円に割引に。学割運賃は1,000円となります。なお双方とも事前のクレジット決済が必要です。
来春のJRダイヤ改正で「くろしお」が西九条駅を通過するようになりますので、この高速バスが和歌山駅から最速でUSJに行くことができる交通手段になります。運賃もJR利用よりも安くなりますので、利便性がますます高まりそうですね。
https://www.wakayamabus.co.jp/news/usjnesage/
★JR西日本、きのくに線一部運休を実施
JR西日本は2023年2月9日木曜日、きのくに線の周参見-串本間を全面運休し、沿線の樹木の伐採を行うことを発表しました。特急列車は白浜-新宮間が運休、普通電車は周参見-串本間が部分運休となります。
一部区間とはいえ、終日運休して樹木の伐採を行うのは異例のことです。管理人の記憶ですが、この区間では沿線の樹木が列車運転に影響を及ぼすトラブルが発生したことがあるはずで、今後同様の事例が起きないように事前対策をするものと思われます。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2022/12/page_21530.html
★サイクルトレインは2023年も実施へ
きのくに線御坊以南の「サイクルトレイン」はさらに対象列車を拡大。学校の長期休暇期間の平日も全列車がサイクルトレインになります。また周参見駅の陸橋階段に今月、スロープが設置され、串本駅にも来春までにスロープが設置されます。
JR西日本のプレスリリースによると、2022年8月と10月は月間で1,000人を超える利用があったそうで、平日も利用者は増加傾向。
来年1月から3月まで、沿線観光地を巡るスタンプラリーが開催されます。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221223_00_press_cycle.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221223_10_press_rogei.pdf
★わか電、1月5日は恒例の…
和歌山電鐵は来年1月5日に貴志駅で16回目のたま駅長就任記念イベントを開催します。
11:05~11:40頃、小嶋社長のあいさつのあと、沿線自治体からの来賓あいさつ、そしてなにやら今回もなにか発表するらしいです。今回はなにでしょうか。
終了後は「福銭頒布」もあるそうです。
また、たま電車ミュージアム号運行開始1周年記念ヘッドマークの取り付けのほか、記念グッズも登場しています。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/12/16/new_item_tetsucolle/
★和歌山バス USJゆき高速バスに早割を設定、学割も値下げ
和歌山バスがJR和歌山駅東口からUSJを結ぶ高速バスに「早割4」を導入します。
1月14日(土)利用分から適用され、利用4日前までの予約で運賃が1,200円に割引に。学割運賃は1,000円となります。なお双方とも事前のクレジット決済が必要です。
来春のJRダイヤ改正で「くろしお」が西九条駅を通過するようになりますので、この高速バスが和歌山駅から最速でUSJに行くことができる交通手段になります。運賃もJR利用よりも安くなりますので、利便性がますます高まりそうですね。
https://www.wakayamabus.co.jp/news/usjnesage/
2022年12月16日
JRグループ、2023年3月18日ダイヤ改正の概要を発表
JRグループは今日、2023年3月18日にダイヤ改正を実施することを発表しました。
近畿地区統括本部管内の改正内容
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221216_00_press_daiyakintou.pdf
今日時点で発表されたなかで、大阪駅地下ホームへのくろしお乗り入れのほかに和歌山地区に関係する内容としては、
・日中の和歌山駅発のきのくに線御坊方面の発車時刻が毎時00分・30分になること
・日中の和歌山発和歌山市ゆきが毎時45分発になること
・夕方の和歌山-湯浅間の列車を2往復御坊発着に延長すること
・日中の御坊-紀伊田辺間の列車が1往復減便になること
…の4点です。くろしおの大阪駅乗り入れのインパクトが強く、ほかは小幅な改正にみえますね。
ただ、特急列車も一部時刻の変更があるようなので、最終的なダイヤは2月末発表のものを待つのがよさそうですね。
近畿地区統括本部管内の改正内容
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221216_00_press_daiyakintou.pdf
今日時点で発表されたなかで、大阪駅地下ホームへのくろしお乗り入れのほかに和歌山地区に関係する内容としては、
・日中の和歌山駅発のきのくに線御坊方面の発車時刻が毎時00分・30分になること
・日中の和歌山発和歌山市ゆきが毎時45分発になること
・夕方の和歌山-湯浅間の列車を2往復御坊発着に延長すること
・日中の御坊-紀伊田辺間の列車が1往復減便になること
…の4点です。くろしおの大阪駅乗り入れのインパクトが強く、ほかは小幅な改正にみえますね。
ただ、特急列車も一部時刻の変更があるようなので、最終的なダイヤは2月末発表のものを待つのがよさそうですね。
2022年12月09日
2023年春、くろしおが大阪駅に!
