2022年06月02日

和歌山市、地域バスの実証実験を6地域で実施

和歌山市は今日、和歌山市公共交通政策推進協議会の会議を開き、今年度市内6地域で地域バスの実証実験をおこなう一方、現在運行されている地域バスの運営支援をおこなうことを決定しました。6月市議会に予算案が上程されることになっています。

本来ならば、この会議に本ブログ管理人も出席する予定だったのですが、先約の会議とバッティングしてしまい出席できませんでしたので詳細は後日の市からの記者発表を待つこととして、今日発表された報道資料に運行エリアについて言及があります。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/043/504/20220530-1.pdf

これをみると過去にも実証運行の実績がある木の本地区、湊地区、六十谷地区に加えて、川永地区、中之島地区、安原地区が候補地になっているようです。詳細の情報が入ればまたお知らせします。  
Posted by わかやま小町 at 21:14Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年04月11日

JR西日本、閑散線区の収支状況を公開

JR西日本は今日、管内の閑散線区の収支状況の資料を公開しました。
この間、山間部の閑散路線での存廃論議が活発になってきましたが、コロナ禍で旅客減少が相次ぎ「(人口減少等により)10年先と予想していた事態がいま起こっている状態」ともいわれています。今回、JR西日本としては、利用状況の情報開示をおこなうことで、地域公共交通機関としての役割の見直しの議論が高まることを期待しての発表とみられます。

今回開示の対象となったのは、「輸送密度」が2,000人/日未満の路線です。輸送密度とは「キロ1kmあたりの1日平均旅客輸送人員」のことで、旧国鉄では4,000人を下回ると存廃論議が行われる前提となっていた数値です。民営化されJRになって以降は都市部の高収益化やコスト削減、事業の複合化なども進み、4,000人未満でも存続できている路線が多くなっていますが、コロナ禍でJR各社とも赤字に落ち込んでおり、都市部の黒字で地方の赤字を穴埋めすること自体が困難になってきています。

さて、和歌山県内ではきのくに線の白浜-新宮間がその開示の対象となっています。

2017年から2019年の3年間の平均の数値が発表されており、経営実績を見ますと・・・
 収支率 19.0%
 営業係数 525(収入100円を得るのに525円の費用がかかっている)
 営業収入 6.7億円
 営業費用 35.4億円
 赤字額 28.6億円
 輸送密度は1987年の4123人が2019年に1085人と約1/4に減少

2018年から2020年の3年間平均では、2020年度のコロナ禍による減収が含まれるためさらに悪化します。
 収支率 15.5%
 営業係数 647(収入100円を得るのに647円の費用がかかる)
 営業収入 5.4億円
 営業費用 34.7億円
 赤字額 29.7億円
 輸送密度は1987年の4123人が2020年に608人と約1/7に減少

ちなみにここには管理費は含まれていませんので、管理費を含むとさらに悪化するとみられます。

単年度赤字額が30億円近くとなっていますが、近年の新型車両の価格が1両1~2億円(仕様や製造車両数により大きく異なりますが)といわれていますので、ざっくりいうと6両編成の特急電車が2本半程度製造できる額くらい、とお考えいただけると如何に大きな額かがご想像いただけるかと思います。

もちろん、区間ごとの収支が巨額の赤字だからといってすぐに存廃の議論につながるわけではなく、今日の和歌山県知事の記者会見でも「鉄道はネットワークを形成しているため、一部区間だけ取り出しての議論は適さない」という趣旨の発言があったようですし、国土交通省が3月に開いた地方の公共交通の在り方を探る研究会でも同様の意見が出ていたようです。

JR西日本和歌山支社ではこの区間に新型車両を投入しICカードを利用可能にしたほか、サイクルトレイン事業を開始し、乗客が漸増傾向に転じているとの報道もあり、決して手をこまねいているわけではありません。
しかし、高速道路の延伸(しかも新直轄区間で無料通行可能)、沿線の少子化の進展で、利用者数がさらに減ることは容易に想像できます。
また、管理人が実際に南紀地域のある自治体の方に聞いた話では「出張でも行き先によっては鉄道よりも公用車のほうが精算旅費が安くなるため、鉄道利用が許可されないことがある」そうで、行政も財政が厳しいなか、なかなか鉄道の利用喚起にはつなげられない事情もある模様です。

和歌山県としては、今回の発表も受けて、利用促進策をさらに進めたいということのようですが、(コロナ禍が落ち着く前提ですが)移動の際には鉄道を積極的に利用するインセンティブをどう付与できるかもカギになりそうです。

【参考】JR西日本の発表資料(PDF)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_local.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_sankou.pdf  
Posted by わかやま小町 at 23:04Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年03月31日

わか電、山東のたけのこ販売!

