2019年09月30日

和歌山バス・成田空港交通、夜行高速バス11月1日運賃改定、ほか

和歌山バスと成田空港交通は、11月1日出発便から夜行高速バスの運賃を改定することを発表しました。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/yakou_fare20191101/

10月1日の消費税率引き上げにともなう運賃改定時に、夜行高速バスの運賃改定は11月1日に実施することがアナウンスされていましたが、今日9月30日付けでの発表となりました。出発日・出発地に関わらず一律200円値上げ(ただしC運賃適用日の早割は据え置き)となります。


また明日10月1日の和歌山バス一般路線の運賃改定にともないJR和歌山駅・南海和歌山市駅の案内看板が取り替えになりますが、この改定を担当させていただきました。JR和歌山駅の1番~4番乗り場の改定版案内図のPDFをこちらでご紹介しています。
http://ocean547.net/wap/


なお、和歌山市交通政策課が発行している「wap+」についても10月改定版が登場します。この改定についても当方でお手伝いさせていただきました。10月下旬にお目見え予定です。こちらもどうぞ。  
Posted by わかやま小町 at 21:34Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年09月13日

和歌山都市圏公共交通機関、2019年秋の話題

先日、和歌山市主催の会議の場で、各交通事業者等から情報提供がありました。
いくつかご紹介いたします。なお、まだ詳細が決まっていないものもありますが、決まればリリースいただけるとのことですので、現時点では下記の各件について、事業者さんへのお問い合わせはなさらないようにお願いします。

【JR西日本】
 今月末に、JR和歌山線が新型車両227系に統一されますが、これに伴い運用を離れる105系電車の引退記念イベントの計画があるそうです。詳細が決まればリリースされるとのことです。

【南海電鉄】
 加太さかな線の利便性向上の一環で、トイレが設置されている駅で今後、洋式化・男女完全分離化などの改修工事が順次行われる予定だそうです。

【和歌山バス】
 今年4月から運用をスタートしたバスロケーションシステムは毎月15万件前後の利用があるそうです。和歌山市等の財政支援を活用したICカード導入は現在準備中、年内には仕様などを正式発表できる見通し。

【南海フェリー】
 今年度「フェリーあい」を新造中。夏に進水し、現在は内装などの艤装を進めているところ。グリーン席が2階になり、船内エレベータなどバリアフリー設備も設けられる予定だそうです。

【和歌山市】
 紀三井寺団地地区の地域バス、加太地区のデマンドタクシーに続く地域公共交通機関の運行について、和歌山市内3地域で地域側の運営組織の準備を進めているそうです。

【和歌山大学】
 今年秋から、MaaSの研究がスタートする計画。


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上記とは別に、ひとつ残念な話題ですが、和歌山バス那賀で、創業22(ツーツー)周年を記念して運行が開始された、和歌山バス創業時の復刻塗装を施した車両が先ごろ引退しました。

南海ウイングバス南部からの移籍車をベースに、写真や社員・和歌山バスファンのみなさんの記録や証言などを元に、外装を相当忠実に再現した車両でしたが、老朽化には勝てず、引退となったとのことです。晩年は側面が不法投棄防止を呼びかけるラッピング広告をまとうなど、ファンからするともったいたい!と思わせる出来事もありましたが、バスファンでなくても「昔懐かしい」と好評だっただけに残念ですが、やむを得ませんね。  
Posted by わかやま小町 at 20:27Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年09月08日

今年も絵手紙電車運行開始!

わかやま電鉄では、昨日9月7日より「絵手紙電車」の運行を開始しました。
5回めを迎える今年は、日本のほかフランス、イタリアからも絵手紙の投函があり、合計で1578通にものぼったといいます。これまでも1400~1700通届いたそうですので、人気は健在ですね。

この絵手紙は、動物愛護ラッピングが施されている2274編成にすべて掲出され、11月29日まで運行されます。


この絵柄のヘッドマークも掲出されています。  
Posted by わかやま小町 at 18:32Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年09月05日

消費税引き上げによる運賃改定認可

10月1日の消費税率引き上げに伴う鉄道・バス運賃の改定について、鉄道については申請段階の情報を7月にご紹介しました。
http://komachi.ikora.tv/e1393040.html

そして、今日9月5日に、鉄道・バス事業者の運賃改定が一斉に認可され、和歌山都市圏の鉄道については7月の記事のとおりとなりました。

バスについては認可と同時に一斉に記者発表があり、和歌山バス・和歌山バス那賀とも消費税率改定分を適正に転嫁する運賃改定をおこなうことを正式に発表しました。
和歌山バスは現行100円・220円・230円区間は据え置き。それ以外は10円引き上げ。なお夜行高速バスは11月1日付の運賃改定。
和歌山バス那賀は現行260円以下は据え置き。それ以外は10円引き上げ。