JR西日本は今日、大阪駅西方の地下で工事が進められている新線の運行形態を発表しました。
それによると、現在地上を走行している西九条~新大阪間の路線の一部を地下化し、大阪駅西方に地下ホームを設置。関空特急はるか上下各30本、特急くろしお上下各18本を停車させるほか、おおさか東線も大阪駅地下ホームに乗り入れるとしています。
これまで紀州路快速以外の方法では和歌山-大阪を乗り入れなしで移動することができませんでしたが、くろしおで大阪駅までたどり着けることになります。
地下ホームは現在の大阪駅ホームよりも相当西側にありますので徒歩移動の距離は考える必要がありますが、それを差し引いても梅田エリアとの直通が可能になるインパクトは大きいものと思われます。
例年でいけば来週金曜に、来春のダイヤ改正の概要が発表されるはず。この際にもう少し詳細がわかるのではないかとみられます。
※なお、これにより一部くろしおの西九条停車は取りやめになる見込みです。
JR西日本のプレスリリースはこちら。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221209_00_press_unkoutaikei.pdf
※初出時、くろしおの半数が大阪駅停車と記載しておりましたが、リリースには上下各18本と表記があることから、上下36本がすべて停車するとみなして修正しました(20:00)
それによると、現在地上を走行している西九条~新大阪間の路線の一部を地下化し、大阪駅西方に地下ホームを設置。関空特急はるか上下各30本、特急くろしお上下各18本を停車させるほか、おおさか東線も大阪駅地下ホームに乗り入れるとしています。
これまで紀州路快速以外の方法では和歌山-大阪を乗り入れなしで移動することができませんでしたが、くろしおで大阪駅までたどり着けることになります。
地下ホームは現在の大阪駅ホームよりも相当西側にありますので徒歩移動の距離は考える必要がありますが、それを差し引いても梅田エリアとの直通が可能になるインパクトは大きいものと思われます。
例年でいけば来週金曜に、来春のダイヤ改正の概要が発表されるはず。この際にもう少し詳細がわかるのではないかとみられます。
※なお、これにより一部くろしおの西九条停車は取りやめになる見込みです。
JR西日本のプレスリリースはこちら。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221209_00_press_unkoutaikei.pdf
※初出時、くろしおの半数が大阪駅停車と記載しておりましたが、リリースには上下各18本と表記があることから、上下36本がすべて停車するとみなして修正しました(20:00)
2022年11月30日
きのくに線白浜以南、経営は改善も依然大幅赤字
JR西日本は今日、輸送密度が2,000人/日未満の区間の最新の営業状況を公表しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221130_00_senkubetukeieizyoukyou.pdf
和歌山県内ではきのくに線の白浜-新宮間が該当し、2019年度~2021年度の3カ年平均で
収支率 13.0%
営業係数 769(収入100円を得るのに769円の費用がかかっている)
営業収入 4.4億円
営業費用 33.9億円
赤字額 29.5億円
輸送密度は1987年の4123人が2021年に731人と1/5以下に減少
・・・となっています。
4月11日の記事(http://komachi.ikora.tv/e1507673.html)の数字と比較しますと・・・
2017年から2019年の3カ間平均
収支率 19.0%
営業係数 525
営業収入 6.7億円
営業費用 35.4億円
赤字額 28.6億円
輸送密度は2019年1085人
2018年から2020年の3カ間平均
収支率 15.5%
営業係数 647
営業収入 5.4億円
営業費用 34.7億円
赤字額 29.7億円
輸送密度は2020年608人
ということで、2019年度末以降のコロナの広がりを考えると、赤字額の増加、収支率の悪化は想定されたところですが、注目したいのは輸送密度です。2020年はコロナ禍で4割減となりましたが、2021年は2020年と比較して2割ほど回復しています。
通学需要の一定の回復、サイクルトレインによる利用者増などが寄与したのではないかと推察されます。実際に普通電車の利用者数は増加傾向という一部報道もありました。ただ、単価の高い特急利用者が十分に回復しておらず、増収にはつながっていないと思われます。
