2024年03月18日

和歌山バス那賀、3月16日ダイヤ改正、熊取発が繰り下げ!

和歌山バス那賀は3月16日に一部ダイヤ改正をおこないました。

ここ最近の各バス会社のダイヤ改正は本数の減便や終発の繰り上げなどが行われていますが、今回の和歌山バス那賀のダイヤ改正では一部路線で終発の繰り上げ、JRダイヤ改正に合わせたとみられる一部の便の移動など小幅な改正にとどまっています。
なお、従来は紀伊駅前から近大付属校への乗車ができなかった急38系統に紀伊駅前からの乗車ができるようになっているようで、ダイヤ検索で出てくるようになっています。路線図の表記は今のところ変わっていないのですが、もしそうなら近大付属校行きの方は便利になりますね。

特筆すべきは、粉河駅前から熊取駅前を結ぶ粉河熊取線の最終便が30分繰り下げられ、平日の熊取駅発の最終は22:35となったこと。阪和線の和歌山行きの快速電車から乗り継ぎができるのですが、この快速電車に和歌山駅まで乗り続け、和歌山線に乗り換えて粉河まで向かうより、この最終バスに乗り換えたほうが30分も早く粉河駅に到着できます。時と場合によってはかなり有益な乗り継ぎができそうです。

また同日からバスロケーションシステムの運用が始まっています。紀伊粉河線、岩出樽井・岩出りんくう線、粉河熊取線の3路線の運行情報が確認できます。
実はICカード導入時にはGPSが各車両に取り付けられており、3年程前に那賀営業所に仕事で出向いたときに大型モニターにリアルタイムのバスの位置が表示できるようになっていまして、バスロケの導入も時間の問題かとは思っていたのですが、ちょっと時間がかかりましたね。。。
和歌山バスのバスロケーションシステムに追加される形になっており、両社の路線が重複する紀伊団地-紀伊駅前間は双方のダイヤも表示されます。

和歌山バスは4月1日ダイヤ改正の方向とうかがっています。廃止を前提としていた雑賀崎循環、六十谷、鳴神の3路線に対する和歌山市の支援補助金を含む新年度当初予算が21日に採決が行われる見込みで、可決されれば支援補助金の執行が事実上確定しますので、その後新ダイヤが公開されるものと思われます。なお、雑賀崎近辺にお住まいの方によると現行ダイヤより若干の減便が予定されているとのことです。
 

   
Posted by わかやま小町 at 21:19Comments(0)和歌山交通ニュース