2019年02月28日

和歌山バス、和歌山バス那賀、3月31日限りで一部系統廃止

和歌山バス、和歌山バス那賀は3月31日限りで一部系統を廃止します。

まず和歌山バスは、
●和歌山市内線22系統 JR和歌山駅-公園前-和歌浦口-布引南-浜の宮海水浴場前-マリーナシティ
●木の本線176系統 和歌山大学前駅西口-ふれあいの郷
の2系統を廃止します。

22系統は前回のダイヤ改正で年1日だけ運行という免許維持路線となり、昨年5月6日に1往復のみ運行されましたが、今回路線自体が廃止となります。176系統は和歌山大学前駅開業時に設置され、土休日のみ運転されていましたが、利用が伸びず、廃止となります。


和歌山バス那賀は、
●那賀線211系統 南海和歌山市駅-本町2丁目-八軒家-岩出-打田-粉河駅前-那賀営業所前
●紀伊打田線43系統 F.B,T-紀伊駅前-紀の川市役所前-公立那賀病院
の2系統を廃止します。

211系統は現在1往復のみの運転となっており、213系統(南海和歌山市駅-八軒家)の出入庫運用に過ぎない状態となっていましたが、今回それが廃止となります。43系統は開設当時はさんさんセンター紀の川発着で、毎時1本程度確保され、紀伊粉河線との共通定期券を導入するなどの積極策を取りましたが、利用は伸びず、数年での路線廃止となってしまいました。
なお、那賀線は213系統と、小学校の通学利用がある15系統(岩出-那賀営業所)は存続となります。


ちなみに、和歌山市公共交通会議では他にも路線廃止の予定が公表されていましたが、実際には廃止系統は縮小となりました。和歌山市では新年度、紀三井寺団地地区以外での地域バス導入の検討を進めることを明らかにしていることから、地域バス導入を前提に、暫定的にバスの運行を継続する形になったものとみられます。  
Posted by わかやま小町 at 22:35Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年02月20日

市駅バス乗り場、工事により6ヶ所に集約へ

市報わかやまで予告されていた南海和歌山市駅前バス乗り場改修工事に伴い、乗り場が現状の11ヶ所から6ヶ所に集約されることが発表されました。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/wakayamashi_noriba/

3月4日から以下のようになります。
1番乗り場・・・本町2丁目・JR和歌山駅方面
 高速夜行バス、本町線(0系統)、紀三井寺線・塩屋線のうち本町2丁目・JR和歌山駅を経由する40・42・44・52系統

2番乗り場・・・和歌山市内方面(国道42号線方面)
 和歌山市内線(城北橋経由・本町2丁目経由)、市内雑賀崎循環線、湊線、和歌山大学線のうち城北橋を経由する273系統

3番乗り場・・・和歌山市内の42号線以外の幹線道路方面
 塩屋線(ぶらくり丁経由の53・56系統)、西浜新和歌浦線、鳴神線・岡崎線・紀和線の貝柄町を経由する系統

4番乗り場・・・和歌山市北西部方面
 和歌山大学線のうち次郎丸を経由する系統、木の本線、藤戸線、坂田線

5番乗り場・・・和歌山市北東部方面
 六十谷線、楠見線

6番乗り場
 和歌山バス那賀

工事の進捗により、場所が変わることになりますので、利用の際は注意してくださいね。


なお、2月15日、車載カードリーダーの不具合に伴い、バスカードにトラブルが発生しています。
http://www.wakayamabus.co.jp/news/kasyu20190220/
 17時56分 マリーナシティ発南海和歌山市駅行 42系統
 19時06分 南海和歌山市駅発JR和歌山駅行 0系統

和歌山バスでは今年春のバスロケーションシステム導入に向けて車載装置の更新をおこなっていることから、その際になんらかのトラブルが発生したものとみられます。該当便に乗車されてバスカードを利用された方は、JR和歌山駅・南海和歌山市駅の定期券売り場もしくは、和歌浦口の営業所に申告すれば、差額の返金が受けられます。
なお、バスカード裏面に記載されている、乗車日・利用系統・利用区間を表す数字が利用の証拠となりますので当該バスカードをお忘れなく。  
Posted by わかやま小町 at 20:44Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年02月14日

和歌山バス、2020年にIC対応へ

和歌山市は12日、新年度の当初予算の概要を発表しました。

記者発表資料はこちら。9.6MBありますのでモバイル環境の方はご注意下さい。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/022/409/20190212-1.pdf

