2025年05月15日
毎年恒例!貴志川線でジャガイモほり ほか
【わか電でジャガイモほり】
和歌山電鐵の沿線イベントのなかでも特に人気のジャガイモほり。
中学生以上1人1,000円ですが、じゃがいもに加えて1枚800円の1日乗車券ももらえます。いまスーパーで買うと高いですし、この際にいかがですか。
6月8日日曜日、10時から、30分ごとに80人まで受け付けです。
当日甘露寺前駅まで電車で来られる方が対象。
今日から申し込み受付が始まっています(投稿時点で空きあり)。こちらの専用サイトからどうぞ。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/event/15795/
【南海電鉄、新型車用追加導入、観光列車も登場、そしてサザンに異変?】
南海電鉄は今年度の設備投資の概要を発表しました。
そのなかでは8300系車両を12両投入することが明らかになっています。泉佐野以南の一部の普通車でワンマン運転が始まっていますが、新型車両を優先的にワンマン運転に充当するようですので、追加があるのかもしれません。
また、和歌山都市圏には関係ありませんが、高野線の観光列車「天空」の後継?となる観光列車のイメージも公表されています。
https://www.nankai.co.jp/news/250515.html
6月4日からは南海線の特急サザンの指定席車両1編成を旧塗装に戻すことを発表しています。南海線では緑の塗装の7100系も運行されていることから、旧塗装同士の特急サザン指定席+自由席車の8両が見られるかもしれませんね。
https://www.nankai.co.jp/news/250512.html
そのサザンですが、1編成に電気設備の故障がみつかり、一部の列車で全車自由席の特急に振り替えて運行を行うことも発表されています。サザンの指定席車両は車体こそ製造から約40年ですが、台車やモーターなどはさらに古い車両から流用していることもあり、今後順次新型車両に置き換えることも発表されていますが、ちょっと気になるニュースですね。
https://www.nankai.co.jp/lib/traffic/information/pdf/250515-01.pdf
和歌山電鐵の沿線イベントのなかでも特に人気のジャガイモほり。
中学生以上1人1,000円ですが、じゃがいもに加えて1枚800円の1日乗車券ももらえます。いまスーパーで買うと高いですし、この際にいかがですか。
6月8日日曜日、10時から、30分ごとに80人まで受け付けです。
当日甘露寺前駅まで電車で来られる方が対象。
今日から申し込み受付が始まっています(投稿時点で空きあり)。こちらの専用サイトからどうぞ。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/event/15795/
【南海電鉄、新型車用追加導入、観光列車も登場、そしてサザンに異変?】
南海電鉄は今年度の設備投資の概要を発表しました。
そのなかでは8300系車両を12両投入することが明らかになっています。泉佐野以南の一部の普通車でワンマン運転が始まっていますが、新型車両を優先的にワンマン運転に充当するようですので、追加があるのかもしれません。
また、和歌山都市圏には関係ありませんが、高野線の観光列車「天空」の後継?となる観光列車のイメージも公表されています。
https://www.nankai.co.jp/news/250515.html
6月4日からは南海線の特急サザンの指定席車両1編成を旧塗装に戻すことを発表しています。南海線では緑の塗装の7100系も運行されていることから、旧塗装同士の特急サザン指定席+自由席車の8両が見られるかもしれませんね。
https://www.nankai.co.jp/news/250512.html
そのサザンですが、1編成に電気設備の故障がみつかり、一部の列車で全車自由席の特急に振り替えて運行を行うことも発表されています。サザンの指定席車両は車体こそ製造から約40年ですが、台車やモーターなどはさらに古い車両から流用していることもあり、今後順次新型車両に置き換えることも発表されていますが、ちょっと気になるニュースですね。
https://www.nankai.co.jp/lib/traffic/information/pdf/250515-01.pdf
2025年04月27日
4月29日、ジャンボたま駅長登場?!
4月29日は貴志川線のたま名誉永久駅長のお誕生日。毎年イベントが開催されていますが、今年のイベント概要が発表されました。
今年は、高さ160cmのジャンボたま駅長パネルが和歌山駅、伊太祈曽駅、貴志駅の3駅に登場。4月29日11時過ぎに貴志駅でパネルの除幕式が開催されます。
5月1日から8月31日にかけて、3駅でパネルと一緒に撮影した写真を伊太祈曽駅窓口で提示すると「たま駅長秘蔵写真付きポストカード」がもらえるキャンペーンが実施されます。もちろん貴志川線を利用することが条件で、1人1回のみとなります。
また、現在実施中の「夏目友人帳」コラボ企画として、LaLaとLaLaDX連載作家26名によるコラボイラストがたま電車に掲出中。6月6日まで。
夏目友人帳コラボ企画が功を奏してか、定期外の乗客が増加傾向にあるそうです。
このまま順調に増加を続けてくれるといいですね。
今年は、高さ160cmのジャンボたま駅長パネルが和歌山駅、伊太祈曽駅、貴志駅の3駅に登場。4月29日11時過ぎに貴志駅でパネルの除幕式が開催されます。
5月1日から8月31日にかけて、3駅でパネルと一緒に撮影した写真を伊太祈曽駅窓口で提示すると「たま駅長秘蔵写真付きポストカード」がもらえるキャンペーンが実施されます。もちろん貴志川線を利用することが条件で、1人1回のみとなります。
また、現在実施中の「夏目友人帳」コラボ企画として、LaLaとLaLaDX連載作家26名によるコラボイラストがたま電車に掲出中。6月6日まで。
夏目友人帳コラボ企画が功を奏してか、定期外の乗客が増加傾向にあるそうです。
このまま順調に増加を続けてくれるといいですね。
2025年03月27日
「和歌浦口ゆき」がなくなる!和歌山バス、4月7日ダイヤ改正
和歌山バスは今年4月7日にダイヤ改正を実施することを発表しました。
近大附属校・信愛の休校日ダイヤが終わってからの改正となります。
・現在4カ所乗り場がある「和歌浦口」バス停を、国道42号線上の「和歌浦口」2カ所と、和歌山バス本社営業所側の「和歌浦西」2カ所に分割。