依然、地方鉄道は厳しい状態は続いていますので、今後も動きには注目していきたいところです。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221130_00_senkubetukeieizyoukyou.pdf
和歌山県内ではきのくに線の白浜-新宮間が該当し、2019年度~2021年度の3カ年平均で
収支率 13.0%
営業係数 769(収入100円を得るのに769円の費用がかかっている)
営業収入 4.4億円
営業費用 33.9億円
赤字額 29.5億円
輸送密度は1987年の4123人が2021年に731人と1/5以下に減少
・・・となっています。
4月11日の記事(http://komachi.ikora.tv/e1507673.html)の数字と比較しますと・・・
2017年から2019年の3カ間平均
収支率 19.0%
営業係数 525
営業収入 6.7億円
営業費用 35.4億円
赤字額 28.6億円
輸送密度は2019年1085人
2018年から2020年の3カ間平均
収支率 15.5%
営業係数 647
営業収入 5.4億円
営業費用 34.7億円
赤字額 29.7億円
輸送密度は2020年608人
ということで、2019年度末以降のコロナの広がりを考えると、赤字額の増加、収支率の悪化は想定されたところですが、注目したいのは輸送密度です。2020年はコロナ禍で4割減となりましたが、2021年は2020年と比較して2割ほど回復しています。
通学需要の一定の回復、サイクルトレインによる利用者増などが寄与したのではないかと推察されます。実際に普通電車の利用者数は増加傾向という一部報道もありました。ただ、単価の高い特急利用者が十分に回復しておらず、増収にはつながっていないと思われます。
依然、地方鉄道は厳しい状態は続いていますので、今後も動きには注目していきたいところです。
2022年11月26日
わか電、ミュージアム号1周年記念ヘッドマーク登場!
わかやま電鉄では今日26日、橋梁架け替え工事に伴う運休、代行バスの運行が行われましたが、無事に終了したようで何よりです。
そんなわか電さんから、リリースをいただきました。
黒字を願った「たま電車ミュージアム号」の運行開始から来月4日で1年となります。そこで、12月1日に運行開始1周年記念ヘッドマークのお披露目が行われることになりました。
この日の和歌山駅12時発の電車でお目見えするそうです。11:40頃から和歌山駅で小嶋社長、ニタマ社長代理、HMのデザインを担当した水戸岡さんなどが出席したHMの除幕式が行われます。そのデザインは当日のお楽しみ、だそうで、リリースにも描かれておりません。。。
また、運行開始1周年記念グッズの販売が12月4日から順次始まるとのことです。こちらも当日のお楽しみに、ということだそうです。
そんなわか電さんから、リリースをいただきました。
黒字を願った「たま電車ミュージアム号」の運行開始から来月4日で1年となります。そこで、12月1日に運行開始1周年記念ヘッドマークのお披露目が行われることになりました。
この日の和歌山駅12時発の電車でお目見えするそうです。11:40頃から和歌山駅で小嶋社長、ニタマ社長代理、HMのデザインを担当した水戸岡さんなどが出席したHMの除幕式が行われます。そのデザインは当日のお楽しみ、だそうで、リリースにも描かれておりません。。。
また、運行開始1周年記念グッズの販売が12月4日から順次始まるとのことです。こちらも当日のお楽しみに、ということだそうです。
2022年11月14日
スマホで1日乗車券、など
11月6日に伊太祈曽駅・伊太祁曽神社で開催された「貴志川線祭り」は大勢の来訪者で大賑わいだったようですね。
あまりのお客さんの多さで電車に最大20分遅れが発生したとか。しかし、みなさんこの時を待ちわびていたのかもしれませんね。
さて、この間入っているニュースをまとめてお届けします。
★貴志川線「沿線みかん」今年も登場
わかやま電鉄は沿線で栽培されているみかんをたま電車を模したパッケージで届ける「沿線みかん」の取り扱いを開始しています。
今年は従来の4kg版に加えて2kg版が登場。ただし2kg版にはネコの爪とぎは入りませんのでご了承を・・・。
※紀の川市ふるさと納税でも入手可能です
https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/lp/27
また、沿線みかんが写っている写真をインスタグラムに投稿するキャンペーンも同時開催中!