関空リムジンバスは一足先に認可が下りており、JR和歌山駅-関西空港間は1,200円となります。  
Posted by わかやま小町 at 22:44Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年08月29日

JR西日本、きのくに線紀伊田辺以北は全線がICOCAエリアに

JR西日本は今日、きのくに線紀伊田辺以北の全駅でICOCAをはじめとした全国共通利用ICカードの利用を来春から開始することを発表しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/08/page_14788.html

これまでは、きのくに線内は和歌山市-和歌山-海南間の全駅と、海南以南は特急停車駅のみでICカードが使えましたが、今回特急停車駅ではない駅にも順次IC改札機を設置する模様です。これに伴い、紀伊田辺以北間では定期券のIC化も実施されます。

和歌山線は新型車両227系1000番代のドア横にIC読み取り装置が設置されており、来春から全線でICカードの利用が可能になります。これによって和歌山県内のJR線は紀伊田辺以北全線でICカードが使えるようになります。なお紀伊田辺以南ではICカードは特急停車駅のみの利用のままとなります。

また、先週金曜日には秋の臨時列車の概要が発表されました。
御坊以南で開催される「紀の国トレイナート」に際しては、2年ぶりに臨時列車「紀の国トレイナート号」が運転されます。
これまでは117系4両編成が活用されてきましたが、今春に和歌山地区から引退しましたので、今年の車両ははたして…?まさかの227系新型車両?
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/190823_00_wakayama.pdf  
Posted by わかやま小町 at 18:16Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年08月13日

わか電、キシカイセイなるか?!

わかやま電鉄の「名誉永久駅長」たまが、大明神になって4年を迎えた8月11日、わかやま電鉄から「キシカイセイ」プロジェクトが発表されました。
小嶋社長が明らかにしたものです。

既報の通り、昨年は台風による被災復旧費用に加え、関空の被災等によるインバウンド需要の低迷、人口減にともなう定期客の減などで、昨年度は過去最大の3,500万円の赤字を計上しました。このままでは債務超過に陥る可能性があることから、貴志駅になぞらえて「キシカイセイ」を目指そうと10の新規事業を一気に発表しました。

小嶋社長のメッセージはこちら。
https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2019/08/13/%e8%b2%b4%e5%bf%97%e5%b7%9d%e7%b7%9a%e3%82%92%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%aa%e3%81%94%e3%81%86%ef%bc%81-%e3%82%ad%e3%82%b7%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%82%bb%e3%82%a4%e3%83%97/


●第1弾「迷探偵コンナンクイズラリー 貴志川線最大の危機を救え!」
 9月1日(日)まで開催中。ちなみにどこかで聞いたことのあるフレーズですが、版元には許諾済みだそうです(笑)

●第2弾「あと5回きっぷ」の発売
 8月11日発売開始。190円区間の乗車券5枚セット。貴志川線の現状を説明する新聞紙風台紙つき。

●第3弾「枕木オーナー」の募集
 安全対策として交換する枕木約700本のスポンサー募集

●第4弾 登録有形文化財「伊太祈曽車庫」の観光資源化
 これまではイベント時のみの公開だった伊太祈曽駅車庫の活用を図ります。

●第5弾 クラウドファンディングの活用
 かねてから実施が検討されていました。貴志川線の永続に向けた取り組みへの支援を募ります。

●第6弾 副駅名称(命名権)、貴志川線サポーターの募集

●第7弾 キャッシュレス決済への対応
 8月11日より、売店でPayPay、Alipay対応。今後は他分野にも展開予定。

●第8弾 四季の郷公園味覚ゾーンとの連携強化
 2020年春に「道の駅」となる計画のある和歌山市四季の郷公園「味覚ゾーン」に電車からアクセスできる手段を計画。

●第9弾 観光いちご狩り事業への参入可能性を研究
 貴志川町内で人気のいちご狩りとの連携を模索。

●第10弾 三社参り周遊きっぷの開発
 貴志川線開業のきっかけとなった沿線三社参りへの原点回帰も。

マスコミ報道ではニタマ駅長をモチーフにした電車も検討している旨も報じられていますが、おそらくクラウドファウンディングの目的として検討されているのではないかと思われます。  
Posted by わかやま小町 at 22:52Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年07月02日