5・13・25・55・56系統の「和歌浦口」ゆきを「和歌浦西」ゆきに変更
・87系統(JR和歌山駅→貝柄町→近大付属→鳴滝団地)を、JR和歌山駅発近大付属和歌山校ゆきの直行に変更
・187系統を新設(南海和歌山市駅発近大付属和歌山校ゆき直行)
・一部系統で所要時間の見直し
などがおこなわれます。
和歌浦口バス停は、国道上のバス停2カ所と、和歌浦口が終点となる各系統と30・34系統雑賀崎循環線用のバスが止まる和歌山バス本社営業所向かい側のバス停に加え、塩屋街道を通る55系統・56系統の和歌浦口始発便が止まるバス停が営業所の目の前に開設され、都合4カ所の和歌浦口バス停が設置されていました。ただ、国道上のバス停と、営業所前のバス停の間は少し離れており、路線によって乗降位置が大きく異なる事態となっていました。
それに加え、2024年度、和歌山バス本社営業所内に待合室が整備されたことなどから、国道上を和歌浦口、営業所前を和歌浦西とする形で分離することになったものとみられます。南海電鉄がスローモビリティの実証実験をおこなうこともあり、今後は「和歌浦西」が雑賀崎・和歌浦方面の観光の結節点になる…のかも。
なお、和歌浦西始発の5・13・25系統の南海市駅・JR和駅方面ゆきは国道上の和歌浦口バス停を経由して秋葉山へと向かいますが、和歌浦西ゆきは現行の国道上の和歌浦口バス停には止まらないので注意が必要です。

和歌山バス・和歌山バス那賀ともICカード乗車券・バスロケーションシステムを導入しており、細かい乗降データ・運行情報を得られるようになっています。利用・運行状況に応じた細かい利便性向上・効率化のプランを立てやすくなっており、こうした調整は今後も行われるのかもしれません。
近大附属校・信愛の休校日ダイヤが終わってからの改正となります。
・現在4カ所乗り場がある「和歌浦口」バス停を、国道42号線上の「和歌浦口」2カ所と、和歌山バス本社営業所側の「和歌浦西」2カ所に分割。
5・13・25・55・56系統の「和歌浦口」ゆきを「和歌浦西」ゆきに変更
・87系統(JR和歌山駅→貝柄町→近大付属→鳴滝団地)を、JR和歌山駅発近大付属和歌山校ゆきの直行に変更
・187系統を新設(南海和歌山市駅発近大付属和歌山校ゆき直行)
・一部系統で所要時間の見直し
などがおこなわれます。
和歌浦口バス停は、国道上のバス停2カ所と、和歌浦口が終点となる各系統と30・34系統雑賀崎循環線用のバスが止まる和歌山バス本社営業所向かい側のバス停に加え、塩屋街道を通る55系統・56系統の和歌浦口始発便が止まるバス停が営業所の目の前に開設され、都合4カ所の和歌浦口バス停が設置されていました。ただ、国道上のバス停と、営業所前のバス停の間は少し離れており、路線によって乗降位置が大きく異なる事態となっていました。
それに加え、2024年度、和歌山バス本社営業所内に待合室が整備されたことなどから、国道上を和歌浦口、営業所前を和歌浦西とする形で分離することになったものとみられます。南海電鉄がスローモビリティの実証実験をおこなうこともあり、今後は「和歌浦西」が雑賀崎・和歌浦方面の観光の結節点になる…のかも。
なお、和歌浦西始発の5・13・25系統の南海市駅・JR和駅方面ゆきは国道上の和歌浦口バス停を経由して秋葉山へと向かいますが、和歌浦西ゆきは現行の国道上の和歌浦口バス停には止まらないので注意が必要です。

和歌山バス・和歌山バス那賀ともICカード乗車券・バスロケーションシステムを導入しており、細かい乗降データ・運行情報を得られるようになっています。利用・運行状況に応じた細かい利便性向上・効率化のプランを立てやすくなっており、こうした調整は今後も行われるのかもしれません。
2025年03月25日
和歌山バス那賀、4月1日ダイヤ改正
和歌山バス那賀は4月1日にダイヤ改正を行うことを発表しました。
・126系統(近畿大学-根来-紀泉台-紀伊駅前-開智中学高校前)を廃止
・急39系統(西三谷発、根来-紀泉台-紀伊駅前(ノンストップ)近大付属和歌山校前ゆきを新設
・急38・39系統に六十谷バス停を新設し、開智中学高校前バス停の代替に
・27系統の紀泉台地区の運行を反時計回りに変更し127系統に改称。紀泉台ロータリーゆきは中筋日延地区で粉河加太線バイパスを通り時間短縮
126系統は紀伊駅前からF.B.Tまで各停便でしたが、近大附属発着の急38系統と似た時間帯に独立して運行していたことから、これらを統合し、近大附属・開智中高の生徒をまとめて運ぶことにしたものと思われます。また急39系統の西三谷始発便を設けることで、(近畿大学始発ではないため)車両の走行距離を抑える目的があるようです。
現行の27系統は紀伊駅から紀泉台地区を時計回りに巡回し紀伊駅に戻る循環路線ですが、往路は池の川バス停(粉河加太線旧道)を経由せずバイパスを経由するとともに紀泉台地区の回り方を反時計回りに変更することで、紀伊駅前ゆきを同じ向きのバス停に統一します。
・126系統(近畿大学-根来-紀泉台-紀伊駅前-開智中学高校前)を廃止
・急39系統(西三谷発、根来-紀泉台-紀伊駅前(ノンストップ)近大付属和歌山校前ゆきを新設
・急38・39系統に六十谷バス停を新設し、開智中学高校前バス停の代替に
・27系統の紀泉台地区の運行を反時計回りに変更し127系統に改称。紀泉台ロータリーゆきは中筋日延地区で粉河加太線バイパスを通り時間短縮
126系統は紀伊駅前からF.B.Tまで各停便でしたが、近大附属発着の急38系統と似た時間帯に独立して運行していたことから、これらを統合し、近大附属・開智中高の生徒をまとめて運ぶことにしたものと思われます。また急39系統の西三谷始発便を設けることで、(近畿大学始発ではないため)車両の走行距離を抑える目的があるようです。
現行の27系統は紀伊駅から紀泉台地区を時計回りに巡回し紀伊駅に戻る循環路線ですが、往路は池の川バス停(粉河加太線旧道)を経由せずバイパスを経由するとともに紀泉台地区の回り方を反時計回りに変更することで、紀伊駅前ゆきを同じ向きのバス停に統一します。
2025年03月10日
わかやま線サイクルトレインプラス 本実施へ
JR西日本は、実証実験を行っていた、和歌山線でのサイクルトレイン「わかやま線サイクルトレインプラス」を3月16日から日曜・祝日限定、完全予約制で本格実施に移行することを発表しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/03/page_27588.html