https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/fr/73
★和歌山バス、スマホ1日乗車券導入
和歌山バスではICカード乗車券の導入にともない、1日乗車券の利用は、kinoca利用時に運転士に申し出るか、当日定期券売り場で紙の乗車券を求めるかの2つの方法となっていましたが、このほどネット決済してスマホ利用で1日乗車券を利用できるようになりました。
https://cs.kansai-wakayama-route-search-ticket.jp/tabs/home
スマホ画面を乗車券として使えるのはわかやま電鉄のスマホ定期券に続いて県内2例目とみられます。
★和歌山バス・和歌山バス那賀、定期券の割引率変更
コロナ禍で乗客の減少が続く中、和歌山バス・和歌山バス那賀では、12月発売分から、定期券の割引率を引き下げることになりました。定期券は割引率を一律5%引き下げて25%に、通学は1年間有効の年間定期券の割引率を2.5%引き下げて42.5%とします。通学については1カ月・3か月・6か月・学期定期については変更なしとなっており、通学利用者の利便性をできるだけ守る形となっています。
また、鉄道・バス連絡定期券については11月30日で発売が終了となります。
★和歌山バス、ふるさと納税でkinocaポイント還元
和歌山バスは和歌山市のふるさと納税返礼品事業者として登録をおこない、kinoca所持者がふるさと納税を通じて和歌山市に10,000円の寄附をした場合、3,000円分の還元ポイントが進呈されることになりました。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/30201/5554735
あまりのお客さんの多さで電車に最大20分遅れが発生したとか。しかし、みなさんこの時を待ちわびていたのかもしれませんね。
さて、この間入っているニュースをまとめてお届けします。
★貴志川線「沿線みかん」今年も登場
わかやま電鉄は沿線で栽培されているみかんをたま電車を模したパッケージで届ける「沿線みかん」の取り扱いを開始しています。
今年は従来の4kg版に加えて2kg版が登場。ただし2kg版にはネコの爪とぎは入りませんのでご了承を・・・。
※紀の川市ふるさと納税でも入手可能です
https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/lp/27
また、沿線みかんが写っている写真をインスタグラムに投稿するキャンペーンも同時開催中!
