2018年03月22日

和歌山バス・和歌山バス那賀、4月ダイヤ改正発表

今日、和歌山バスは4月2日に、和歌山バス那賀は4月1日にダイヤ改正を実施することをそれぞれ発表しました。

■和歌山バス

【廃止系統】
 125系統 和歌浦口-県庁前-土入橋-延時-和歌山大学前駅西口
 2017年4月に運行を開始。土休日のみ運転で、国道42号線沿線からガーデンパークやイオンモールへの誘客を図るも乗客が伸び悩み、運行廃止。

【運行形態の変更】
 27系統 JR和歌山駅-公園前-県庁前
 JR和歌山駅発の便に限り急行運転となり、JR和歌山駅-公園前ノンストップ、公園前・市役所前は降車専用に。なお、県庁前始発便は従来どおり各停となります。

 22系統 JR和歌山駅-公園前-浜の宮海水浴場前-マリーナシティ
 旧20・21系統(JR和歌山駅-海南藤白浜・海南日限下)と22系統を統合した形の120・121系統の新設(現在は121系統に統一)により、22系統は4月~10月の土休日のみの運転に。その後121系統と同じ琴の浦経由でマリーナシティ止まりの122系統新設により、2017年は22系統は7月・8月の土休日に1往復のみとなっていました。
 本改正でさらに運用を減らし、時刻表からは姿を消し、年1回のみの運行になります。運行日は現在のところ発表されていません。

【その他ダイヤ動向】
・和歌山市内線・琴の浦線
 朝ラッシュ時はJR和歌山駅発の25系統和歌浦口ゆき、27系統県庁前ゆき(急行)が1本ずつ増発されますが、日中の25系統は毎時1本削減となり、平日日中のJR和歌山駅発着の市内線・雑賀崎循環線は毎時7本になります。
 南海和歌山市駅発着では、平日の市駅発5系統を1便を残して13系統(城北橋軽油)化。また平日の17系統(南海和歌山市駅-城北橋-海南駅前)の4往復が117系統化(マリーナシティ経由)。
 海南駅発着では、17系統の117系統化に伴い、47系統が減便。また6系統(和歌浦口-海南駅前)は海南駅前ゆきのみの運転に。
 このほか、全体的な時間調整・早朝深夜の一部減便を実施。

・本町線・紀三井寺線・塩屋線
 平日1本あった43系統は42系統に延長。このほか平日の運行ダイヤを一部調整しますが、平日・土休日とも本数に変化なし。

・その他の路線
 紀和線65系統(南海和歌山市駅-貝柄町-JR和歌山駅)の平日1本削減があるほかは、一部路線での時刻調整のみ。


■和歌山バス那賀

一部路線での減便を実施。南海和歌山市駅発着の那賀線211・213系統は休日運休(!)、43系統の那賀病院を発着する紀伊打田線は土休日運休となります。  
Posted by わかやま小町 at 21:25Comments(0)和歌山交通ニュース

2018年03月14日

大十バス、海南駅-南海和歌山市駅間の運行を3月末で終了

大十バスは今日、ウェブサイトで、海南駅-南海和歌山市駅間の運行を3月31日で終了することを発表しました。
http://www.daijyu-bus.co.jp/

大十バスは旧野上電鉄の路線バスを引き継ぐ形で1994年に「オレンジバス」として運行を開始し、その後分社化して大十バスとなりました。当初は南海和歌山市駅発着は6往復設定されていて、登山口だけではなく、生石山ふもとの小川宮や美里温泉ゆきの設定もありましたが、徐々に減便され、現在は平日のみ登山口-南海和歌山市駅間が3往復運転となっていました。

少ないながらも、野上町(現・紀美野町)・海南市から医大病院、日赤医療センターへの通院利用を支えてきましたが、JR紀三井寺駅西口開設により駅から医大病院まで徒歩で通院できるようになったこと、野上厚生病院を発着する紀美野町コミバスの増加、海南市立医療センターの開業など、医療を取り巻く環境も変わるなか、乗客がさらに減少基調になった模様です。

4月1日からの新ダイヤも公開されており、南海市駅直通がなくなった分車両のやりくりがしやすくなった日中の増便と終発の繰り上げが行われるようです。  
Posted by わかやま小町 at 21:30Comments(0)和歌山交通ニュース

2018年03月14日

貴志川線でタケノコ掘り!

