2020年11月17日

実は最強?kinoca定期

和歌山バスと和歌山バス那賀が今年4月から導入したICカード乗車券「kinoca」。

kinocaに定期券機能を付与する場合、従来までの区間定期ではなく、金額式定期。
紙の定期券は乗車できる区間が決まっていて、その区間内の相互移動ができる定期券でしたが、金額式定期は例えば240円区間定期であれば「乗車してから240円までの区間乗車できる」ことが定められているだけで、どこから乗車してもOK、なんですね。

ということで、南海和歌山市駅やJR和歌山駅などターミナルで乗り換える経路で定期券を発行してもらう場合、従来は、Aバス停-南海和歌山市駅-Bバス停という経路で定期券を作成すると乗り継ぎを前提とした価格設定となっていました。kinoca定期の場合、A-南海和歌山市駅もしくは南海和歌山市駅-Bどちらか高い方の運賃区間に乗車できるkinoca定期を持てば、A-南海和歌山市駅-Bの経路でkinoca定期が利用可能(AからBに至るまで2回kinoca定期を利用する形になります)。

kinoca定期の場合、乗り越し精算は100円未満でも100円が引き去られるほか、土休日に家族で利用した場合の環境定期券制度は使えないなどの制約はありますが、使いようによっては非常にお得に移動ができる可能性があります。特に途中で乗り換えが必要な経路で通勤される方、ぜひ検討してはいかがでしょうか。

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 便利な乗車券(更新しました) (2015-06-20 00:40)
Posted by わかやま小町 at 23:12│Comments(0)便利な乗車券
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