https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/fr/73
★和歌山バス、スマホ1日乗車券導入
和歌山バスではICカード乗車券の導入にともない、1日乗車券の利用は、kinoca利用時に運転士に申し出るか、当日定期券売り場で紙の乗車券を求めるかの2つの方法となっていましたが、このほどネット決済してスマホ利用で1日乗車券を利用できるようになりました。
https://cs.kansai-wakayama-route-search-ticket.jp/tabs/home
スマホ画面を乗車券として使えるのはわかやま電鉄のスマホ定期券に続いて県内2例目とみられます。
★和歌山バス・和歌山バス那賀、定期券の割引率変更
コロナ禍で乗客の減少が続く中、和歌山バス・和歌山バス那賀では、12月発売分から、定期券の割引率を引き下げることになりました。定期券は割引率を一律5%引き下げて25%に、通学は1年間有効の年間定期券の割引率を2.5%引き下げて42.5%とします。通学については1カ月・3か月・6か月・学期定期については変更なしとなっており、通学利用者の利便性をできるだけ守る形となっています。
また、鉄道・バス連絡定期券については11月30日で発売が終了となります。
★和歌山バス、ふるさと納税でkinocaポイント還元
和歌山バスは和歌山市のふるさと納税返礼品事業者として登録をおこない、kinoca所持者がふるさと納税を通じて和歌山市に10,000円の寄附をした場合、3,000円分の還元ポイントが進呈されることになりました。
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/30201/5554735
2022年10月26日
鉄道関係ニュースいろいろ
更新を少しサボっている間にいろいろニュースが入ってきていますのでまとめて。
★わかやま電鉄 11月26日土曜日の代行バスの運行ダイヤ発表
わかやま電鉄では伊太祈曽-吉礼間の永山川にかかる橋梁の架け替え工事のため、11月26日土曜の日中時間帯の列車を運休し代行バスの運転を行います。今日10月26日にその代行バスのダイヤと乗降場所が発表されました。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/09/20/unkyu1126/
30年ほど前に管理人が遭遇した、当時の南海貴志川線の停電トラブルによる代行バスは、貴志駅直行の大型車と、各駅停車の小型車が用意され、小型車はできるだけ駅に近いところを運行したのですが、吉礼駅周辺など狭い道路が多く相当な時間を要しまして、大池遊園駅付近に到着したころには停電が復旧し電車が運転再開していたというオチがありまして。今回はスムーズに運行ができるよう、広い道路沿いに臨時乗降場が設けられています。
特に交通センター前や吉礼、大池遊園は駅から少々離れていますので注意が必要です。
なお、運行は和歌山バスさんが担当されます。
★貴志川線祭り久々に開催!
わかやま電鉄などでは、11月6日に久々の貴志川線祭りを伊太祈曽駅、伊太祁曽神社で開催します。
今年は、和歌山東高校の地域学習事業ともコラボした「貴線祭」も同時開催。これまでとは少し違った切り口で貴志川線沿線の活性化を目指します。
なお、自動車の駐車場はありませんのでご注意ください。そうはいってもクルマで来てしまう人がいて毎年トラブルが発生していますのでホントにやめてくださいね。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/10/13/kishigawasen-matsuri_2022/
★和歌山市地域バス実証運行 11月1日スタート
和歌山市地域バス実証運行は、入札の結果運行事業者が決まりました。
湊地区・有功地区・木本・西脇地区はHOTバス、川永地区は有交和歌山、岡崎地区は大十バス、四箇郷地区は和歌山バス那賀が担当します。すでにバス停の設置も始まっています。なお9月7日投稿時よりバス停の場所が一部変更になっているところがありますので、詳細は地区の回覧板などでご確認を。
★JR各社、「最繁忙期料金」を設定
JR旅客各社は今日、大型連休やお盆、年末年始に、従来の繁忙期料金よりもさらに高い「最繁忙期料金」を設定することを明らかにしました。先行導入しているJR東日本などを含め、JR旅客6社すべてで導入されることになりました。
和歌山地区では特急くろしおの全席指定化、来年からのA特急料金化に加えて最繁忙期料金導入と値上げが続くことになりますが、ネット予約では価格を抑える方針のようで、できるだけインターネットを活用した特急券の販売に誘導する思惑があるものとみられます。
★JRきのくに線沿線でイベント続々
JRきのくに線の利用促進を図る目的で、10月30日日曜日、有田市内の3駅で「駅マルシェ」が開かれます。3駅に38の店舗が出店されるほか、子ども向けのスタンプラリーも。詳しくはInstagramで。https://www.instagram.com/eki_marche/
★わかやま電鉄 11月26日土曜日の代行バスの運行ダイヤ発表
わかやま電鉄では伊太祈曽-吉礼間の永山川にかかる橋梁の架け替え工事のため、11月26日土曜の日中時間帯の列車を運休し代行バスの運転を行います。今日10月26日にその代行バスのダイヤと乗降場所が発表されました。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/09/20/unkyu1126/
30年ほど前に管理人が遭遇した、当時の南海貴志川線の停電トラブルによる代行バスは、貴志駅直行の大型車と、各駅停車の小型車が用意され、小型車はできるだけ駅に近いところを運行したのですが、吉礼駅周辺など狭い道路が多く相当な時間を要しまして、大池遊園駅付近に到着したころには停電が復旧し電車が運転再開していたというオチがありまして。今回はスムーズに運行ができるよう、広い道路沿いに臨時乗降場が設けられています。
特に交通センター前や吉礼、大池遊園は駅から少々離れていますので注意が必要です。
なお、運行は和歌山バスさんが担当されます。
★貴志川線祭り久々に開催!