消費税率引き上げによる運賃改定申請、りんかんバスIC対応を発表

交通事業者各社は、今年10月1日に予定されている消費税率引き上げにともなう運賃改定申請を相次いで実施しています。

基本的には「現行運賃に110/108を乗じた金額」とし、10円未満は切り捨て・切り上げなどの対応を取ることとなっているようです。
和歌山都市圏に関連する鉄道事業者は以下の通り。

★JR西日本
 初乗りが140円から150円に。190~240円は現状維持。320円以上は増税分が値上げになります。
 特急料金等も増税分が値上げ。

★南海電鉄
 初乗りが150円から160円に。210~260円は現状維持。330円以上は増税分が値上げになります。
 特急料金も値上げとなりますが、泉佐野-関西空港間の特定特急料金、ラピートのスーパーシート料金は据え置き。

★和歌山電鐵
 310円区間以上が10円値上げになります。


現在のところ、和歌山バス、和歌山バス那賀からはリリースが出ていませんが、5%から8%への引き上げ時同様、適正に転嫁させる運賃改定を行うものとみられます。


また南海りんかんバスさんからリリースをいただきました。
南海りんかんバスでは来年3月のICカード対応開始を前に、現在の磁気式バスカードの取扱を今年10月末に終了することを発表しました。機器の取り替えに時間がかかることから、磁気式バスカードの取り扱いからICカード対応開始までの5ヶ月間は紙式の回数券を一時的に発売するとのことです。

http://www.rinkan.co.jp/blog/wp-content/uploads/2019/06/%E7%A3%81%E6%B0%97%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%80%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%E3%80%80%EF%BC%A8%EF%BC%B0.pdf

県内のバス事業者でIC対応を正式に発表したのは南海りんかんバスが初です。
なお、和歌山バス・和歌山バス那賀からの正式リリースはありませんが、和歌山バス・和歌山バス那賀へのICカード導入を前提とした補助金を沿線自治体が負担する予算が議会で承認されていることから、今年度内のICカード対応はほぼ確実とみられ、来春、和歌山県内では和歌山バス・和歌山バス那賀・南海りんかんバスの3事業者でICカードでの利用ができるようになる見通しです。  
Posted by わかやま小町 at 20:25Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年06月30日

わか電、2018年度決算発表。大幅な減収

和歌山電鐵の2018年度決算が、貴志川線の未来を"つくる"会の会報を通じて発表されました。

昨年度はインバウンドが減少傾向にあったところに、関西空港が被災したことが追い打ちをかける格好になり、外国人の団体利用が前年度比2割減少し、定期外利用全体として前期比4.6%減少。通勤定期も団塊世代のリタイアが進んだことなどから3.3%減少、少子化のなかでも比較的好調を維持してきた通学定期も3.5%減少。全体としては前年度比3.8%減少の208.6万人と、開業以来初めて210万人を下回る結果となりました。

乗客減少による収入減に加えて、台風21号の影響で貴志川線設備も一部被災した関係で修繕費用も予想外にかさみ、最終的には3,500万円と開業以来最大の赤字を記録する結果となってしまいました。

2016年度から、行政からの運営支援は赤字補てんではなく設備更新に目的を変えているため、この赤字額はすべて電鉄がかぶることになり、累積損失が膨らむことになります。

なお、運行の安全確保上欠かせない、老朽化した設備の更新については行政補助をうまく活用しながら進められています。今年度は枕木の交換などが計画されているそうです(貴志川線運営委員会での報告内容より)。

阪和道和歌山南スマートICの開通に合わせてバイパスが開通するなど利便性が向上しており、貴志川線を取り巻く環境は年々厳しさを増していますが、現場は限られた人員のなかで最大限の取り組みを進めています。
ヤマト運輸との貨客混載事業の再開に続いて、貨客混載エリアの拡大も模索中。また、来年度リニューアル開業予定の和歌山市「四季の郷公園」の運営コンソーシアムに和歌山電鐵も名前を連ねているなど、収益向上に向けた取り組みも模索されています。

まずは収支均衡を目指して、和歌山電鐵と沿線各団体の努力は続きます。  
Posted by わかやま小町 at 00:07Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年06月04日

今年も実施決定!「絵手紙電車」

今年で5回目となる、貴志川線「絵手紙電車」の開催が決まり、募集が始まりました。これまで4回、1500通前後の絵手紙が全国はもとより海外からも寄せられる人気企画となっています。
今回は昨年度から日本動物愛護協会がラッピング電車を走らせていることから、動物愛護もテーマに加わり、さらにパワーアップしました。

