2017年11月21日

南海本線、11月23日から通常ダイヤに

●南海線、11月23日から通常ダイヤに
 南海電鉄は今日、先月の大雨で橋梁が損傷し一部区間が単線運転となっていた南海本線について、橋梁の仮復旧が完了し、11月23日始発から通常ダイヤでの運転となることを発表しました。
 http://www.nankai.co.jp/traffic/info/transfer.html

 なお、当該橋梁では、来年5月までを目処に橋脚を新規に設置するほか、大雨で流量が多くなったときに川底の土砂が削り取られる「洗掘」対策をすすめるなどの対策をおこなうこととなっています。

 当初は年内の復旧も困難ではという見方もありましたが、台風災害から約1ヶ月での復旧ということで、関係者のみなさまおつかれさまでした。
 これにともない、JR阪和線、和歌山バスによる振替輸送は11月22日で終了となります。

 また上古沢駅付近の地すべりの影響で今なお運転を見合わせている高野線ですが、現在地質調査が行われているとのことで、復旧の目処は立っていません。


●「よんたまサンタ」登場!
 和歌山電鐵では、貴志川線の未来をつくる会の協力で、恒例の伊太祈曽駅イルミネーションを11月26日(日)から1月12日(金)の間の17時半~23時に点灯します。
 初日の11月26日は17時半に「点灯式」を開催し、駅長見習いの「よんたま」が初めてサンタ姿で点灯の大役を務めることになります。
 約5500個のLEDで彩られる伊太祈曽駅に是非お出かけください。  
Posted by わかやま小町 at 21:15Comments(0)和歌山交通ニュース

2017年11月10日

南海線は11月11日から増発、高野線は年内絶望?

南海電鉄は今日、台風による橋梁損傷のため単線運転となっている樽井-尾崎間について、明日11月11日より増発をおこなうことを発表しました。これにより、和歌山市-樽井間は概ね毎時4往復の運転になり、朝夕には和歌山市発着の急行も再開されます。
なお、引き続き特急サザンは運休。また朝ラッシュ時のバス代行は今日10日で終了となります。
 http://www.nankai.co.jp/traffic/info/transfer.html

一方、上古沢駅での土砂流出で不通が続いている高野線の高野下-極楽橋間については、現場付近で広範囲にわたって地すべりが発生している可能性があることがわかり、詳細な調査と対策が完了するまでは運転再開が困難な状況であることも合わせて発表されました。
観光列車「天空」は年内の運休が決定していることから、年内の運転再開は非常に困難な状況であると推察されます。

なお、橋本駅から高野山駅まで代行バスが運行されていますが、秋の観光シーズンと重なったこともあってか、土休日には3時間程度かかる便もあるようです。
九度山町内の国道370号線が大雨で被災し通行止めになっていることから、高野山方面への交通が国道480号線と広域農道「フルーツライン」に集中しており(フルーツラインは大型車の通行が困難なため代行バスは国道480号線経由)、曜日や時間帯によっては相当混雑しているとのこと(九度山町内の被災現場のガードマンの方からの情報)。
秋の観光シーズン、非常に痛いところですが、状況が状況だけにやむを得ませんね・・・。  
Posted by わかやま小町 at 21:15Comments(0)和歌山交通ニュース