2020年01月12日

和歌山県庁、昨年度の公共交通資料集発表

和歌山県庁は1月10日、県内の公共交通機関資料集の2018年度版を公開しました。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020500/book.html

このなかに掲載されている、路線バスの乗車密度(1日・1kmあたりの平均輸送人員)のうち、和歌山市内に乗り入れている一般路線バスの乗車密度を抜き出しました。以下のURLに過去5年間の比較表を載せています。全般的に上昇傾向にあるようです。
http://ocean547.net/wap/pdf/20200112.pdf

上記掲載以前の数字はこちらに掲載しています。
http://ocean547.net/wap/pdf/20161101.pdf  
Posted by わかやま小町 at 19:21Comments(0)和歌山交通ニュース

2020年01月06日

和歌山バスはどんなICカードシステムになる?予想しました

先日、和歌山バス・和歌山バス那賀が今年4月からICカードシステムを導入することを発表しました。バス車内でもアナウンスがはじまっています。
いま手元に入っている情報などから、どのような仕組みになるか予想してみます。

●独自カード?
 和歌山バスがICカード乗車券の名称とみられる商標登録をおこなっていることが確認されていること、和歌山市が「福祉バスカードなど市の施策として発行しているバスカードのIC化を予定」していることなどから、南海バス「なっち」などの他事業者のシステム活用などではなく、独自のICカードを発行することは確実とみられます。
 現行の磁気式バスカードの利用を今年9月いっぱいで取りやめる計画であることから、バスカードで実施中のプレミア(一般バスカードで10%、昼間バスカードで11.5%)は、例えばICカードに1000円現金チャージすれば1100円分利用できるなどのような形で引き継がれる可能性が考えられます。なお、現行の1日券は磁気式ですが、これは紙式にすることで対応できそう(コストも安くなります)。

●定期券もIC化?
 和歌山バスのプレスリリースでは現行の紙式定期券の販売も今年3月末で終了するとしていますので、おそらく定期券もIC対応するものと思われます。JRや南海との連絡定期券をお持ちの方はより便利になりそうです。

●他のICカードは利用できる?
 和歌山市が今年度の予算発表の際に、インバウンド向けに販売されているICOCAベースの「KANSAI ONE PASS」への対応を予定、としていること、国土交通省の交通系ICカード普及方針などから、ICOCA、PiTaPaをはじめとした、いわゆる「10カード(※)」はそのまま和歌山バス・和歌山バス那賀でも使える可能性が高そうです。
 逆に、和歌山バス・和歌山バスのカードを10カードエリアで使うことは難しいものと思われます。10カードの「片乗り入れ」になりそうです。

※10カードとは…Kitaca(JR北海道)、Suica(JR東日本)、PASMO(首都圏私鉄・地下鉄)、TOICA(JR東海)、manaca(中京圏私鉄・地下鉄)、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA(JR九州)、nimoca(西日本鉄道)、はやかけん(福岡市交通局)の主要交通系ICカードの総称


これら詳細については今年2月中に発表されるとのこと。発表されましたら当ブログでもご紹介いたします。  
Posted by わかやま小町 at 17:14Comments(0)和歌山交通ニュース

2020年01月06日

ニタマ電車、2021年デビューを予定

和歌山電鉄は1月5日、貴志駅でたま駅長就任13周年記念式典を開催しました。
今年の目玉はなんといっても「ニタマ電車」のデザイン発表。

昨日現場にいらっしゃった方によると、クラウドファウンディングを活用しながら改造資金を集め、2021年3月デビューを計画している旨の発言があったとのことですが、今日更新された和歌山電鐵の小嶋社長のメッセージにはデビュー期日の記載はありませんでした。
https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2020/01/06/%e3%83%8b%e3%82%bf%e3%83%9e%e9%9b%bb%e8%bb%8a%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e7%99%ba%e8%a1%a8%ef%bc%81-%e2%80%95%e8%b2%b4%e5%bf%97%e9%a7%85%e9%95%b7%e5%b0%b1%e4%bb%bb5%e5%91%a8%e5%b9%b4/

今年8月10日に確定版の内外装デザインと、クラウドファウンディングの詳細を発表する予定とのことですが、いまのところは、
(1)貴志川線の黒字化を願って黒地の車体にする
(2)デザインは今回も水戸岡鋭治さんが担当する
(3)しっぽがつけられないか検討している(昨日現場での発言から)
(4)(小嶋社長は)2021年3月のデビューを目指している(でも確定ではなさそう)
ということが決まっているようです。

貴志川線には2両編成が6本在籍していますが、未改造なのは2272編成(チャギントンラッピング広告)、2274編成(動物愛護ラッピング広告)の2本のみ。イメージイラストには「2702」の車番が記載されていることから、チャギントンラッピング広告編成が改造を受ける可能性が高そうです。
動物愛護ラッピング広告は2018年6月から3年間の契約ですので、2021年のデビューには間に合いません。チャギントンは、和歌山電鐵の親会社の岡山電気軌道が出稿していますので、比較的自由が効くという事情もありそうです。


なお、昨年の貴志川線まつりの際に発表された「枕木オーナー制度」については、その後貴志川線運営委員会で提案のあった「つり革オーナー制度」と合わせて現在制度設計中。年度内に開始できるよう準備を進めているとのことです。

インバウンド需要が一巡し、沿線の就労人口の減少に気象災害も重なって赤字に転落している貴志川線。「乗って応援」のほか、サポーターや寄付など様々な形で応援する仕組みが準備されています。沿線のみなさんも鉄路を残すためにできることに取り組んでいきたいですね。  
Posted by わかやま小町 at 16:45Comments(0)和歌山交通ニュース