乗降が可能な駅は、和歌山、岩出、粉河、橋本、五条の5つとなっており、列車1本につき自転車4台を上限に事前予約制で受け付けます。
一部利用できない列車があるので詳細は上記プレスリリースからご確認ください。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/03/page_27588.html
乗降が可能な駅は、和歌山、岩出、粉河、橋本、五条の5つとなっており、列車1本につき自転車4台を上限に事前予約制で受け付けます。
一部利用できない列車があるので詳細は上記プレスリリースからご確認ください。
2025年02月22日
わかやま電鉄×「夏目友人帳」コラボイベントスタート
今日2月22日は「にゃん・にゃん・にゃん」のネコの日ということで、毎年わかやま電鉄ではイベントを開催しているのですが、今年は「ごたまふく駅長」のキャラクターデザインが発表された・・・だけではなく、人気コミック「夏目友人帳」(https://www.natsume-anime.jp/)との期間限定コラボイベント実施が発表されました。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/event/15502/
「夏目友人帳」は、白泉社の「LaLa」で連載されており今年が連載22周年。この作品の主人公の夏目貴志(たかし)は、貴志川線終点の貴志(きし)駅と同じ文字。そして、夏目貴志の"相棒兼用心棒"の「ニャンコ先生」がまねきネコで、しかも貴志駅に来たことがある!という不思議な縁で今回のコラボに至ったとのこと。
貴志川線と夏目友人帳のコラボイベントは今日2月22日から6月6日まで。
・和歌山・伊太祈曽・貴志の3駅に記念スタンプを設置(スタンプ押印は電車利用者に限ります。乗車確認印をもらってください)、ニャンコ先生の等身大パネルの設置
・3月6日からは2275編成「たま電車」を夏目友人帳がジャック。コラボ限定オリジナルヘッドマークのほか、車内の本棚やポスターなどがすべて夏目友人帳になるほか、ニャンコ先生もどこかに登場、だそうです。
これまでもドラえもんとのコラボなどの実績がありますが、3カ月以上にわたるコラボは初めてでは・・・?
どこまで話題になるか期待したいところです。
ごたまのキャラクターが採用されたグッズの販売も始まっています。詳しくはこちらから。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/info/15499/
https://wakayama-dentetsu.co.jp/event/15502/
「夏目友人帳」は、白泉社の「LaLa」で連載されており今年が連載22周年。この作品の主人公の夏目貴志(たかし)は、貴志川線終点の貴志(きし)駅と同じ文字。そして、夏目貴志の"相棒兼用心棒"の「ニャンコ先生」がまねきネコで、しかも貴志駅に来たことがある!という不思議な縁で今回のコラボに至ったとのこと。
貴志川線と夏目友人帳のコラボイベントは今日2月22日から6月6日まで。
・和歌山・伊太祈曽・貴志の3駅に記念スタンプを設置(スタンプ押印は電車利用者に限ります。乗車確認印をもらってください)、ニャンコ先生の等身大パネルの設置
・3月6日からは2275編成「たま電車」を夏目友人帳がジャック。コラボ限定オリジナルヘッドマークのほか、車内の本棚やポスターなどがすべて夏目友人帳になるほか、ニャンコ先生もどこかに登場、だそうです。
これまでもドラえもんとのコラボなどの実績がありますが、3カ月以上にわたるコラボは初めてでは・・・?
どこまで話題になるか期待したいところです。
ごたまのキャラクターが採用されたグッズの販売も始まっています。詳しくはこちらから。
https://wakayama-dentetsu.co.jp/info/15499/
2025年02月13日
JR西日本、特急くろしお運転開始60周年記念企画を実施
JR西日本は、今年3月1日に特急くろしおが運転開始から60周年の節目を迎えることから記念企画を実施すると発表しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/02/page_27301.html
◆記念ノベルティ配布
3月1日から和歌山支社管内の主な駅、ホテルグランヴィア和歌山、日本旅行支店、レンタカー窓口で、特急券提示するとアクリルキーホルダーを進呈(駅員不在時間は対象外)
◆SNSキャンペーン
2月27日~3月5日、JR西日本和歌山支社の公式Xのキャンペーン投稿に「いいね」リアクションをしたユーザー6名にノベルティ進呈
◆記念御朱印
EX-MaaSアプリで紀三井寺・藤白神社・和歌山城の御城印または御朱印を販売
◆未来から来たパンダによる1日駅長イベント
2月27日、新大阪駅で開催
ブルドッグ顔といわれた気動車キハ80系→485系・381系→283系・287系・289系と6世代の車両が活躍している特急くろしお。最近は南紀への行楽のほか、阪和間のビジネス特急としての色も濃くなっていますが、今後も末永く運行されている姿を見たいものですね。

381系スーパーくろしお(2009.7 湯浅)
https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/02/page_27301.html
◆記念ノベルティ配布
3月1日から和歌山支社管内の主な駅、ホテルグランヴィア和歌山、日本旅行支店、レンタカー窓口で、特急券提示するとアクリルキーホルダーを進呈(駅員不在時間は対象外)
◆SNSキャンペーン
2月27日~3月5日、JR西日本和歌山支社の公式Xのキャンペーン投稿に「いいね」リアクションをしたユーザー6名にノベルティ進呈
◆記念御朱印
EX-MaaSアプリで紀三井寺・藤白神社・和歌山城の御城印または御朱印を販売
◆未来から来たパンダによる1日駅長イベント
2月27日、新大阪駅で開催
ブルドッグ顔といわれた気動車キハ80系→485系・381系→283系・287系・289系と6世代の車両が活躍している特急くろしお。最近は南紀への行楽のほか、阪和間のビジネス特急としての色も濃くなっていますが、今後も末永く運行されている姿を見たいものですね。
381系スーパーくろしお(2009.7 湯浅)
2025年02月13日
和歌山市、新年度予算案公表。市内バス路線は延命か?
