2015年06月24日

和歌山バス一般路線 7月1日ダイヤ改定、一部減便

6月23日夕方以降、7月1日からの和歌山バスの新ダイヤがバス停に掲出されています。
路線の改編といった大きな変化はないようですが、今夜確認できた和歌山駅始発基準では、12時台に0系統南海和歌山市駅ゆきが1本削減、夕方の30系統雑賀崎経由南海和歌山市駅ゆきが33系統の雑賀崎経由新和歌浦止まりに、土休日の62系統急行三木町・屋形町ゆきが1本削減など、乗車率が低い便を間引きするような形となっています。

【6月24日追記】
本日午後、和歌山バス公式サイトで7月1日以降のダイヤが公開されました。
南海和歌山市駅発では、0系統JR和歌山駅ゆきが1本、76系統ふれあいの郷ゆきと84系統川永団地ゆきが数本、和歌山大学前駅西口発着路線では土休日の89系統鳴滝団地、175系統労災病院・坂田、176系統ふれあいの郷ゆきが、和歌山市内では朝夜の本町経由和歌山市駅ゆきがいずれも減便となります。
【6月24日追記ここまで】

先日国土交通省が発表した白書でも触れられていますが、地方の輸送業は人を運ぶ鉄道・バス・船舶事業、荷物を運ぶ運送業とも今後さらに人員不足が激しくなる懸念が指摘されています。和歌山バスでも常時乗務員を募集している状況です。最近教習車をよく見かけますので、一定の成果もでているものと思われますが、和歌山以外の事業者では、乗務員不足を理由とした減便や路線休止などの事例も見受けられるようになっています。

運送業も顧客サービス向上の裏返しで、人員不足が指摘されて久しいですね。大手通販サイトの運送から某社が撤退したのも費用対効果が薄れたことが一因ではという指摘もありますが、ともかく輸送業は厳しい状況に置かれているようです。

和歌山都市圏の公共交通が人員不足による縮小の憂き目に合わないように、少しでも利用を増やしていきたいですね。

同じカテゴリー(和歌山交通ニュース)の記事画像
「和歌浦口ゆき」がなくなる!和歌山バス、4月7日ダイヤ改正
JR西日本、特急くろしお運転開始60周年記念企画を実施
和歌山市、新年度予算案公表。市内バス路線は延命か?
わか電、刻印メダル発売開始!
きのくに線白浜以南、輸送密度18%増、ほか
和歌山バス「サウスウェーブ号」プレミアムシート車引退
同じカテゴリー(和歌山交通ニュース)の記事
 毎年恒例!貴志川線でジャガイモほり ほか (2025-05-15 22:45)
 4月29日、ジャンボたま駅長登場?! (2025-04-27 20:00)
 「和歌浦口ゆき」がなくなる!和歌山バス、4月7日ダイヤ改正 (2025-03-27 23:40)
 和歌山バス那賀、4月1日ダイヤ改正 (2025-03-25 19:35)
 わかやま線サイクルトレインプラス 本実施へ (2025-03-10 17:21)
 わかやま電鉄×「夏目友人帳」コラボイベントスタート (2025-02-22 14:30)
Posted by わかやま小町 at 00:26│Comments(0)和歌山交通ニュース
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。