毎年好評の貴志川線でタケノコ掘り、今年も開催です。
3月15日から申し込み開始となりますので、早めにチェックしてくださいね。

開催日は4月8日(日)・22日(日)、両日とも12:20に伊太祈曽駅集合。四季の郷公園まで徒歩で向かいます。
応募資格は、当日貴志川線に乗車して伊太祈曽駅に来られる方で、定員は各日120名、合計240名。
参加費は中学生以上1,000円(鉄道運賃は別途必要。なお500円分の乗車券引換券がついてきます)。

申込みは3月15日から3月28日(必着)まで。
往復はがきもしくはPC・スマホから申し込みができます。

3月15日に募集ページが開設される予定ですので、それまでお待ち下さいね。
http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/  
Posted by わかやま小町 at 00:11Comments(0)和歌山交通ニュース

2018年03月12日

マエオカテツヤ×貴志川線!「妖怪電車」登場

和歌山市在住の漫画家、マエオカテツヤさんがニュース和歌山に連載している「妖怪大図鑑」と貴志川線がコラボ!
3月17日から4月19日の間、貴志川線に「妖怪電車」が走ります。南海色編成のうち1編成にマエオカテツヤさんの妖怪イラストを70点掲出です。

また春休みクイズラリーも同時開催。クイズシートに、和歌山駅9番乗り場もしくは伊太祈曽駅窓口で乗車確認印を押印してもらい、シートに記載されているクイズと、和歌山・伊太祈曽・大池遊園・貴志の各駅に掲出されているクイズ合計10問にチャレンジ、伊太祈曽駅窓口に持参すると正解数に応じてプレゼントがもらえます!

また3月21日の春分の日は和歌山11:55発の電車が「妖怪電車」としてイベント限定のクイズ大会が開催されるほか、伊太祈曽駅構内が「妖怪基地」として冥途カフェ、妖怪衣装での記念撮影などのイベントも。

なお、妖怪電車は運休日もありますのでご注意を。電鉄ウェブサイトで運行ダイヤを確認できます。

妖怪電車についてはこちら
http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2018/03/10/%e3%80%8c%e5%a6%96%e6%80%aa%e9%9b%bb%e8%bb%8a-in-%e8%b2%b4%e5%bf%97%e5%b7%9d%e7%b7%9a%e3%80%8d%e6%98%a5%e4%bc%91%e3%81%bf%e5%a6%96%e6%80%aa%e3%82%af%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/

3月21日のイベントについてはこちら
http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2018/03/10/3%e6%9c%8818%e6%97%a5%ef%bc%88%e6%b0%b4%e3%83%bb%e7%a5%9d%ef%bc%89%e5%a6%96%e6%80%aa%e9%9b%bb%e8%bb%8a%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88/  
Posted by わかやま小町 at 20:30Comments(0)和歌山交通ニュース

2018年03月07日

ついに和歌山線に新車&ICOCA対応へ

JR西日本は今日、来年春から約1年かけて、和歌山線・桜井線向けの新型車両227系を投入することと、2020年春を目処に同区間でのICOCA等のICカード乗車券の利用を開始することを発表しました。

プレスリリースはこちら
http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/03/page_12012.html

和歌山線は電化以来、常磐線各駅停車で運行されていた103系を改造した105系車両を中心に、国鉄型の車両で運転されてきました。奈良県内の五条駅から東ではJR型の221系の列車もありますが、現在和歌山県内の区間では2両または4両の105系、4両・2ドアの117系に限られています。
これらの列車の老朽化もあり、今回の新型車両導入となったようです。ステンレス車体に緑色がアクセントとなります。新聞報道を見る限り、大阪環状線の新型車両323系に準じた3ドアロングシートのようです。リリースには「紀勢線の一部」でも運転される旨の記載があることから、和歌山-和歌山市間でも運転される模様です。

227系は現在広島地区で活躍している新型車両で、阪和線・きのくに線等で運転されている225系をベースに、地方路線に対応した装備を有しています。今回2両編成を28本投入し、国鉄型の105系・117系で運転されている列車をすべて置き換える見通しです。

また車両にIC改札を設置し、乗車時と下車時にタッチすることでICカード乗車券が使えるようになります。

なお、117系はきのくに線での運用もあるほか、きのくに線紀伊田辺以南で運用されている105系が検査の際は、和歌山線の105系が代走していることからこれらの列車がどのようになるかは不明です。

これで和歌山線・桜井線の快適性が格段にアップしそうですね。  
Posted by わかやま小町 at 19:30Comments(0)和歌山交通ニュース