こちらのPDFの19ページに公共交通政策が取り上げられており、路線バスのICカード対応支援に3363万円が計上されています。「2020年度を目処に交通系ICカードシステム導入」とあることから、和歌山バスが2020年春にもICカードで利用できることがほぼ確実となりました。
同じ欄には、元気70パスなど和歌山市の外出支援バスカードのIC化も謳われているほか、「KANSAI ONE PASS」への対応も記載されていることから少なくともICOCAへの対応はなされるとみられますが、SuicaやTOICAなどいわゆる「10カード」とよばれる全国交通系ICカードの共通利用にまで踏み込むかは明記はされていません。

またこれ以外では、既報の加太地区デマンドタクシー事業の継続、現在紀三井寺団地地区で運行されている「地域バス」の他地域での運行に向けた検討、LRT・BRTなど新交通システムの導入可能性調査を行うことが盛り込まれています。

当初予算は2月定例市議会で審議され、可決されれば、上記の取り組みが本格的に動き出すことになります。  
Posted by わかやま小町 at 08:52Comments(0)和歌山交通ニュース

2019年02月08日

いろいろ発表されました!

ここ最近、様々な発表がありました。まとめてお知らせしますね。

◆南海電鉄

先日加太線の「めでたいでんしゃ」の「さち」編成と「かい」編成が連結して、なんばまで「新婚旅行」しましたが、3月31日に「さち」と「かい」の子どもとして第3編成が登場することになりました。
http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190207_3.pdf (PDF・1.3MB)

今後は真っ赤。加太線の沿線7駅に縁起物・ご利益を設定し、乗るだけで幸せになれるかも?という趣向が満載。車内にインスタスポットも?!
これは楽しみ!
ちなみに、加太線7駅のご利益は以下の通り。
 加太駅・・・恋愛成就
 磯ノ浦駅・・・芸事上達
 二里ヶ浜駅・・・安産祈願
 西ノ庄駅・・・無病息災
 八幡前駅・・・縁結び
 中松江駅・・・金運招来
 東松江駅・・・立身出世

また、去年の台風21号による影響で駅舎が全焼した南海線の尾崎駅は3月23日から駅舎が復旧します。
http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190207_4.pdf


◆JR西日本

 2月23日の和歌山線で新型車両に手を振ろうキャンペーンのあと、橋本駅で車両展示が行われることが発表されました。11:50~12:40まで、車内を自由に見学できます。
 http://www.westjr.co.jp/press/article/2019/02/page_13777.html
 なお「わかやま小町」では、手を振ろうキャンペーンに参加される方を対象に、簡易横断幕を作成するサービスを行っています。まだ余裕がありますので、ぜひご利用ください。


◆ここからはわかやま小町として入手した情報です

 まず、年度内にバスロケーションシステムが導入される予定の和歌山バスですが、先日からバス車両にGPS端末が順次搭載されているそうです。車載機器の交換を伴うため、1日に数両程度のペースだそうですが、年度末までにすべての車両にGPSが搭載され、準備ができ次第、バスロケーションシステムがスタートします。
 バス停等に掲出された2次元コードを読み込めば、携帯電話・スマートフォンでウェブサイトにアクセスでき、バスの走行位置を把握することができるようになる見込み。

 和歌山市では今年度、デマンドタクシーの実証運行が加太、小倉、和佐、湊の4地区で実施されています。このうち昨年度と今年度実証運行されている加太地区は本格運行への準備が進められています。加太駅から加太港や淡嶋神社への観光客にもデマンドタクシーを利用してもらえるよう利用促進を進めたいとのこと。ほかの3地区につては来年度どうなるかは現在のところは未定ですが、加太地区の例をみると来年度も引き続き実証運行は行われるのではないかと思われます。
 また、木の本・松島地区などでも地域バスもしくはデマンドタクシーのニーズが和歌山市に上がっているそうで、運行に向けた検討が行われれるようです。

 和歌山市の市報で、改修工事が予告されていた南海和歌山市駅前バス乗り場ですが、まず現行の1~4番乗り場を他の乗り場に統合する形で集約し、工事が間もなく開始される予定だそうです。このため、市駅前バス乗り場は一部が変更になる模様です。情報が入りましたらお知らせします。  
Posted by わかやま小町 at 23:02Comments(0)和歌山交通ニュース