和歌山市は昨日2月12日に新年度予算案を発表しました。このなかから公共交通に関する事項を資料から引用します。

和歌山バスの廃止候補となっている4路線については新年度も予算を計上し、路線を維持する方向となっています。
また、2025年度で現在の運営スキームが終了する和歌山電鐵貴志川線の第3期(2026年度~2035年度)の運営計画の策定も行われます。

元気70パスは次年度も継続。2024年度に実証実験が行われた貴志川線の70乗車券は条件を変更し継続。

新規としてJR紀伊駅前広場整備事業、南海紀ノ川駅のバリアフリー化が挙げられています。
このほか、自動運転バスの実証運行の継続などが挙げられています。
これら予算案は来週招集の2月市議会に上程されることになっています。

和歌山バスの廃止候補となっている4路線については新年度も予算を計上し、路線を維持する方向となっています。
また、2025年度で現在の運営スキームが終了する和歌山電鐵貴志川線の第3期(2026年度~2035年度)の運営計画の策定も行われます。

元気70パスは次年度も継続。2024年度に実証実験が行われた貴志川線の70乗車券は条件を変更し継続。

新規としてJR紀伊駅前広場整備事業、南海紀ノ川駅のバリアフリー化が挙げられています。
このほか、自動運転バスの実証運行の継続などが挙げられています。
これら予算案は来週招集の2月市議会に上程されることになっています。
2025年02月09日
わか電、KANSAI MaaS アプリ限定の1日乗車券発売開始!
わかやま電鉄は、2月1日から「KANSAI MaaSアプリ」を通じた企画乗車券の発売を開始しました。
和歌山大学の「わかやま未来学 副専攻科目・地域協働演習」に参加した学生とわか電の共同開発によるもので、「KANSAI MaaS」アプリを通じて、貴志川線の1日乗車券と、貴志駅で「たま駅長の招き猫みくじ(非売品)」と交換できる引換券がセットになった専用商品を購入することができます。
発売期間は2025年10月末まで。
販売額はおとな1,500円、こども1,100円となっています。
購入はMaaSアプリ内でできますので、駅窓口での取り扱いはありません。
関西を周遊される際にはこのアプリがお得です。よろしければいかがでしょうか。
和歌山大学の「わかやま未来学 副専攻科目・地域協働演習」に参加した学生とわか電の共同開発によるもので、「KANSAI MaaS」アプリを通じて、貴志川線の1日乗車券と、貴志駅で「たま駅長の招き猫みくじ(非売品)」と交換できる引換券がセットになった専用商品を購入することができます。
発売期間は2025年10月末まで。
販売額はおとな1,500円、こども1,100円となっています。
購入はMaaSアプリ内でできますので、駅窓口での取り扱いはありません。
関西を周遊される際にはこのアプリがお得です。よろしければいかがでしょうか。
2025年01月31日
電撃発表?日本版ライドシェア、和歌山市で2月7日から開始
和歌山市は今日、いわゆる「日本版ライドシェア」を2月7日から導入することを発表しました。
和歌山市のリリース文
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/shisei/hasshin/1001156/1056607/1058072/1061291.html
和歌山放送ニュース
https://news.wbs.co.jp/203904
今回参加するのはユタカ交通、和歌山第一交通、伸光タクシーの3社で、毎週金曜・土曜の17時から翌朝4時までが対象。タクシー予約アプリ「GO」を活用したキャッシュレス決済限定となります。運賃はタクシーと同等となります。今のところライドシェア登録に関する情報はウェブサイトでは見当たらないので、詳細は不明ですが、今後徐々に広がっていくものとみられます。
また各種報道で発表されていますが、和歌山市は自動運転バスの実証実験第2弾を現在実施中です。
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/douro_kouen_machi/1007740/1060954.html
JR和歌山駅西口4番バス乗り場 → 和歌山城公園前 → 岡公園前 → JR和歌山駅西口4番バス乗り場を巡回するコースで、途中三木町で右折が組み込まれているのが今回の目玉とされています。三木町交差点には専用の装置が設置されており、バスがスムーズに動けるように配慮されているそうです。
運転は2月9日まで。電気バスなので静かでクイックな加速・原則だそうです。ぜひご体験を。
和歌山市のリリース文
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/shisei/hasshin/1001156/1056607/1058072/1061291.html
和歌山放送ニュース
https://news.wbs.co.jp/203904
今回参加するのはユタカ交通、和歌山第一交通、伸光タクシーの3社で、毎週金曜・土曜の17時から翌朝4時までが対象。タクシー予約アプリ「GO」を活用したキャッシュレス決済限定となります。運賃はタクシーと同等となります。今のところライドシェア登録に関する情報はウェブサイトでは見当たらないので、詳細は不明ですが、今後徐々に広がっていくものとみられます。
また各種報道で発表されていますが、和歌山市は自動運転バスの実証実験第2弾を現在実施中です。
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/douro_kouen_machi/1007740/1060954.html
JR和歌山駅西口4番バス乗り場 → 和歌山城公園前 → 岡公園前 → JR和歌山駅西口4番バス乗り場を巡回するコースで、途中三木町で右折が組み込まれているのが今回の目玉とされています。三木町交差点には専用の装置が設置されており、バスがスムーズに動けるように配慮されているそうです。
運転は2月9日まで。電気バスなので静かでクイックな加速・原則だそうです。ぜひご体験を。
2025年01月14日
わか電、刻印メダル発売開始!
