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和歌山バスと成田空港交通は24日、8月1日乗車分から夜行高速バスにカレンダー別運賃を導入することを明らかにしました。

4月の消費税率引き上げの際には運賃改定はありませんでしたが、今回の運賃改定でも事実上の標準運賃となるAランクは据え置き。繁忙期のSランクはAランク運賃+500円、閑散期のBランクはAランク運賃-1000円となります。なお、往復割引、学生割引は廃止となり、Bランク設定日のみ、学生運賃（大人運賃-500円）が新設定。往復割引の廃止は、利用実態に合わせた改定とみられます。

明光バスがカレンダー別運賃による夜行高速バスで順調な利用を獲得していること、ウィラートラベルなど旧ツアーバスとの競争を意識しての施策と思われます。


※ 今日、和歌山バス那賀が運転士指導計画の未策定を近畿運輸局監査で指摘された旨の報道がありました。運送用車両2両の10日間利用停止の処分が科されたとのこと。実際の運行には影響がないとみられますが、今日付けで発表されたコメント通り、再発防止をお願いしたいところです。