2021年12月17日

JR西日本、来年3月12日ダイヤ改正発表、和歌山地区は減便傾向続く

JRグループは今日、来年3月12日のダイヤ改正の概要を発表しました。
今年10月のダイヤ改正よりもさらに減便・運転区間の縮小を図る一方、特急を全車指定席にすることで着席サービスの拡大と、接触機会の減少を図ることとしています。

和歌山地区の概要はこちらに掲載されています。和歌山駅発の予定ダイヤも掲載されています。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211217_05_wakayama.pdf

●阪和線
 朝のくろしお6号の運転時間が繰り下げ。
 朝の紀州路快速は和歌山-日根野間を快速運転していますが、和歌山発については全便が和歌山-日根野間各停になります(和歌山ゆきは朝の時間帯に数本快速運転が残ります)。また朝に和歌山発の区間快速が復活します。
 夕方は、和歌山-天王寺の全区間を快速運転する列車が相当削減されます(和歌山発は19時台まで運転なし、天王寺発は18時台まで運転なし)。

●きのくに線
 特急くろしおは全列車が座席指定車になります。
 日中の和歌山-湯浅間の区間運転列車を和歌山-箕島間に短縮。日中は箕島-御坊間が90分空く時間帯があります。
 和歌山発では9時台1本減便し、通学利用が多い17時台に1本増発。

●和歌山線
 平日ダイヤは和歌山発着が1.5往復削減。橋本-五条間も夕方を中心に減便となります。


 新型コロナウイルス感染症拡大とともに鉄道の利用者が大幅に減少したなか、JR西日本は利用実態に合わせた運送形態にすべく、今年3月、10月と相次いで減量ダイヤとしてきました。今回はひとまずの「仕上げ」の感がにじむ内容となっています。

 阪和線は、全線快速運転する列車を削減し、紀州路快速に集約する意図がみえます。先日管理人も平日夕方の天王寺発和歌山ゆきの快速電車を利用しましたが日根野以遠はガラガラでした。快速を原則は日根野止まりにして、和歌山方面は紀州路快速の利用という棲み分けを図るものと思われます。快速の本数が減ることで紀州路快速の所要時間短縮が見込めるというメリットもあります。

 賛否が分かれそうなのがくろしおの全車指定席可です。今回のダイヤ改正できのくに線でのJ-WESTチケットレスサービスが拡大し、指定席が格安で利用できるようになるため、この利用を促進し、利用者の利便性と駅業務の削減を図り、収益性の向上を確保するものとみられます。乗車率が100%を超えることもなくなるため車内環境の向上にもつながることを歓迎する向きもあります。
 ただ、クレジットカードをもっていない人や、インターネットの利用が苦手な人などにとっては特急列車利用のハードルが相当高くなることが考えられます。
 また和歌山県内では特急通勤をされている方も一定数いるため、当面は特急定期券を所持している方は空席に着席できる措置が取られますが、これらの方への施策が今後どうなるのか、JR西日本の取り組みに注目です。

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