2013年09月11日

減るか遅延?! 阪和線新運行管理システム、今月28日導入

JR阪和線は「はるか」「くろしお」が乗り入れることもあり、京都や神戸方面での遅れも阪和線に持ち込んでしまうことがあり、遅延が多いという声が多数聞かれます。
阪和線には1994年に運行管理システムが導入されましたが、導入後20年を迎えようとしているなか、先日来システムの更新工事が行われていました。JR和歌山駅の発車案内表示や放送が9月から変更になったことにお気づきの方も多いかと思います。

今日のJR西日本のプレスリリースで、この新しい運行管理システムが今月28日から稼働することが明らかになりました。
JRのプレスでは、主に、
 (1) ダイヤが乱れた時にダイヤの回復を早期化できる
 (2) シミュレーションを行うことで運輸指令の異常時対応能力を向上させることができる
 (3) 阪和線全駅で遅れ時分が表示でき、駅係員にも運行情報を確認できる機器を配備
 (4) 保安性の向上
の4点の改善が期待できるとしています。

また、鳳、東貝塚、熊取の各駅で列車の折り返し設備を整備、既存の折り返し設備とともに活用することで、ダイヤが乱れたときに折り返し運転ができやすくなる利点が上げられています。例えば阪和線の中ほどで何か運輸障害が起こった場合も鳳以北、熊取以南で折り返し運転が可能になり、鳳以北で1時間8本、熊取以南で1時間4本と相当な本数の運転ができるとのことです。さらに折り返し運転が行われている場合、復旧後すぐにその列車を復旧区間に送り込めることから復旧も早まることが期待できます。

これで阪和線の遅延が少しでも減れば、と願いたいですね。

プレスリリースはこちら。
http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/09/page_4431.html

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Posted by わかやま小町 at 23:01│Comments(0)和歌山交通ニュース
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