2021年05月24日

和歌山県内で進むJR駅の窓口閉鎖・無人化

今年に入ってから、和歌山県内のJR線の駅の窓口閉鎖や無人化が相次いで行われています。

JR西日本は新型コロナ前から、管内の「みどりの窓口」の設置駅を大幅に削減する方針を明らかにしていましたが、新型コロナの影響で業績が急速に悪化していることもあるのか、3月以降、みどりの窓口の閉鎖や、子会社等に委託して時間帯を限定して窓口営業していた駅の完全無人化が進められています。

みどりの窓口が設置されていた駅には、高機能型券売機である「みどりの券売機」「みどりの券売機プラス」が設置されており、乗車券以外のきっぷも購入できたり、一部機種ではオペレーターとのやりとりできっぷを購入できたりといった代替策が採られています。また、特急券のインターネット予約やICカードが県内全域で利用できるようになったことなどで窓口を利用する乗客が減少していることも背景にあるとされています。

人口減少による定期利用者減、高速道路延伸に伴う特急利用者減など、鉄道を取り巻く環境は悪くなる一方。おそらく和歌山県内のJR線もほとんどが赤字と思われます。鉄道を残していくには利用者の側がある程度不便を被らないといけない時代となっているようです・・・。

同じカテゴリー(和歌山交通ニュース)の記事画像
「和歌浦口ゆき」がなくなる!和歌山バス、4月7日ダイヤ改正
JR西日本、特急くろしお運転開始60周年記念企画を実施
和歌山市、新年度予算案公表。市内バス路線は延命か?
わか電、刻印メダル発売開始!
きのくに線白浜以南、輸送密度18%増、ほか
和歌山バス「サウスウェーブ号」プレミアムシート車引退
同じカテゴリー(和歌山交通ニュース)の記事
 毎年恒例!貴志川線でジャガイモほり ほか (2025-05-15 22:45)
 4月29日、ジャンボたま駅長登場?! (2025-04-27 20:00)
 「和歌浦口ゆき」がなくなる!和歌山バス、4月7日ダイヤ改正 (2025-03-27 23:40)
 和歌山バス那賀、4月1日ダイヤ改正 (2025-03-25 19:35)
 わかやま線サイクルトレインプラス 本実施へ (2025-03-10 17:21)
 わかやま電鉄×「夏目友人帳」コラボイベントスタート (2025-02-22 14:30)
Posted by わかやま小町 at 17:19│Comments(0)和歌山交通ニュース
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。