わかやま電鉄などでは、11月6日に久々の貴志川線祭りを伊太祈曽駅、伊太祁曽神社で開催します。
今年は、和歌山東高校の地域学習事業ともコラボした「貴線祭」も同時開催。これまでとは少し違った切り口で貴志川線沿線の活性化を目指します。
なお、自動車の駐車場はありませんのでご注意ください。そうはいってもクルマで来てしまう人がいて毎年トラブルが発生していますのでホントにやめてくださいね。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/10/13/kishigawasen-matsuri_2022/
★和歌山市地域バス実証運行 11月1日スタート
和歌山市地域バス実証運行は、入札の結果運行事業者が決まりました。
湊地区・有功地区・木本・西脇地区はHOTバス、川永地区は有交和歌山、岡崎地区は大十バス、四箇郷地区は和歌山バス那賀が担当します。すでにバス停の設置も始まっています。なお9月7日投稿時よりバス停の場所が一部変更になっているところがありますので、詳細は地区の回覧板などでご確認を。
★JR各社、「最繁忙期料金」を設定
JR旅客各社は今日、大型連休やお盆、年末年始に、従来の繁忙期料金よりもさらに高い「最繁忙期料金」を設定することを明らかにしました。先行導入しているJR東日本などを含め、JR旅客6社すべてで導入されることになりました。
和歌山地区では特急くろしおの全席指定化、来年からのA特急料金化に加えて最繁忙期料金導入と値上げが続くことになりますが、ネット予約では価格を抑える方針のようで、できるだけインターネットを活用した特急券の販売に誘導する思惑があるものとみられます。
★JRきのくに線沿線でイベント続々
JRきのくに線の利用促進を図る目的で、10月30日日曜日、有田市内の3駅で「駅マルシェ」が開かれます。3駅に38の店舗が出店されるほか、子ども向けのスタンプラリーも。詳しくはInstagramで。https://www.instagram.com/eki_marche/
2022年09月29日
和歌山県、公共交通機関資料集を公開
和歌山県総合交通政策課はこのほど、昨年度版の県内公共交通機関資料集を発表しました。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/book.html
このなかで毎年恒例、和歌山都市圏の路線バスの乗車密度(1kmあたり乗客数)の直近5年間推移をまとめてみました。
https://ocean547.net/wap/pdf/20220929.pdf
2021年3月調査時点は新型コロナ感染症の関係で十分な調査ができていなかったのか、2020年3月と同じ数字が並んでいるところが多く、今回の調査対象となった2022年3月1日時点の数字は新型コロナ感染症による乗客の急激な落ち込みを反映した数字となっていることがうかがえます。
ほとんどの路線で2020年3月よりも数字が落ち込んでいることがわかります。
全国の路線バス事業者の苦境が報道されていますが和歌山も他人事ではないということが垣間見える結果となっています。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/book.html
このなかで毎年恒例、和歌山都市圏の路線バスの乗車密度(1kmあたり乗客数)の直近5年間推移をまとめてみました。
https://ocean547.net/wap/pdf/20220929.pdf
2021年3月調査時点は新型コロナ感染症の関係で十分な調査ができていなかったのか、2020年3月と同じ数字が並んでいるところが多く、今回の調査対象となった2022年3月1日時点の数字は新型コロナ感染症による乗客の急激な落ち込みを反映した数字となっていることがうかがえます。
ほとんどの路線で2020年3月よりも数字が落ち込んでいることがわかります。
