2024年10月23日
和歌山市地域バス、11月から川永・紀伊地区で本格運行開始!
和歌山市は昨日22日、和歌山市地域バスとしては4路線目となる、川永・紀伊地区での本格運行を11月1日より開始することを発表しました。
2022年度に実証運行がおこなわれ、本格運行に値する水準の乗車がありましたが、最も多くの利用者があった大型スーパーが2023年春に閉店したことから、テナントが入れ替わり再オープンした2023年度に改めて実証運行をおこないました。その結果、やはり本格運行の条件を満たす乗車水準となったことから今回の本格運行に至ったものです。
JR紀伊駅と、弘西、永穂、神波と国道24号線と粉河加太線に挟まれた住宅街を通行し、カインズ・mandaiが終点となります。9時台から17時台まで6往復の運行で、運休は年始3日間だけ。運行は和歌山バス那賀が担当します。実証運行時と異なるのは紀伊駅の乗降場所が駅前広場になったこと。和歌山バス那賀が担当することから調整が容易だったものと思われます。
この区間は、大型スーパー開店に合わせて和歌山バス那賀が路線バスを開設し、運行を続けていましたが乗客数が低迷。利用者向けのクーポン券を渡す試みもあったと記憶していますが、乗客は上向かず、廃線となってしまいました。今回の地域バスは路線バスでは入れなかった狭い道路に入ることができるため、高齢化が進む地域にとってはありがたい交通手段になるのではないかと思われます。
一方で、南海和歌山市駅と紀伊駅・川永団地を結ぶ和歌山バス六十谷線は廃止の議論が出てきています。和歌山市が補助金を支出することでとりあえず廃止は先送りになっていますが、地域バスとの兼ね合いを考えると予断は許さない状況といえるかもしれません。
記者発表PDFはこちらから。
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/057/677/20241022-2.pdf
2022年度に実証運行がおこなわれ、本格運行に値する水準の乗車がありましたが、最も多くの利用者があった大型スーパーが2023年春に閉店したことから、テナントが入れ替わり再オープンした2023年度に改めて実証運行をおこないました。その結果、やはり本格運行の条件を満たす乗車水準となったことから今回の本格運行に至ったものです。
JR紀伊駅と、弘西、永穂、神波と国道24号線と粉河加太線に挟まれた住宅街を通行し、カインズ・mandaiが終点となります。9時台から17時台まで6往復の運行で、運休は年始3日間だけ。運行は和歌山バス那賀が担当します。実証運行時と異なるのは紀伊駅の乗降場所が駅前広場になったこと。和歌山バス那賀が担当することから調整が容易だったものと思われます。
この区間は、大型スーパー開店に合わせて和歌山バス那賀が路線バスを開設し、運行を続けていましたが乗客数が低迷。利用者向けのクーポン券を渡す試みもあったと記憶していますが、乗客は上向かず、廃線となってしまいました。今回の地域バスは路線バスでは入れなかった狭い道路に入ることができるため、高齢化が進む地域にとってはありがたい交通手段になるのではないかと思われます。
一方で、南海和歌山市駅と紀伊駅・川永団地を結ぶ和歌山バス六十谷線は廃止の議論が出てきています。和歌山市が補助金を支出することでとりあえず廃止は先送りになっていますが、地域バスとの兼ね合いを考えると予断は許さない状況といえるかもしれません。
記者発表PDFはこちらから。
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/057/677/20241022-2.pdf
Posted by わかやま小町 at 18:05│Comments(0)
│和歌山交通ニュース
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