わかやま電鉄は今日から、伊太祈曽駅と貴志駅に記念メダルの販売機を設置し、稼働を開始しました。

こちらがメダルのサンプルです(和歌山電鐵提供)。
第1弾として、たま、ニタマ、よんたまの3種類で、裏面は貴志駅の駅舎がデザインされています。
昭和の時代からこのような記念メダルは販売されていましたが、ここ最近コレクターも増加しているほか、外国人観光客の方にも好評とのことで、満を持して(?)の登場となります。
記念メダルは1個700円で伊太祈曽駅ではたま、よんたまの2種類、貴志駅はたまとニタマの取り扱い。
メダル用ホルダーは両駅で取り扱いがあり1個300円、刻印は貴志駅のみの取り扱いで1回100円で英文字36文字まで刻印可能とのこと。
今後、新入りのごたまなどラインナップを増やしていく予定。
ご来訪の際にはぜひどうぞ。

こちらがメダルのサンプルです(和歌山電鐵提供)。
第1弾として、たま、ニタマ、よんたまの3種類で、裏面は貴志駅の駅舎がデザインされています。
昭和の時代からこのような記念メダルは販売されていましたが、ここ最近コレクターも増加しているほか、外国人観光客の方にも好評とのことで、満を持して(?)の登場となります。
記念メダルは1個700円で伊太祈曽駅ではたま、よんたまの2種類、貴志駅はたまとニタマの取り扱い。
メダル用ホルダーは両駅で取り扱いがあり1個300円、刻印は貴志駅のみの取り扱いで1回100円で英文字36文字まで刻印可能とのこと。
今後、新入りのごたまなどラインナップを増やしていく予定。
ご来訪の際にはぜひどうぞ。
2025年01月07日
わか電、ごたま「ふく駅長」就任
わかやま電鉄新春恒例のたま駅長就任記念イベントが今日開催され、ニタマ、よんたまの両駅長をサポートする新たな三毛猫ごたまが「ふく駅長」に任命されました。
ごたまは生まれつきしっぽの先が曲がっている「かぎしっぽ」が特徴で、「福を招き寄せる」など縁起がいいとされています。そこで沿線に福を招くことを願い、「副」と「福」をかけてひらがなの「ふく駅長」となりました。
当面、ニタマ、よんたまの休日に駅業務に就くようです。
NHK和歌山放送局ニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20250107/2040018957.html
テレビ和歌山ニュース(動画)
https://youtu.be/pWDy7cSOtEs?si=l9gZDAUvK7l2ewSb
和歌山放送ニュース
https://news.wbs.co.jp/203075
ごたまは生まれつきしっぽの先が曲がっている「かぎしっぽ」が特徴で、「福を招き寄せる」など縁起がいいとされています。そこで沿線に福を招くことを願い、「副」と「福」をかけてひらがなの「ふく駅長」となりました。
当面、ニタマ、よんたまの休日に駅業務に就くようです。
NHK和歌山放送局ニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20250107/2040018957.html
テレビ和歌山ニュース(動画)
https://youtu.be/pWDy7cSOtEs?si=l9gZDAUvK7l2ewSb
和歌山放送ニュース
https://news.wbs.co.jp/203075
2025年01月04日
2025年・年始の話題【追記あり】
◆和歌山バスの行き先表示にイラストが登場
和歌山バスでは、12月21日の南海電鉄ダイヤ改正に合わせて実施したダイヤ修正に合わせて、新型車両に限り、側面の行き先表示機にイラストの掲載を始めたようです。
従来の側面行き先表示器は、上側に系統番号と行き先を横書きで、下側には主な経由地を縦書きで表示する枠が設けられています。枠があるため、枠をはみ出しての表記はできませんでしたが、新型車両に搭載されている表示器は枠はなく全面が白色LEDの「フルドット」方式と呼ばれるタイプで描画の自由度が格段に上がっています。
新車投入当初は、従来の表示器と同様の形で行き先や経由地を記載していましたが、今回の変更で、和歌山城を経由する路線には和歌山城、マリーナシティを経由する路線にはマリーナシティのイラストが付記されるようになっています。
外国人観光客の利便性向上が要因とみられます。今のところ、JR和歌山駅で発車まで待機する場面でのみ見られるようです。ほかのイラストはあるのか、和歌山城・マリーナシティ双方を経由する場合はどうなるのか、いろいろ調べてみたいですね。
【2025.1.7追記】 南海和歌山市駅での発車前でもイラストが表示されているのを確認しました。
◆わかやま電鉄の動向
南海電鉄が2200系車両(高野線「天空」専用車を除く)を今春に全廃することを発表し、ほぼ共通の構造を持つ、貴志川線2270系車両で万一大きな故障が発生した時に「部品がない」という事態はだいぶん避けられそうで、少し安心材料が増えたのではないかと思われます。とはいえ、2023年6月の水害や8月の落雷による車両故障など、自然災害のリスクは年々高まっており、やはり油断はできないというのが本音かもしれません。
わかやま電鉄は2026年4月に開業20周年を迎えます。路線などを自治体が保有し、運行を会社が行う「公有民営」型の鉄道事業を展開していますが、コロナ禍で大きな打撃を受けたほか、沿線の通学需要が激減した状態が続いており、コロナ禍前の乗客数には至っていません。
現在の自治体からの支援スキームが2025年度で満了となることから、2026年度以降の運行スキームをどうするか、自治体との折衝などは正念場。継続して自治体担当者との協議がおこなわれていますが、事業者としても経営努力を進めていく必要があります。
そのなかでいま注目しておくべきなのは貴志川線の運賃水準と考えます。
貴志川線の運賃は南海電鉄が運営していた時も、他の南海線よりは少し割高な水準が採用されていました。2016年に、消費税率改定を除くと南海時代の1996年以来20年ぶりの運賃改定をおこなっています。現在は和歌山-貴志間14.3kmが410円(2006年経営移管前は360円→2014年消費税改定で370円→2016年運賃改定で400円→2019年消費税改定で410円)となっています。
この水準は全国の中小私鉄のなかでも比較的安価となっており、例えば和歌山-貴志間に相当する距離の運賃は岐阜県の樽見鉄道では460円、富山地方鉄道では580円(ICカード利用時)、群馬県の上信電鉄630円、山梨県の富士急行では642円(ICカード利用時)などとなっており、わか電の運賃水準の安さが目立ちます。
ここ最近、国交省は鉄道運賃の認可基準を一部変更し、従来よりも運賃改定がしやすくなっているとも言われています。とはいえ、仮に運賃改定が実施されると利用者にとっては負担増になるため、一定規模の利用の逸走は考えられることには留意は必要です。現在運賃改定が表立って検討されているわけではありませんが、持続可能な鉄路維持のための運賃改定も考えないといけない時期に来ているかもしれない、という認識は共有しておいてもいいのではないかと思います。
和歌山バスでは、12月21日の南海電鉄ダイヤ改正に合わせて実施したダイヤ修正に合わせて、新型車両に限り、側面の行き先表示機にイラストの掲載を始めたようです。
