2017年10月28日

南海線はまず単線で運転再開へ

南海電鉄は今日、台風21号による大雨の影響で運休がつづいている樽井-尾崎間について、被害がなかった上り線を使って単線での運転再開に向けた作業を進めていることを正式に発表しました。
http://www.nankai.co.jp/var/rev0/0007/9392/saikaimikomi.pdf

樽井駅での難波方面への折り返し線を活用することで、新たに渡り線を設けることなく実現させる見通しで、保安設備の準備と当局の確認ののち、できるだけ早く運転を再開させる方針。概ね毎時2往復の普通車(朝夕には区間急行も)を運転できる見込み。これだけでも現行の代行バスよりも輸送力は向上しそうですね。
なお、今回被害を受けた下り線は1ヶ月程度で仮復旧の見通しとのことです。


一方、上古沢駅で路盤流出があった高野線ですが、最大80cmほどの高さの路盤が流出しており、復旧の目処は今のところ立っていないとのことです。  
Posted by わかやま小町 at 20:22Comments(0)和歌山交通ニュース