2012年12月28日

明光バス、白浜~大宮夜行バス参入へ ほか

●明光バス、白浜~大宮夜行バス新設、和歌山市内にもバス停

 明光バスは今日、来春に白浜と大宮を結ぶ夜行高速バスを、西武観光バスと共同で運行する計画を発表しました。

 運行経路は、新湯崎・白浜バスセンター・とれとれ市場前・つぶり坂・田辺駅前・文化会館前(田辺市役所前)・芳養駅前・みなべ役場前・印南(印南SA)・御坊インター前・藤並駅東・海南駅前・高速道和歌山~YCAT(横浜駅東口) ・新宿駅西口・池袋駅東口 ・大宮駅西口・大宮営業所。

 なんと、御坊、有田川、海南、和歌山にも停留所が設けられます。高速道和歌山バス停は、阪和道和歌山インターチェンジ南側、宮街道の上をまたぐあたりになる見込み(付近で路肩が広くなっている付近が道路施設上「和歌山BS(=バス停)」という名称になっています)。
 運賃は曜日別運賃が採用され、和歌山からはYCATが8000円~9500円、新宿・池袋が8500円~10000円、大宮が9000円~10500円となります。
 車両は近鉄バスから移籍した3列独立シート車が予定されています。

 和歌山バスの高速夜行バスとほぼ同等の運賃設定ですが、曜日によっては和歌山バスより割安になります。ただ、高速道和歌山バス停最寄りには路線バスも鉄道の駅もないことから、アクセスの課題が出そうです。

 詳細はプレスリリースを。
 なお、上記は申請時点のものであり、認可時に内容が異なる可能性がありますのでご了承を。

 また、明光バスは、和歌山行き高速バスに近鉄百貨店での喫茶・おみやげ引換券付き往復乗車券を期間限定で導入します。ただし、日帰り便にされることから、白浜・田辺・みなべ地区の利用者向けですね。


●わかやま電鉄、チャレンジ250万人突破「祈念」あと4回きっぷ発売

 わかやま電鉄では、おおむね250万人の乗客により収支均衡に至るとみられることから、貴志川線の未来をつくる会などと協働でチャレンジ250万人キャンペーンを展開しています。沿線住民約8万人が年間4回利用すれば年間250万人に到達することから、4回分のきっぷが特別仕様で登場します。
 その名も「あと4回きっぷ」。貴志川線の170円区間の乗車券が4枚連なった特別乗車券(680円)ですが、たま・ニタマの写真があしらわれたバージョンと、山道軽便鉄道時代の路線図をあしらったバージョンの2種類。もちろん水戸岡氏デザインです。
 元旦から和歌山駅9番ホーム、伊太祁曽駅、貴志駅たまカフェ、いちご電車ネットショップで取り扱いが始まります。

 なお、1月5日には貴志駅でたま駅長就任6周年記念式典も開催予定。

 くわしくはわかやま電鉄webサイトを。

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Posted by わかやま小町 at 21:55│Comments(0)和歌山交通ニュース
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