従来の側面行き先表示器は、上側に系統番号と行き先を横書きで、下側には主な経由地を縦書きで表示する枠が設けられています。枠があるため、枠をはみ出しての表記はできませんでしたが、新型車両に搭載されている表示器は枠はなく全面が白色LEDの「フルドット」方式と呼ばれるタイプで描画の自由度が格段に上がっています。
新車投入当初は、従来の表示器と同様の形で行き先や経由地を記載していましたが、今回の変更で、和歌山城を経由する路線には和歌山城、マリーナシティを経由する路線にはマリーナシティのイラストが付記されるようになっています。
外国人観光客の利便性向上が要因とみられます。今のところ、JR和歌山駅で発車まで待機する場面でのみ見られるようです。ほかのイラストはあるのか、和歌山城・マリーナシティ双方を経由する場合はどうなるのか、いろいろ調べてみたいですね。
【2025.1.7追記】 南海和歌山市駅での発車前でもイラストが表示されているのを確認しました。
◆わかやま電鉄の動向
南海電鉄が2200系車両(高野線「天空」専用車を除く)を今春に全廃することを発表し、ほぼ共通の構造を持つ、貴志川線2270系車両で万一大きな故障が発生した時に「部品がない」という事態はだいぶん避けられそうで、少し安心材料が増えたのではないかと思われます。とはいえ、2023年6月の水害や8月の落雷による車両故障など、自然災害のリスクは年々高まっており、やはり油断はできないというのが本音かもしれません。
わかやま電鉄は2026年4月に開業20周年を迎えます。路線などを自治体が保有し、運行を会社が行う「公有民営」型の鉄道事業を展開していますが、コロナ禍で大きな打撃を受けたほか、沿線の通学需要が激減した状態が続いており、コロナ禍前の乗客数には至っていません。
現在の自治体からの支援スキームが2025年度で満了となることから、2026年度以降の運行スキームをどうするか、自治体との折衝などは正念場。継続して自治体担当者との協議がおこなわれていますが、事業者としても経営努力を進めていく必要があります。
そのなかでいま注目しておくべきなのは貴志川線の運賃水準と考えます。
貴志川線の運賃は南海電鉄が運営していた時も、他の南海線よりは少し割高な水準が採用されていました。2016年に、消費税率改定を除くと南海時代の1996年以来20年ぶりの運賃改定をおこなっています。現在は和歌山-貴志間14.3kmが410円(2006年経営移管前は360円→2014年消費税改定で370円→2016年運賃改定で400円→2019年消費税改定で410円)となっています。
この水準は全国の中小私鉄のなかでも比較的安価となっており、例えば和歌山-貴志間に相当する距離の運賃は岐阜県の樽見鉄道では460円、富山地方鉄道では580円(ICカード利用時)、群馬県の上信電鉄630円、山梨県の富士急行では642円(ICカード利用時)などとなっており、わか電の運賃水準の安さが目立ちます。
ここ最近、国交省は鉄道運賃の認可基準を一部変更し、従来よりも運賃改定がしやすくなっているとも言われています。とはいえ、仮に運賃改定が実施されると利用者にとっては負担増になるため、一定規模の利用の逸走は考えられることには留意は必要です。現在運賃改定が表立って検討されているわけではありませんが、持続可能な鉄路維持のための運賃改定も考えないといけない時期に来ているかもしれない、という認識は共有しておいてもいいのではないかと思います。
2024年12月27日
「たま駅長就任記念イベント」来年は1月7日
わかやま電鉄では2007年1月5日に初代駅長の「たま」が着任したことから、この日前後に就任記念イベントを開催していますが、2025年は1月7日(火)に貴志駅で開催されることが発表されました。
同日11時過ぎから貴志駅で開催となります。毎回、ネコ駅長の人事発表が行われるのが通例ですが、今回の人事はどうなるのでしょうか。当日のお楽しみに。
同日11時過ぎから貴志駅で開催となります。毎回、ネコ駅長の人事発表が行われるのが通例ですが、今回の人事はどうなるのでしょうか。当日のお楽しみに。
2024年12月22日
南海電鉄、来春から泉佐野以南の一部列車をワンマン運転化
南海電鉄は来年3月22日から、南海線の泉佐野-和歌山市間の一部の普通電車をワンマン運転化することを発表しました。
https://www.nankai.co.jp/news/241220.html
12月21日に南海線・空港線を対象におこなったダイヤ改正を前に、南海線で運用されてきた、旧高野線の2ドア車が順次高野線に復帰し、高野線で運用されていた最新鋭の8300系車両が南海線に移籍していることがSNSなどで報じられていました。
このワンマン運転は、泉佐野以南で4両編成かつ、車外にカメラが取り付けられた8300系が運用される列車で行われることになっています(一部を除く)。6両編成の普通電車、区間急行や準急行、特急などは対象外です。
南海電鉄では汐見橋、高師浜、多奈川、加太、和歌山港線の普通電車、高野線の2両編成の普通電車でワンマン運転を実施していますが、4両編成でのワンマン運転は今回が初めてとなります。
今後、生産年齢人口の激減が想定されるなか、限られた人員での鉄道運営を強いられる各鉄道事業者でもこのような動きは広がるものとみられます。
https://www.nankai.co.jp/news/241220.html
12月21日に南海線・空港線を対象におこなったダイヤ改正を前に、南海線で運用されてきた、旧高野線の2ドア車が順次高野線に復帰し、高野線で運用されていた最新鋭の8300系車両が南海線に移籍していることがSNSなどで報じられていました。
このワンマン運転は、泉佐野以南で4両編成かつ、車外にカメラが取り付けられた8300系が運用される列車で行われることになっています(一部を除く)。6両編成の普通電車、区間急行や準急行、特急などは対象外です。
南海電鉄では汐見橋、高師浜、多奈川、加太、和歌山港線の普通電車、高野線の2両編成の普通電車でワンマン運転を実施していますが、4両編成でのワンマン運転は今回が初めてとなります。
今後、生産年齢人口の激減が想定されるなか、限られた人員での鉄道運営を強いられる各鉄道事業者でもこのような動きは広がるものとみられます。
2024年12月13日
南海電鉄、和歌山バス 12月21日ダイヤ改正など
南海電鉄は12月21日に南海線・空港線のダイヤ改正を実施します。
空港輸送の強化がメインのため、和歌山地区では変化が少なくなっていますが、一部列車の運転区間の延伸・短縮があります。
これに合わせて和歌山バスも一部路線でダイヤ改正を実施します。
南海和歌山市駅・JR和歌山駅を発車する朝ラッシュ時間帯の時刻調整がメインですが、87系統(JR和歌山駅発急行の鳴滝団地)が1便減便になります。
南海電鉄では、加太線などで運用している2200系車両を来春に全廃することを発表しました。
2200系はかつて高野線で運用されていた22000系を加太線など向けに改造した17m級2ドア・2両編成の車両ですが、老朽化などもあり順次、同じ17m級2ドア・2両編成ステンレス車体の2000系に置き換わっています。また6編成12両は1994年から95年にかけて貴志川線に移籍し、現在は和歌山電鐵が保有しているほか、昨年、今年と銚子電鉄に1編成ずつが譲渡されたことも話題に上りました。