■募集テーマ
 (1) ガンバレ貴志川線 (貴志川線と猫社員たちを応援しよう)
 (2) 動物愛護 (守ろう小さな命、動物愛護週間、我が家のネコちゃんワンちゃん)
 (3) 絵手紙電車に寄せて (なんでもOK、自由な絵手紙を)
■課題
 ・自由(電車、駅、猫の駅長、沿線の風景、草花、果物、お国自慢など、何でも可)
 ・貴志川線への 応援メッセージを添えてご応募ください
  ※「応援メッセージ」は裏面(絵と同じ面)にお書きください
■締切
 2019年7月21日(日)必着
■作品規定
 通常はがき サイズ (短辺9cm~10.7cm×長辺14cm~15.4cm)で、ひとり1点まで。
 応募いただいた絵手紙は返却しません

■応募方法
 はがきに住所・氏名・年齢・電話番号を明記の上、〒640-0361 和歌山市伊太祈曽73 和歌山電鐵「絵手紙」係

■作品展示
 応募いただいた絵手紙は、2019年9月頃から11月頃の予定で貴志川線動物愛護ラッピング電車で展示  
Posted by わかやま小町 at 23:46Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年05月28日

和歌山線227系運用増加?

今週に入り、JR紀勢本線の和歌山-和歌山市間を利用されている方から「6月1日から電車のドアが押しボタン式になる」という放送を聞いたというツイートが多数出回っています。

まだJRさんからの正式発表はありませんが、もしこのツイートの内容が本当であれば、3月のダイヤ改正で和歌山線・きのくに線の一部列車に充当されるようになった新型車両227系1000番代の運用が、6月1日から増加することを意味します。和歌山-和歌山市間を運行している現行の105系電車は和歌山線の電車とも共通運用されていますので、「6月1日から、和歌山線の一部と、紀勢線和歌山-和歌山市間に新型車両が充当される」ことになるかもしれません。

227系1000番代は順調に製造が進んでおり、年内に現在の和歌山線・桜井線の車両を置き換えるだけの車両が出揃う見通しになっていることから、準備が整ったところから導入を実施するのかもしれません。

和歌山駅の7番線・8番線に105系が並ぶのは5月末で過去帳入りするかも?  
Posted by わかやま小町 at 22:59Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年05月16日

わか電の貨客混載、来週から再開

わか電さんから情報をいただきました。

昨年スタートした、ヤマト運輸との協働による貨客混載事業、昨今の宅配業界の人手不足の煽りを受けてここ最近はいったん休止になっていたそうですが、ようやく目処がつき、来週から再開することになったそうです。なお、以前と時間帯が異なるとのことですが、朝の最混雑時間帯は外すとのことですので、一般の利用には影響はないようです。

ところで、昨年度の運輸実績については、社内の様々な手続きが終わってからということで、6月下旬ころに明らかになるようです。
ただ、昨年はインバウンドが落ち着いたことと、台風被害による修繕費増加と運休による旅客収入の減少など、マイナス要因が立て続けに発生し、たいへん厳しい状況とうかがっています。果たしてどうなることか・・・  
Posted by わかやま小町 at 22:48Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年04月19日

うめ星電車に新元号ヘッドマーク+小1フリーパス

すでにニュースでも多数報道されていますが、4月16日に、わかやま電鉄の「うめ星電車」に、新元号を記念したヘッドマークが取り付けれられました。ご承知の通り、「令話」は万葉集の「梅花の歌」を元にしていることから、「梅とうぐいす」という縁起のよい組み合わせで、いい時代が長く続くようにという願いが込められているそうです。

そして、今年も新小学校1年生に、「小1ホリデーパスポート」の贈呈が実施されました。
対象は和歌山市、紀の川市、今年度からは海南市と紀美野町を加え、4つの市と町の合計90校3,961名の新小学校1年生。このパスポートを提示することで、土曜・日曜・休日、貴志川線が乗り放題になります。少しでも貴志川線に親しみを持っていただけるとうれしいですね。  
Posted by わかやま小町 at 22:49Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年03月26日

和歌山バス、バスロケ導入…だけじゃなかった!