全国の路線バス事業者の苦境が報道されていますが和歌山も他人事ではないということが垣間見える結果となっています。
2022年09月21日
貴志川線、工事のため日中運休を実施(11月26日土曜日)
和歌山電鐵は今日、11月26日土曜日の日中、河川改修工事のため日中時間帯に全線運休させることを発表しました。
沿線を流れる和田川と永山川はこれまでたびたび大雨による冠水を招いており、数年前から各地で工事が行われています。このなかで、貴志川線吉礼-伊太祈曽間の橋梁をかけ替えるための工事も進められてきましたが、橋梁の架け替えを行うに至り、今回の運休となります。
運休となるのは11月26日土曜日の和歌山発9:30~17:07(和歌山発9:00は伊太祈曽止まり)、貴志発9:08~17:15(17:15発は伊太祈曽以西は運転)で、荒天等で工事ができない場足は翌週12月3日に順延。運休時間帯は概ね30分間隔で代行バスを運転します(代行バスの利用には貴志川線の通常運賃が必要)。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/09/20/unkyu1126/
代行バスの乗降場所等は調整が終わり次第、告知されます。
南海時代を含め、貴志川線の工事による運休は少なくとも過去30年間は記憶にありません。今回、防災対策による大規模な工事の一環ということで、将来的な運休リスクを減らすための対策ですから、この日はいつもと違う貴志川線の風景を楽しむことにしましょうか。
沿線を流れる和田川と永山川はこれまでたびたび大雨による冠水を招いており、数年前から各地で工事が行われています。このなかで、貴志川線吉礼-伊太祈曽間の橋梁をかけ替えるための工事も進められてきましたが、橋梁の架け替えを行うに至り、今回の運休となります。
運休となるのは11月26日土曜日の和歌山発9:30~17:07(和歌山発9:00は伊太祈曽止まり)、貴志発9:08~17:15(17:15発は伊太祈曽以西は運転)で、荒天等で工事ができない場足は翌週12月3日に順延。運休時間帯は概ね30分間隔で代行バスを運転します(代行バスの利用には貴志川線の通常運賃が必要)。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/2022/09/20/unkyu1126/
代行バスの乗降場所等は調整が終わり次第、告知されます。
南海時代を含め、貴志川線の工事による運休は少なくとも過去30年間は記憶にありません。今回、防災対策による大規模な工事の一環ということで、将来的な運休リスクを減らすための対策ですから、この日はいつもと違う貴志川線の風景を楽しむことにしましょうか。
2022年09月07日
和歌山市地域バス、規模を拡大し実証運行決定
和歌山市は今日、「和歌山市公共交通会議」を公開で開き、和歌山市内6つの地域で「地域バス」の実証実験を行う方針を正式に決定しました。
昨年度も実証実験が行われた湊、有功、木本に加え、川永、岡崎、四箇郷を合わせた6つの地区で、今年11月から来年2月末まで年末年始を除く毎日、おおむね7時台から18時台にかけて1日上下12便がワゴン車で運行されます。
1乗車100円で、今年度は1か月有効の定期券1,000円も発売されます。
各地区の発着地と主な経由地は以下の通りです。
◆湊地区(1日6往復、昨年よりバス停を増設)
湊文化会館-ガーデンパーク-サンキョー北島店-南海和歌山市駅
◆有功地区(1日6往復、昨年よりバス停を増設・一部移設)
やまびこ公園-東ニュータウン-西ニュータウン-有功ヶ丘団地-オークワ六十谷店-JR六十谷駅前
◆木本・西脇地区(1日6往復、昨年よりバス停を増設・延伸)
緑ヶ丘-松源木ノ本店-労災病院-スーパーエバグリーン古屋店-八幡前駅前-松源西庄店-八幡台
◆川永地区(1日6往復、新規)
スーパーセンターイズミヤ紀伊川辺店-川永団地-鴨居川団地-JR紀伊駅前
◆岡崎地区(1日6往復、新規)