南海電鉄では、廃止に向けて、往時の濃淡の緑色に復元するキャンペーンが実施されることなども発表されています。
現在南海線と高野線では車両の転属が活発に行われています。来春をめどに南海線の一部普通電車をワンマン運転に切り替える構想も発表されており、様々な形で効率化が図られることになりそうです。
2200系は廃車になりますが、貴志川線や銚子電鉄に移籍した車両の予備部品は現状ほとんど調達できないとみられ、車両の一部はいわゆる「部品取り」として引き続き活用されるのではないかと思われます。
空港輸送の強化がメインのため、和歌山地区では変化が少なくなっていますが、一部列車の運転区間の延伸・短縮があります。
これに合わせて和歌山バスも一部路線でダイヤ改正を実施します。
南海和歌山市駅・JR和歌山駅を発車する朝ラッシュ時間帯の時刻調整がメインですが、87系統(JR和歌山駅発急行の鳴滝団地)が1便減便になります。
南海電鉄では、加太線などで運用している2200系車両を来春に全廃することを発表しました。
2200系はかつて高野線で運用されていた22000系を加太線など向けに改造した17m級2ドア・2両編成の車両ですが、老朽化などもあり順次、同じ17m級2ドア・2両編成ステンレス車体の2000系に置き換わっています。また6編成12両は1994年から95年にかけて貴志川線に移籍し、現在は和歌山電鐵が保有しているほか、昨年、今年と銚子電鉄に1編成ずつが譲渡されたことも話題に上りました。
南海電鉄では、廃止に向けて、往時の濃淡の緑色に復元するキャンペーンが実施されることなども発表されています。
現在南海線と高野線では車両の転属が活発に行われています。来春をめどに南海線の一部普通電車をワンマン運転に切り替える構想も発表されており、様々な形で効率化が図られることになりそうです。
2200系は廃車になりますが、貴志川線や銚子電鉄に移籍した車両の予備部品は現状ほとんど調達できないとみられ、車両の一部はいわゆる「部品取り」として引き続き活用されるのではないかと思われます。
2024年11月29日
紀の川市、AIを活用したデマンド乗り合いバスの運行を開始へ
紀の川市は、12月号の市広報紙で、2025年1月からAIを活用したデマンド型乗り合いバス「のりのりバス」の運行を開始することを発表しました。
紀の川市地域公共交通活性化再生協議会のウェブサイトにて11月8日に開催された会議の資料が掲載されています。
https://www.city.kinokawa.lg.jp/koutsuseisaku/kotsu-kyogikai.html
これから利用登録を受け付けるとのことですが、地元住民以外の観光客なども事前にLINE等で利用登録をすれば利用が可能となります。
LINEによる利用登録については後日紀の川市交通政策課のウェブサイトで紹介されることになっています。
https://www.city.kinokawa.lg.jp/koutsuseisaku/2024-1119-drt070108.html
紀の川北岸のエリア内に331カ所の乗車ポイントを設定し、事前に利用登録をした市民が乗車予約をLINEやユーザーアプリでおこなうと近接した時間帯・場所からの乗車をまとめるなどして最適なルートをAIが策定。それにしたがって実際に車両が運行されるという仕組みです。
2025年1月8日から、紀の川の北岸の西部を有交紀北、東部を和歌山バス那賀が担当し、双方が重なる粉河駅近辺は両社が利用できるようになります。車両は両社に10人乗りのワゴン車が導入され、8時半から16時半までが運行時間となります(日中1時間休憩時間あり)。
運賃は300円(小・中学生、障害者およびその介助者200円、小学生未満無料)で、現金かpaypayで支払うことができます。
なお、2026年からは紀の川南岸地域での運行が計画されています。
なおこのデマンドバスの運行により、既存の巡回バスがどうなるかについては現時点では言及はありませんが、巡回バスの利用水準についてはルートごとに大きな差があり、財政的な課題が発生している模様で、一定の乗客が見込めるところは巡回バスで、それ以外は「のりのりバス」に集約されていく方向ではないかと思われます。
AIを活用したデマンドバスは白浜町で実証運行が実施されていますが、紀北地区では初めての試みで、その効果が注目されます。
紀の川市地域公共交通活性化再生協議会のウェブサイトにて11月8日に開催された会議の資料が掲載されています。
https://www.city.kinokawa.lg.jp/koutsuseisaku/kotsu-kyogikai.html
これから利用登録を受け付けるとのことですが、地元住民以外の観光客なども事前にLINE等で利用登録をすれば利用が可能となります。
LINEによる利用登録については後日紀の川市交通政策課のウェブサイトで紹介されることになっています。
https://www.city.kinokawa.lg.jp/koutsuseisaku/2024-1119-drt070108.html
紀の川北岸のエリア内に331カ所の乗車ポイントを設定し、事前に利用登録をした市民が乗車予約をLINEやユーザーアプリでおこなうと近接した時間帯・場所からの乗車をまとめるなどして最適なルートをAIが策定。それにしたがって実際に車両が運行されるという仕組みです。
2025年1月8日から、紀の川の北岸の西部を有交紀北、東部を和歌山バス那賀が担当し、双方が重なる粉河駅近辺は両社が利用できるようになります。車両は両社に10人乗りのワゴン車が導入され、8時半から16時半までが運行時間となります(日中1時間休憩時間あり)。
運賃は300円(小・中学生、障害者およびその介助者200円、小学生未満無料)で、現金かpaypayで支払うことができます。
なお、2026年からは紀の川南岸地域での運行が計画されています。
なおこのデマンドバスの運行により、既存の巡回バスがどうなるかについては現時点では言及はありませんが、巡回バスの利用水準についてはルートごとに大きな差があり、財政的な課題が発生している模様で、一定の乗客が見込めるところは巡回バスで、それ以外は「のりのりバス」に集約されていく方向ではないかと思われます。
AIを活用したデマンドバスは白浜町で実証運行が実施されていますが、紀北地区では初めての試みで、その効果が注目されます。
2024年11月28日
今年もやるよ!貴志川線クリスマス電車
和歌山電鐵は毎年大人気企画のひとつ、クリスマス電車を今年も実施することを発表しました。
今年はいちご電車とたま電車がクリスマス仕様になり、12月4日から運行を開始します。
クリスマスをイメージした特製ヘッドマークと、中づりもクリスマスのイラストをあしらったものになります。
そして、12月22日にはクリスマスプレゼント電車が運行されます。
貴志10:08発、和歌山11:00発、貴志12:08発、和歌山13:00発、貴志14:38発、和歌山15:30発の6便が対象で、各便小学生以下の子ども20名が定員となります。