昨日お伝えしましたが、和歌山バスのバスロケーションシステムについて、4月1日から本格運用開始というプレスリリースがありました。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/buslocation_system/

バス停に掲出されている時刻表にある2次元コードを読み取ると、そのバス停に向かっているバスの運行状況がリアルタイムで把握できます。4月1日からはスマートフォン向け専用アプリも提供されることになっています。

また、JR和歌山駅構内の和歌山バス営業窓口、和歌山マリーナシティ黒潮市場内、県立医科大学附属病院、準備が整い次第ですが日赤和歌山医療センターにも大型ディスプレイ(デジタルサイネージ)が設置され、バスの接近情報が表示されるようになります。

今回のバスロケ導入にあたっては国・和歌山県・和歌山市の補助金が活用されていますが、公共交通機関の情報発信に関する世界的なフォーマット「GTFS」を拡張した国土交通省制定のフォーマットが近畿の交通事業者で始めて活用されるといいます。オープンデータとしてダイヤ情報が公開されることから、岡山市内ではGoogleマップと連動したバス運行情報の発信がおこなわれています。今回の和歌山バスのシステムは両備グループが開発していることから、岡山のような拡張利用も期待できそうです。

管理人は日曜、月曜、火曜と3日連続でバスを利用する際に、試験公開中のバスロケを活用しましたが、リアルタイムで運行情報が変化していくことを実感しましたし、正確性も相当担保されていると感じました。なかなか使えそうですよ。


●ICカードについて
昨日からひょんなきっかけでTwitterなどで和歌山バスのICカード導入について言及する書き込みが多く見られています。
まだ和歌山バスがICカードシステムを導入すると決めたわけではありませんが、和歌山県・和歌山市・岩出市・紀の川市が、和歌山バス・和歌山バス那賀を念頭に、ICカードシステム導入を支援する事業を予算化しています。

(参考:和歌山市2019年度新政策予算資料、PDF・9.6MB、19ページ目に記載があります)
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/175/kaiken20190212-1.pdf

こちらに関西エアポートなどが訪日外国人向けに販売しているICOCAベースの「KANSAI ONE PASS」の利用促進が謳われているほか、高齢者の外出支援事業として和歌山市が実施する「元気70パス」等の和歌山市独自の福祉カードのIC化も示唆されていることから、(1)他社システムをそのまま流用しない自社カードの発行、(2)ICOCAやPiTaPa等、いわゆる10カードといわれる交通系ICカードの相互利用にも対応、というシステムが想定されます。

ただ、まだ予算が決まった段階で、利用開始は来年4月が予定されていること、和歌山バス・和歌山バス那賀が正式にIC導入を決定したわけではないようですので、どのようなICカード・サービスになるかは今後の検討を待ちたいです。個人的には既存のバスカードのように、1割程度のプレミアがつくようなサービスがほしいですけれども…


ちなみに、和歌山バス・和歌山バス那賀がスルッとKANSAIに参入したのは関西の地方交通事業者のなかでは比較的早い方でした。それまで「和歌山シャトル」でしか使えなかった磁気式バスカードが、行政の支援を得て一般路線全線で使えるようになったタイミングと重なった幸運もありました。
今回のバスロケ対応についても、行政からの支援事業のタイミングと重なり、関西初のGTFS対応事業者になったのもなにか不思議なめぐり合わせかもしれませんね。  
Posted by わかやま小町 at 22:02Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年03月25日

和歌山バス 4月1日新ダイヤ発表

和歌山バス・和歌山バス那賀は今日、4月1日付のダイヤ改正の全ダイヤの公開をはじめました。

改正概要はこちら
http://www.wakayamabus.co.jp/news/kaisei20190401/

主な改正内容は以下のとおりです。

●JR和歌山駅発の増便
 平日7時台の25系統和歌浦口ゆきと27系統急行県庁前ゆきが1本ずつ増発、10時台に79系統「和大ライナー」が1本増発(大学休講日を除く)。また、平日21時台以降の0系統南海和歌山市駅ゆきが2本増発となり、1時間弱終発が繰り下げとなります。

●系統の延伸
 朝と夜に運行されている55系統(和歌浦口-塩屋-JR和歌山駅)を南海和歌山市駅発着に延伸。

●系統置き換え
 平日1本だけの70系統(和歌山大学→延時→南海和歌山市駅)、2本だけの77系統(和歌山大学→次郎丸→南海和歌山市駅)がそれぞれ273系統(和歌山大学→次郎丸→南海和歌山市駅→JR和歌山駅)に。土休日に1本だけ残されていた32系統(長路→雑賀崎→南海和歌山市駅)と43系統(マリーナシティ→新手平→JR和歌山駅)が、30系統(JR和歌山駅→西浜→雑賀崎→南海和歌山市駅)、42系統(マリーナシティ→新手平→JR和歌山駅→南海和歌山市駅)に置き換わります。
 既存の系統に置き換わることで利便性の向上と運行の効率化を両立させるようです。

