2018年01月17日

来年度にも実現するか、路線バスでのICカード利用

今日から、2018年度和歌山県当初予算の「知事査定」が始まった、と報道がありました。
 http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044399971.html
 http://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=46784
 http://wbs.co.jp/news/2018/01/17/114169.html

奇しくもトップバッターは総合交通政策課の新規事業案で、県内の路線バスでICカード決済が利用できるとともに、スマートフォン等でバスの現在位置を把握することができるシステムの導入支援事業とのこと。

昨年度末に策定された「和歌山県長期総合計画(2017年~26年度)」において、JRきのくに線の特急停車駅から接続する路線バスでICカード決済が利用できるよう整備を図ることが明記されており、さっそく事業化を目指したものとみられます。

あくまで今回の事業は「導入の支援」であることから、県が主導的な立場を取るものではなく、事業者が導入を決めた際にその費用の一部を補助するものと思われますが、やはりトップバッターは県都である和歌山市内を走る路線バス、ということになるのでしょうか。
それにしては当局の要求額は1300万円あまりということで、他都市のICカードシステム導入支援事業と比較すると、やや少なめにみえます。

まず、知事査定を無事通過するか、そして2月県議会に無事に上程されるのか、要注目です。  
Posted by わかやま小町 at 23:45Comments(1)和歌山交通ニュース