2016年08月10日

くろしお停車駅でICOCA利用スタートほか

JR西日本は昨日、JRきのくに線の「くろしお」停車駅でICOCAをはじめとした全国共通利用が可能な交通系ICカードの利用をスタートすることを発表しました。対象は箕島、藤並、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺、白浜、周参見、串本、古座、太地、紀伊勝浦、新宮の13駅。今年12月からの利用開始を予定しています。

利用できるのは、近畿圏のICOCAエリアと13駅の相互、13駅内の相互利用の場合です。天王寺-紀伊田辺、御坊-紀伊勝浦、といった形ですね。普通・快速電車での利用でもOKとなりますので、和歌山から海南の各駅と箕島・藤並・湯浅・御坊…の13駅との間をICOCAで乗車することも可能になります(なお、ICOCA定期券の発売はありません)。

e5489サービスによる割安なe特急券の利用もできますが、これで、仮にチケットレス特急券が導入されれば、くろしお停車駅~東海道・山陽新幹線(EX-IC)がオールチケットレスで利用することが可能になり、券売機に並ぶことがなくなるのですが、そこはどうなるでしょうか。

プレスリリースはこちら:和歌山県内の特急 「くろしお」号停車駅で、ICOCAがご利用できるようになります!
http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/08/page_9077.html


そして今日、JR和歌山線沿線の県立学校とのコラボ企画が発表されました。
各高校最寄り駅でのマナー向上のPR、各学校の音楽系サークルによるミニライブのほか、9月4日には和歌山-橋本間で電車内で高校生によるライブが楽しめる臨時列車「アートトレイン」が運行されます。
昨年、県立和歌山高校のサークルがクリスマスに合わせてライブを実施していますが、和歌山高校の生徒会(生徒有志だったかもしれません)が和歌山市「わかやまの底力・市民企画提案実施事業」に申請し、採択された企画の一環のようです。

プレスリリースはこちら:9月4日(日曜日)和歌山線に「アートトレイン」が走ります!
http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/08/page_9081.html


もうひとつ、県立那賀高校の放送部の映像作品が高校文化祭などで高い評価を受けていますが「TSUBASA PROJECT」名義で、「ぼくらの和歌山線プロジェクト」と題して、和歌山線沿線の魅力を発信するミニ動画が制作されています。和歌山駅でもポスターの掲出のほか、その動画が流されています。同部のウェブサイトによると第二弾のメイキングが掲載されていますのでこちらもご紹介します。本編は和歌山駅でご覧ください(いつの間にか中央改札にでっかい液晶ディスプレイができててびっくりしました…)。
http://naga-bcc.com/tsubasa-project/bokurano_jr/  
Posted by わかやま小町 at 18:33Comments(0)和歌山交通ニュース