●和歌山バス那賀
 紀伊駅を発着する紀伊粉河線では、朝夕のラッシュ時に一部増発、平日夕方の紀伊駅方面ゆきの運転間隔の平準化などが行われます。

●その他
 76系統(南海和歌山市駅→次郎丸→ふれあいの郷)は毎日4往復に統一。

●路線廃止
 和歌山バスの22系統(JR和歌山駅-公園前-マリーナシティ)、176系統(和歌山大学前駅-木の本-ふれあいの郷)、和歌山バス那賀の211系統(南海和歌山市駅-那賀営業所前)、43系統(F.B.T-紀伊駅前-公立那賀病院)が路線廃止となります。

●バスロケーションシステム
 掲出が始まっている新しい時刻表には二次元コードが表示されていますが、バスロケーションシステムの運用が4月から始まります。URLは https://loc.bus-vision.jp/wakayama/view/searchStop.html で、乗車バス停・降車バス停を入力すると、乗車バス停に向かっているバスの運行状況が表示されます。
 また「方面指定」では、各系統ごとの運行状況が把握できます。
 少々マニアックな機能として、車両ごとの運行場所の把握ができる「車両指定」があります。お目当てのナンバーのバスがどこにいるかを把握することができます。バスを撮影する…ときは使えると思いますが、ほかに使うシーンはありますでしょうか…?  
Posted by わかやま小町 at 20:16Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年03月22日

今年も実施!貴志川線でたけのこ掘り/和歌山バス新ダイヤ

◆貴志川線でたけのこ掘り
毎年恒例の貴志川線でたけのこ掘り、今年は4月6日土曜日と14日日曜日に開催が決まり、現在ウェブサイトで申し込みを受付けています。
会場は和歌山市四季の郷公園ネイチャーセンターで、両日とも12:20に伊太祈曽駅集合。徒歩で四季の郷公園に向かい、13時からたけのこ掘り開始。

・参加資格 当日貴志川線で来場できる人
・参加費 中学生以上1,000円(伊太祈曽駅までの交通費は別途必要)で、乗車券引換券500円分がついてきます
・定員 各日120名

わかやま電鉄のウェブサイトから申込ください。4月1日まで受け付け、応募多数の場合は抽選となります。
毎年大人気のたけのこ掘り。ぜひこの機会に。


◆和歌山バス新ダイヤ、間もなく
和歌山バスの新ダイヤのバス停への掲出が始まっています。
今回のダイヤ改正では、既報の22系統・176系統の廃止のほか、55系統(JR和歌山駅-雄松町-塩屋-和歌浦口)が南海和歌山市駅発着に延伸となります。また、32系統(長路→雑賀崎→南海和歌山市駅)・77系統(南海和歌山市駅-次郎丸-和歌山大学)が休止、72系統(和歌山大学→延時→JR和歌山駅)が復活、といった変化もあります。

和歌山市内線などは大きな変化はありませんが、JR和歌山駅発でみますと、3番乗り場からの南海和歌山市駅ゆきの平日ダイヤで、終発が22時台に大幅に繰り下がっているのを確認しました。一部で大きな変化がありそうです。
間もなくウェブサイトでの新ダイヤ案内が始まると見られますので、期待したいところです。  
Posted by わかやま小町 at 19:38Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年03月14日

wap+ 2019年改訂版間もなく登場!

もともと和歌山の交通まちづくりを進める会「わかやま小町」が制作し、和歌山市交通政策課と協働で、市内公共交通機関の利用促進を図るためにこれまでに何度か配布されてきた、和歌山都市圏公共交通路線図「wap」が、和歌山市事業として「wap+(ワッププラス)」に衣替えしました。

このほど、2019年4月改訂版ができあがりまして、そのサンプルをいただきました。今回の改訂では和歌山バス・和歌山バス那賀のダイヤ改正、南海和歌山市駅前バス乗り場の改修に伴う変更のほか、掲載されている施設の一部見直し、バスロケーションシステムへアクセスできる2次元コードの追加などの修正が施されています。今回、その修正の一部はわたくしどもが担当させていただきました。


まずは明日から市内各支所・連絡所等で順次始まる、和歌山市の高齢者外出支援事業「元気70パス」配布に合わせてお目見えします。そちらでいくらか配布された後、市役所や市内サービスセンターなどで配布が始まる見込みです。
なおバスロケーションシステムは現在も試験運用中で、まだ正常には動作しませんのでご注意ください。