12月5日10時から、和歌山電鐵のウェブサイトに掲載される申し込みフォームから応募可能。応募条件は当日に1日乗車券を購入(大人用800円、小学生用400円、1枚につき幼児2名まで無料)することです。
中の人も10年以上前にお手伝いしたことがありますがいつも人気で、すぐに定員に達したとうかがったことがあります。
少し早いクリスマスになりそうですね。
今年はいちご電車とたま電車がクリスマス仕様になり、12月4日から運行を開始します。
クリスマスをイメージした特製ヘッドマークと、中づりもクリスマスのイラストをあしらったものになります。
そして、12月22日にはクリスマスプレゼント電車が運行されます。
貴志10:08発、和歌山11:00発、貴志12:08発、和歌山13:00発、貴志14:38発、和歌山15:30発の6便が対象で、各便小学生以下の子ども20名が定員となります。
12月5日10時から、和歌山電鐵のウェブサイトに掲載される申し込みフォームから応募可能。応募条件は当日に1日乗車券を購入(大人用800円、小学生用400円、1枚につき幼児2名まで無料)することです。
中の人も10年以上前にお手伝いしたことがありますがいつも人気で、すぐに定員に達したとうかがったことがあります。
少し早いクリスマスになりそうですね。
2024年11月20日
和歌山県、公共交通機関等資料集を公表
和歌山県総合交通政策課は今日、昨年度の県内公共交通機関等資料集をウェブサイトで公表しました。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/book_d/fil/R5siryou.pdf (約3.7MB)
毎回このブログでとりまとめている、和歌山都市圏の路線バスの乗車密度を更新しました。
https://ocean547.net/wap/pdf/20241120.pdf
鉄道の利用者数は2022年度と比較し、
JR阪和線・・・増加
JR和歌山線・・・減少
JRきのくに線・・・増加
南海線・・・増加
和歌山電鐵・・・増加
となっています。
路線バスの利用者数は2022年度と比較し、6.8%の増加となっていますが、ピークの1971年度比で13.9%にとどまっており、下げ止まりの傾向が続いています。
今後もこの情報は継続して追跡していきます。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/book_d/fil/R5siryou.pdf (約3.7MB)
毎回このブログでとりまとめている、和歌山都市圏の路線バスの乗車密度を更新しました。
https://ocean547.net/wap/pdf/20241120.pdf
鉄道の利用者数は2022年度と比較し、
JR阪和線・・・増加
JR和歌山線・・・減少
JRきのくに線・・・増加
南海線・・・増加
和歌山電鐵・・・増加
となっています。
路線バスの利用者数は2022年度と比較し、6.8%の増加となっていますが、ピークの1971年度比で13.9%にとどまっており、下げ止まりの傾向が続いています。
今後もこの情報は継続して追跡していきます。
2024年10月29日
きのくに線白浜以南、輸送密度18%増、ほか
JR西日本は今日、輸送密度(1日1kmあたり利用者数)2,000人未満の路線の昨年度の営業実績を公開しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241029_press_senkubetsukeieizyoukyou.pdf
和歌山県内ではきのくに線の白浜-新宮間が該当するのですが、2023年度のこの区間の輸送密度は935人、赤字額は29.3億円であることが明らかになっています。この区間は距離が長く維持管理経費が他の路線に比べて多いことから赤字額は今回発表のあった区間の中では2番目に多くなっています(1番目は山陰本線出雲市-益田間の赤字額30.8億円でこちらも距離が長いことなどが影響しているとみられます)。
一方で輸送密度は昨年よりも約18%の増加となっています。インバウンドの増加に加え、「サイクルトレイン」「くろしおサイクル」などの取り組みの効果が表れているのではないかとみられます。
次に、同じくJR西日本は通学定期券について、12月1日以降は初回購入時のみ、卒業予定年月がわかる通学証明書が必要になりますが、在学中の更新時は通学証明書を不要とする措置を始めると発表しました。みどりの券売機などで更新ができることから利便性の向上が期待できます。
なお、他社との連絡定期も対応することから、和歌山電鐵の定期券も対象になるのではないかとみられます。
明光バスからは、来年2月もしくは3月からICOCAをはじめとしたいわゆる10カードへの対応を始めると発表しました。
利用可能になるのは高速バスと快速熊野古道号を除く一般路線バス。10カード対応とはしていますが、ICOCAについては明光バスのフリー乗車券の機能を追加できるようになるとのことで、JRとの連絡を考慮してICOCAをメインに打ち出しているようです。
そして11月3日(日・文化の日)は貴志川線祭りです。空模様が気になりますが少雨結構です。
貴志川線の永続を応援するイベントです。自家用車の駐車場は一切ありません。電車でお越しくださいね。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241029_press_senkubetsukeieizyoukyou.pdf
和歌山県内ではきのくに線の白浜-新宮間が該当するのですが、2023年度のこの区間の輸送密度は935人、赤字額は29.3億円であることが明らかになっています。この区間は距離が長く維持管理経費が他の路線に比べて多いことから赤字額は今回発表のあった区間の中では2番目に多くなっています(1番目は山陰本線出雲市-益田間の赤字額30.8億円でこちらも距離が長いことなどが影響しているとみられます)。
一方で輸送密度は昨年よりも約18%の増加となっています。インバウンドの増加に加え、「サイクルトレイン」「くろしおサイクル」などの取り組みの効果が表れているのではないかとみられます。
次に、同じくJR西日本は通学定期券について、12月1日以降は初回購入時のみ、卒業予定年月がわかる通学証明書が必要になりますが、在学中の更新時は通学証明書を不要とする措置を始めると発表しました。みどりの券売機などで更新ができることから利便性の向上が期待できます。
なお、他社との連絡定期も対応することから、和歌山電鐵の定期券も対象になるのではないかとみられます。
明光バスからは、来年2月もしくは3月からICOCAをはじめとしたいわゆる10カードへの対応を始めると発表しました。
利用可能になるのは高速バスと快速熊野古道号を除く一般路線バス。10カード対応とはしていますが、ICOCAについては明光バスのフリー乗車券の機能を追加できるようになるとのことで、JRとの連絡を考慮してICOCAをメインに打ち出しているようです。
そして11月3日(日・文化の日)は貴志川線祭りです。空模様が気になりますが少雨結構です。
貴志川線の永続を応援するイベントです。自家用車の駐車場は一切ありません。電車でお越しくださいね。