東部コミセン-桑山-吉原-安原小学校-本渡自治会館-松源内原店(一部の便が地域バス紀三井寺団地線に連絡)
◆四箇郷地区(1日各2往復、新規)
<巡回便>シカゴテラス-生協病院-コープ中之島-有本水源地-松島北自治会館-スーパーエバグリーン四箇郷店-加納団地自治会館-シカゴテラス
<和駅便>シカゴテラス-生協病院-JR和歌山駅西口
<市駅便>シカゴテラス-生協病院-南海和歌山市駅
また、これに合わせて、既存の紀三井寺団地線も運賃を11月1日乗車分から全線100円に値下げし、需要喚起を図ることになりました。
現在、実施事業者の入札が行われており、実施事業者が決まり各種調整が行われたうえで、各地域に詳細が周知されることになっています。
和歌山市地域バスは、和歌山市からの補助金と乗客が支払う運賃、それに運行地域に設置される運行協議会の拠出金を収入源として運行されており、運賃収入割合(収支率といいます)が運行にかかる総経費の10%を超えることが条件とされています。2年目以降は、和歌山市の補助率は最大80%になり、残りは運賃収入と運行協議会の拠出金(沿線企業等の協賛金や広告収入も可)でまかなうこととなっています。
第1弾は2014年から運行されている「紀三井寺団地線」で、紀三井寺団地と医大病院・JR紀三井寺駅を結んでいます。
以降、複数の地域で実証運行が行われてきましたが、本格運行に至っているのは紀三井寺団地線のみで、加太地区はデマンド型乗合タクシーとしての運行となっています。
昨年度も実証実験が行われた湊、有功、木本に加え、川永、岡崎、四箇郷を合わせた6つの地区で、今年11月から来年2月末まで年末年始を除く毎日、おおむね7時台から18時台にかけて1日上下12便がワゴン車で運行されます。
1乗車100円で、今年度は1か月有効の定期券1,000円も発売されます。
各地区の発着地と主な経由地は以下の通りです。
◆湊地区(1日6往復、昨年よりバス停を増設)
湊文化会館-ガーデンパーク-サンキョー北島店-南海和歌山市駅
◆有功地区(1日6往復、昨年よりバス停を増設・一部移設)
やまびこ公園-東ニュータウン-西ニュータウン-有功ヶ丘団地-オークワ六十谷店-JR六十谷駅前
◆木本・西脇地区(1日6往復、昨年よりバス停を増設・延伸)
緑ヶ丘-松源木ノ本店-労災病院-スーパーエバグリーン古屋店-八幡前駅前-松源西庄店-八幡台
◆川永地区(1日6往復、新規)
スーパーセンターイズミヤ紀伊川辺店-川永団地-鴨居川団地-JR紀伊駅前
◆岡崎地区(1日6往復、新規)
東部コミセン-桑山-吉原-安原小学校-本渡自治会館-松源内原店(一部の便が地域バス紀三井寺団地線に連絡)
◆四箇郷地区(1日各2往復、新規)
<巡回便>シカゴテラス-生協病院-コープ中之島-有本水源地-松島北自治会館-スーパーエバグリーン四箇郷店-加納団地自治会館-シカゴテラス
<和駅便>シカゴテラス-生協病院-JR和歌山駅西口
<市駅便>シカゴテラス-生協病院-南海和歌山市駅
また、これに合わせて、既存の紀三井寺団地線も運賃を11月1日乗車分から全線100円に値下げし、需要喚起を図ることになりました。
現在、実施事業者の入札が行われており、実施事業者が決まり各種調整が行われたうえで、各地域に詳細が周知されることになっています。
和歌山市地域バスは、和歌山市からの補助金と乗客が支払う運賃、それに運行地域に設置される運行協議会の拠出金を収入源として運行されており、運賃収入割合(収支率といいます)が運行にかかる総経費の10%を超えることが条件とされています。2年目以降は、和歌山市の補助率は最大80%になり、残りは運賃収入と運行協議会の拠出金(沿線企業等の協賛金や広告収入も可)でまかなうこととなっています。
第1弾は2014年から運行されている「紀三井寺団地線」で、紀三井寺団地と医大病院・JR紀三井寺駅を結んでいます。
以降、複数の地域で実証運行が行われてきましたが、本格運行に至っているのは紀三井寺団地線のみで、加太地区はデマンド型乗合タクシーとしての運行となっています。