それと、訪日外国人向けのwap+について、今年は中国語(繁体字・簡体字)バージョンが登場します。現在最終の校正が行われており、印刷でき次第、市内の観光案内所をはじめ各施設で配布が始まる予定です。こちらも中国語へのマップへの反映作業をわたくしどもが担当いたしました。こちらもぜひご活用ください。  
Posted by わかやま小町 at 23:53Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年03月06日

南海、4月6日ダイヤ改正 ほか

●南海、4月6日ダイヤ改正
南海電鉄は今日、4月6日に南海線・空港線などのダイヤ改正を行うことを発表しました。
http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190306.pdf

大きいのは空港線の輸送増強で、空港特急・空港急行の増発と8両編成の増加ですが、和歌山地区では、特急サザンの発車時刻がこれまでの毎時29・59分発から原則として毎時00・30分とわかりやすいダイヤに変わります。なお、空港急行の増発にともなって、なんば発和歌山市ゆきの区間急行の一部が空港急行に振り替わることから、和歌山市発着の優等列車が若干減ることになりそうです。

加太線・和歌山港線などでも時刻変更があるようです。これまでの傾向からしますと、今月末までには新ダイヤが公開されるものと思われます。

●JR西日本、227系新型車両出発式を3月16日に開催
先日の新型車両に手を振ろうが大きな反響をよんだ和歌山線の新型車両ですが、運用初日となる3月16日の9:50から、和歌山駅7・8番ホームで出発式が行われることになりました。
県知事や沿線の首長のほか、特別ゲストに体操の元日本代表の田中理恵さんも登場予定。テープカットののち、10:20発粉河ゆきが出発式の対象列車になるようです。なお、今回のダイヤ改正で227系が運用されるのは従来の4両編成の117系運用に限られていることから、この出発式で充当される新型車両はまずはこの日だけの措置になるようです。
今年秋までに追加で増備され、順次2両編成の列車を置き換えていくことになる見込みです。


●わか電チャギントン電車、パワーアップ!
わかやま電鉄さんからリリースをいただきました。3月16日から親会社の岡山電気軌道が導入する「チャギントン電車」のPRを兼ねて、わかやま電鉄の2272編成施されているチャギントンラッピングに加え、先日シート生地もチャギントンに変更となりました。このたび、内装にもさらに手を加えて3月9日にお披露目されることになりました。

3月9日土曜日の10:50から、伊太祈曽駅構内で内覧会が実施され、小嶋社長の挨拶のほか、沿線の保育園児を招いた見学会が行われます。このあとは一般公開も予定されているとのこと。その後、営業運転に入る予定です。


●和歌山バスのバスロケ試験運用中
和歌山バスが和歌山県・市の補助金も活用しながら導入準備を進めているバスロケーションシステム、試験運用中のURLを見つけた方がいらっしゃるようで、Twitterで一部報じられています。
当方では、和歌山市からいただいた情報で画面を拝見しましたが、現在のところ、指定したバス停に接近しているバスの運行情報、指定したルートを走行するバスの運行情報などのほか、ツーステップバス・ワンステップバス・ノンステップバスの3タイプの車両のナンバーごとにどこを走行しているかがわかるページが準備されているようです。

ただし、現在も試験運用中のため、日々メニューが変わっていっているようです(数日前にはまだツーステップ・ワンステップ・ノンステップバスの種別ごとの車両検索はありませんでした)。まだ車両側の準備も途中で、現時点では正しく表示できないものも多数あります。
4月予定とされているサービスインのタイミングでどのような情報が提供されるか、楽しみに待つことにしましょう。  
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2019年02月28日

和歌山バス、和歌山バス那賀、3月31日限りで一部系統廃止

和歌山バス、和歌山バス那賀は3月31日限りで一部系統を廃止します。

まず和歌山バスは、
●和歌山市内線22系統 JR和歌山駅-公園前-和歌浦口-布引南-浜の宮海水浴場前-マリーナシティ
●木の本線176系統 和歌山大学前駅西口-ふれあいの郷
の2系統を廃止します。

22系統は前回のダイヤ改正で年1日だけ運行という免許維持路線となり、昨年5月6日に1往復のみ運行されましたが、今回路線自体が廃止となります。176系統は和歌山大学前駅開業時に設置され、土休日のみ運転されていましたが、利用が伸びず、廃止となります。


和歌山バス那賀は、
●那賀線211系統 南海和歌山市駅-本町2丁目-八軒家-岩出-打田-粉河駅前-那賀営業所前
●紀伊打田線43系統 F.B,T-紀伊駅前-紀の川市役所前-公立那賀病院
の2系統を廃止します。