和歌山電鐵は、沿線のみかんに続く沿線特産品第2弾として、和歌山市山東(さんどう)地区のタケノコの販売を実施します。

山東のタケノコは料亭にも卸されているほど品質が高いとされています。この山東のタケノコ、朝掘りのものを「たま電車型オリジナルボックス」に入れて直送します。到着後涼しい場所で保管した場合、およそ48時間以内であればあく抜きが不要!とのことです。

販売は3月30日から4月28日まで、生育状況によりサイズはL~4Lのものが混じっていますが、1箱につき4kg入り。
税込み4,500円+送料でのお届けとなります。

たま駅長グッズショップ https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/ で取り扱い。240箱限定です。ご希望の方はお早めに。  
Posted by わかやま小町 at 23:02Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年03月30日

JR西日本、運賃改定へ、ほか

■JR西日本、一部区間で運賃改定
 JR西日本は来年4月、「特定区間」と呼ばれる区間の一部で運賃を値上げすることを発表しました。
 和歌山県関連では、和歌山・紀伊中ノ島の各駅と、鶴ケ丘・南田辺・美章園・天王寺の各駅の間、六十谷-天王寺間が現行の870円から890円になるほか、通勤定期券運賃も改定となります。また、天王寺-紀伊などの一部区間の通勤6か月定期券の価格も変更になります。
 この「特定区間」は、他の鉄道会社と並行しているなどの理由で、運賃を他社並みに引き下げる特例を設けている区間を指します。和歌山-天王寺間は南海線と並行していることから、JRの通常の運賃体系と比べて割安な運賃が設定されています。現在、南海線の和歌山市-新今宮間が890円になるなどJRが南海線よりも割安になっていることから、南海線並みに引き上げて、少しでも収支改善を目指すものとみられます。


■きのくに線、サイクルトレイン拡大
 JR西日本は、きのくに線でのサイクルトレインの実施区間をこれまでの紀伊田辺-新宮間から、御坊-新宮間に拡大することを発表しました。
 今年4月1日以降、利用時間はこれまでと変わらず、平日は9時以降終電まで、土休日は終日となり、この区間を走る普通電車に予約なし・追加料金なしで自転 車の持ち込みができるようになります。

 これに合わせて、一部の駅ではスロープが整備されたほか、サイクルラックや記念写真スポットが設けられた駅もあります。また、特急くろしおなどと組み合 わせたモデルコースの設定など、より利用しやすくなりました。

詳細は和歌山県のプレスリリース、JRおでかけネットなどでご覧いただけます。
http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=35252
https://www.jr-odekake.net/railroad/kuroshio/  
Posted by わかやま小町 at 21:41Comments(0)和歌山交通ニュース

2022年03月22日

今年はリニューアル!わか電乗ってタケノコ狩り

和歌山電鐵さんからリリースをいただきました。
毎年春の恒例企画、「貴志川線に乗ってタケノコ掘り体験」がリニューアルして開催されることになりました。

4月17日(日)12:30に伊太祈曽駅集合。徒歩で、道の駅「四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」に移動してタケノコ狩りを楽しみます。

定員は30組100人(1組最高5名)で、3月26日(土)正午から和歌山電鐵ウェブサイト(http://www.wakayama-dentetsu.co.jp)内に開設されるエントリーフォームから受付開始。参加費は1組2,000円(保険料込み、伊太祈曽駅までの交通費は別途必要)で、1組につき貴志川線1日乗車券1枚と、たまニタマ缶ドロップス1缶、そしてFOOD HUNTER PARK内の産直市場お楽しみガチャ1回(ハズレなし)がついてきます。

なかなかに豪華な企画です。ぜひご参加を!  
Posted by わかやま小町 at 21:21Comments(0)和歌山交通ニュース