211系統は現在1往復のみの運転となっており、213系統(南海和歌山市駅-八軒家)の出入庫運用に過ぎない状態となっていましたが、今回それが廃止となります。43系統は開設当時はさんさんセンター紀の川発着で、毎時1本程度確保され、紀伊粉河線との共通定期券を導入するなどの積極策を取りましたが、利用は伸びず、数年での路線廃止となってしまいました。
なお、那賀線は213系統と、小学校の通学利用がある15系統(岩出-那賀営業所)は存続となります。


ちなみに、和歌山市公共交通会議では他にも路線廃止の予定が公表されていましたが、実際には廃止系統は縮小となりました。和歌山市では新年度、紀三井寺団地地区以外での地域バス導入の検討を進めることを明らかにしていることから、地域バス導入を前提に、暫定的にバスの運行を継続する形になったものとみられます。  
Posted by わかやま小町 at 22:35Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年02月20日

市駅バス乗り場、工事により6ヶ所に集約へ

市報わかやまで予告されていた南海和歌山市駅前バス乗り場改修工事に伴い、乗り場が現状の11ヶ所から6ヶ所に集約されることが発表されました。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/wakayamashi_noriba/

3月4日から以下のようになります。
1番乗り場・・・本町2丁目・JR和歌山駅方面
 高速夜行バス、本町線(0系統)、紀三井寺線・塩屋線のうち本町2丁目・JR和歌山駅を経由する40・42・44・52系統

2番乗り場・・・和歌山市内方面(国道42号線方面)
 和歌山市内線(城北橋経由・本町2丁目経由)、市内雑賀崎循環線、湊線、和歌山大学線のうち城北橋を経由する273系統

3番乗り場・・・和歌山市内の42号線以外の幹線道路方面
 塩屋線(ぶらくり丁経由の53・56系統)、西浜新和歌浦線、鳴神線・岡崎線・紀和線の貝柄町を経由する系統

4番乗り場・・・和歌山市北西部方面
 和歌山大学線のうち次郎丸を経由する系統、木の本線、藤戸線、坂田線

5番乗り場・・・和歌山市北東部方面
 六十谷線、楠見線

6番乗り場
 和歌山バス那賀

工事の進捗により、場所が変わることになりますので、利用の際は注意してくださいね。


なお、2月15日、車載カードリーダーの不具合に伴い、バスカードにトラブルが発生しています。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/kasyu20190220/
 17時56分 マリーナシティ発南海和歌山市駅行 42系統
 19時06分 南海和歌山市駅発JR和歌山駅行 0系統

和歌山バスでは今年春のバスロケーションシステム導入に向けて車載装置の更新をおこなっていることから、その際になんらかのトラブルが発生したものとみられます。該当便に乗車されてバスカードを利用された方は、JR和歌山駅・南海和歌山市駅の定期券売り場もしくは、和歌浦口の営業所に申告すれば、差額の返金が受けられます。
なお、バスカード裏面に記載されている、乗車日・利用系統・利用区間を表す数字が利用の証拠となりますので当該バスカードをお忘れなく。  
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2019年02月14日

和歌山バス、2020年にIC対応へ

和歌山市は12日、新年度の当初予算の概要を発表しました。

記者発表資料はこちら。9.6MBありますのでモバイル環境の方はご注意下さい。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/022/409/20190212-1.pdf

こちらのPDFの19ページに公共交通政策が取り上げられており、路線バスのICカード対応支援に3363万円が計上されています。「2020年度を目処に交通系ICカードシステム導入」とあることから、和歌山バスが2020年春にもICカードで利用できることがほぼ確実となりました。
同じ欄には、元気70パスなど和歌山市の外出支援バスカードのIC化も謳われているほか、「KANSAI ONE PASS」への対応も記載されていることから少なくともICOCAへの対応はなされるとみられますが、SuicaやTOICAなどいわゆる「10カード」とよばれる全国交通系ICカードの共通利用にまで踏み込むかは明記はされていません。

またこれ以外では、既報の加太地区デマンドタクシー事業の継続、現在紀三井寺団地地区で運行されている「地域バス」の他地域での運行に向けた検討、LRT・BRTなど新交通システムの導入可能性調査を行うことが盛り込まれています。

当初予算は2月定例市議会で審議され、可決されれば、上記の取り組みが本格的に動き出すことになります。  
Posted by わかやま小町 at 08:52Comments(0)和歌山交通ニュース